サロンのようにきれいに脱毛するには、家庭用脱毛器を使う方法がいいって聞いたけど、なんだか難しそう。
vioは腕や脚と違ってやりにくい部分だから、やり方にはコツが必要なのよ。
家庭用脱毛器でのvio脱毛のやり方を部位ごとに解説
vioと一言でいっても部位が3カ所に分かれています。 ここではvioの場所とそれぞれに合ったセルフ脱毛のやり方を紹介します。そもそもvioってどこの部分?
vioとは3つの部位をまとめた言い方です。 それぞれの場所は以下のように分けられます。- Vライン:小さめのショーツを履いたような、三角形で結べるラインの内側をいいます。 足の付け根から腰骨にかけてのラインを結んだ、ショーツで隠れるあたりの場所です。
- Iライン:女性器周りの粘膜に最も近い部分です。 女性器をiに見立てて、その周辺のラインのことをいいます。
- Oライン:肛門周辺の場所です。 お尻と足の付け根に近い部分まで範囲が及ぶことがあります。
vio全ての場所の前準備と注意点
家庭用脱毛器を使ってvio脱毛する前には準備が必要よ。 実際に脱毛に入る前に気をつけるべき点もあるから確認してね。
テスト照射をする
体の中でも腕や太ももの内側、といった柔らかいところでまずは照射してみましょう。 これは痛みに耐えられるかを確認するだけではなく、家庭用脱毛器の照射レベルが肌に過剰な負担をかけていないかを確認する作業でもあります。 敏感肌の場合、脱毛器の照射熱に耐えられずヤケドのように水ぶくれになることもあります。 vioは体の中でもデリケートな部分なので、事前に自分の肌質を確認してから脱毛することが大切ですよ。脱毛する場所を清潔にする
家庭用脱毛器での脱毛は手軽に行えるとはいえ、肌へのダメージも少なからずあります。肌が汚れた状態でダメージを受けてしまうと、毛穴に膿ができるといったトラブルにつながることも。 せっかく脱毛して肌をきれいにしたいのに、別の肌トラブルを起こしてしまったら台無しですよね。 トラブルを事前に防ぐためにも、脱毛の前には清潔なコットンで消毒、シャワーで脱毛箇所をサッと洗い流すなどしてから脱毛を開始しましょう。
脱毛範囲をハサミでカット、シェーバーなどで剃って毛を短くする
あらかじめ毛を短くする理由は、ヤケドや痛みを防ぐためです。 家庭用脱毛器のほとんどは、光が毛根の黒色のメラミンに反応してダメージを与える方式をとっています。 そのため、毛が伸びていると狙いたい毛根ではなく表面に出ている毛に反応してしまうのです。 長い毛に光が反応すると、その部分に熱の反応が伝わってヤケドする恐れもあります。 事前に数ミリくらいにカットすることが望ましいのです。 VIO脱毛前の自己処理については、こちらの記事で詳しく紹介しています。 自己処理の出来で効果は変わってくるので、しっかりとポイントを抑えて行ってください。vラインやiラインはお風呂の椅子のような低い椅子に腰かけて、鏡を前に置いて剃っていきます。 oラインは、鏡を床に置きお相撲さんのように四股を踏むように鏡をまたぎながら剃ると安全ですよ。
清潔な冷やしタオルや保冷剤を用意する
家庭用脱毛器は、毛根に光からの熱を加えて毛の成長を抑える脱毛器です。 そのため、照射したあとは熱さによる痛みを感じることがあります。 痛みを軽くしてヤケドを防ぐためにも、冷やしたタオルや保冷剤を必ず用意しましょう。vラインの脱毛のやり方
- 脱毛の範囲を決める
- 冷やしタオル、もしくは冷却パッドなどで脱毛箇所を数秒冷やす
- 肌に垂直に機械をあてて照射する
- 冷やしタオル、もしくは冷却パッドなど脱毛箇所を数秒冷やす
- 刺激の少ないボディローションのようなもので保湿する
iラインの脱毛のやり方
- 白(もしくは淡い色)のショーツを履く
- 足をM字に大きく開き、脱毛器を持つ手の反対側の手で肌を広げる
- 冷やしタオル、もしくは冷却パッドなどで脱毛箇所を数秒冷やす
- 肌に垂直に脱毛器を当てて照射する
- 冷やしタオル、もしくは冷却パッドなどで脱毛箇所を数秒冷やす
- 2~5の手順を左右行う
oラインの脱毛のやり方
- 鏡を床に置く
- お相撲さんの四股の要領で大きく足を開きながら鏡をまたぐ
- 冷やしタオル、もしくは冷却パッドなどで脱毛箇所を数秒冷やす
- 肌に垂直に脱毛器を当てて照射する
- 冷やしタオル、もしくは冷却パッドなどで脱毛箇所を数秒冷やす
家庭用脱毛器を使ったvio脱毛は痛い?傷みを軽減させる方法を解説
