ワキガ治療

ワキガ治療は病院の何科がベスト?治療方法や予防方法も紹介

調査員:みさき