家庭用脱毛器を使ったvio脱毛は痛いって聞いたことがあるから怖いです。
確かに、効果があっても脱毛するたびに痛い思いをするのは嫌ですよね。 でも、ちょっとしたコツで痛みを軽くする方法がありますよ。 痛みをなるべく抑えるためのコツを紹介するので、試してくださいね。
シェーバーで毛を短くカットする
脱毛は、光を当てて黒色のメラニンに熱反応が起きるときに痛みが発生します。 このときに毛が伸びている状態で脱毛を行うと、毛根以外の場所に反応して痛みが強く出てしまうのです。 それ以外にも、ヤケドの原因になることがあるため、脱毛に適した長さに整えてから行うようにしましょう。低い照射レベルから始める
すぐに効果を出したくていきなり高い照射レベルから始めてしまうと、痛みで挫折してしまうことも。 家庭用脱毛器で脱毛の効果を出すには、ある程度の回数と期間が必要です。 続けていくためにも、慣れないうちは低い照射レベルから始めるのがポイントです。 低い照射レベルでも何度か処理しているうちに毛が細くなって、痛みも減っていく傾向があります。 回数をこなして慣れてから照射レベルを上げると、痛みを感じにくいですよ。照射前後は冷却する
照射の直前と直後に脱毛箇所を冷やすと、肌が軽い麻痺状態になるために痛みを感じにくくなります。 家庭用脱毛器は毛根に熱を加えて脱毛効果を出すので、冷やし過ぎは効果が落ちてしまいます。 冷やすといっても数秒程度に抑えるようにしましょう。生理前から生理中は脱毛を行わない
生理前や生理中は肌が敏感になっているため、痛みを感じやすい傾向にあります。 そのため、この時期の脱毛は避けたほうがいいです。 また、肌が敏感になっているということは、肌トラブルが起こりやすい状態でもあります。 肌へのやさしさを考えて、脱毛は生理が終わってからにしましょう。普段から保湿を心がける
肌は乾燥すると外からの刺激に弱くなるため、普段から保湿を心がけると、痛みを軽くできます。 家庭用脱毛器で脱毛をすると肌が熱を持ち乾燥しやすくなるため、とくに脱毛直後は念入りな保湿が必要です。家庭用脱毛器を使ったvio脱毛の注意点
脱毛する手順はわかったけど、脱毛後はどんなことに気をつけたらいいのかしら?
誰でも気軽にできる家庭用脱毛器とはいえ、注意を怠ると重大な肌トラブルを引き起こすこともあるわよ。注意点をしっかり読んでね。
清潔にして肌への刺激は与えない
脱毛後の肌は軽くヤケドをしたような、熱を持った敏感な状態です。肌が敏感な状態で強くこすったり汗をかいたりしてしまうと、雑菌による赤みやかぶれの原因になってしまいます。
痛みが引かないといったこともあるので、脱毛後は汗などをかかないようにして清潔に保ち、こするといった刺激を与えないようにしましょう。脱毛後はお風呂に入らない
上でも説明しましたが、脱毛後の肌は熱を持っている状態なので、必要以上に温めることもよくありません。 そのため、脱毛した日は湯船につかることは避けて、シャワーだけで済ますといったことが大切です。保湿を心がける
脱毛直後は普段より乾燥しやすい状態なので、念入りに保湿する必要があります。 乾燥していると、かゆみの原因や次の脱毛の際に痛みを感じやすくなるといったこともあるので、保湿は絶対にしてください。 iラインやoラインはデリケートな部分なので、刺激の少ないベビーオイルや敏感肌用ローションなどを使うことをおすすめします。当日の飲酒、運動は避ける
入浴と同様に、飲酒や運動も肌の温度を上げる原因になるため、避けたい行動です。 とくに運動は肌の温度が上がるだけではなく、汗によるかぶれの心配があります。赤みが引かないといったトラブルが起こると、脱毛を続けることが難しくなってしまうわよ。
お酒を飲む機会や運動する日と、脱毛の日がかぶらないようにスケジュールの調整をしなくちゃね。
家庭用脱毛器のvio脱毛できれいに仕上げるコツとは
できればサロンに近いくらい、きれいに脱毛を仕上げたいですよね。 家庭用脱毛器は効果があるとはいえ、vioは手が届きにくい難しい場所でもあります。 きれいに思った通りに仕上げるためには、ちょっとしたコツがあります。 ぜひ参考にしてくださいね。vラインのデザインは白い布を使う
vラインの脱毛は目で見える範囲のため、形が気になってしまうもの。 こんなはずじゃなかった…。とならないために、前もって脱毛する範囲を白い布で決めておくといいですよ。 白い布は脱毛器の照射を防げるので、デザインにこだわりたい人はぜひ使ってほしいアイテムです。 残したい部分があるときや、三角形や四角形、ハート形などのデザインにしたい場合は、目視で検討して処理するよりもきれいに仕上がりますよ。oラインは鏡を使って脱毛する
oラインはのぞき込みながら脱毛するのはとても大変なため、鏡を使って処理します。 手順のところでも載せましたが、鏡をまたいで四股を踏むような体制をとります。 その状態で確実に毛を処理していきましょう。 見やすいように大きめの鏡を用意できると、処理にかかる時間も短縮できますよ。前準備のシェービングに使うシェーバーにこだわる
前準備に使うシェーバーをvio専用のものにすると、脱毛ムラを防ぐことができます。 vio専用のシェーバーは太い毛を確実に処理することができ、細かい部分もやりやすい形状のため、毛の長さを均等にそろえることが簡単です。 脱毛の効果をあげるためにも、前準備にvio専用シェーバーを使うとサロンに近い仕上がりにすることが可能ですよ。細かい部分もきれいに照射できる家庭用脱毛器を選ぶ
家庭用脱毛器によっては照射範囲が変わるため、vio脱毛に合った細かい範囲の照射が可能なものを選ぶのがおすすめです。 vioは腕や脚と違って肌が柔らかく、入り組んだ部分が多い場所です。 広範囲対応の家庭用脱毛器だと、入り組んだ部分に光が届かないといったことも考えられます。 また、vioは粘膜に近いので照射を避けたい部分です。 このことからも細かい部分も難なく照射できる家庭用脱毛器のほうが、きれいに仕上げられます。家庭用脱毛器を使うことのメリットとデメリット
家庭用脱毛器は手軽にできそうだけれど、サロンの施術と比べてどんなメリットがあるのかしら。
家庭用脱毛器のメリットとデメリットを知っておけば、自分に合わせた脱毛方法が選べるわよ。 具体的に紹介するから、確認してみてね。
家庭用脱毛器のメリット
家庭用脱毛器のデメリット
vio脱毛に適した家庭用脱毛器の選び方
家庭用脱毛器はたくさん種類があって、どれがvioに合っているか分かりづらいですよね。 迷ったら下のような基準で選ぶといいですよ。細かい範囲の照射が可能かどうか
上でも載せましたがvioの脱毛には細かい範囲の照射が必要です。 そのためにも、狙った場所にピンポイントで照射できるかが1つのポイントとなります。パワー調整がついているかチェックする
vio脱毛は、脇や脚よりも脱毛の痛みを感じやすい部分のため、パワー調整ができるものがおすすめです。 慣れないうちから最大パワーで処理を始めると、痛みのあまり脱毛を続けられなくなってしまうことがあるからです。 痛みを感じるうちはパワーを弱めて処理をしていけるように、パワー調整ができるものを選びましょう。vio脱毛におすすめの家庭用脱毛器はコレ
では、実際におすすめの家庭用脱毛器はどのようなものなのでしょうか。 2つあげますので参考にしてみてくださいね。ケノン
家庭用脱毛器の代表選手といえばケノンです。 通販の売上でも1位を獲得していて、家庭用脱毛器を検討している人なら一度は聞いたことがあるかと思います。 迷ったらケノンを買えば間違いない、といえる商品ですね。 ケノンには数種類のカートリッジが付属されていて、場所に合わせて変えることで最も適切な照射が可能です。 vioの脱毛も可能な上、しっかり照射部分に肌が密着していないと光が出ない安全設計。 照射レベルも10段階あるので、細かな設定が可能です。 冷却装置はついていませんが、裏を返せば余計な機能をつけずに脱毛に特化した脱毛器だともいえます。 安心の日本製で、家庭用脱毛器の中でも効果が高い機種として信頼があります。LAVIE(ラヴィ)
vio脱毛ができる家庭用脱毛器として知られているのがLAVIEです。 持つ部分の機械が200gと軽く、処理のときに手が疲れないのがポイントです。 照射レベルは7段階と分けられていて、自分に合わせてレベルを変えられます。 業界最高レベルの照射パワーは、サロンに近い効果を望めますよ。持つ部分が軽いのはストレスが少なくていいわね。
vio脱毛のQ&A
家庭用脱毛器を上手に使ってvioをきれいしよう
家庭用脱毛器でvio脱毛を行うには、ちょっとしたコツをつかめばきれいにできます。 永久脱毛は不可能ですが、数カ月処理をしなくても済む状態になれば日々の処理の煩わしさから離れられますよ。誰でも使える家庭用脱毛器だけど、脱毛の効果を最大限に引き出すためにはやり方と注意点を守ることが大切よ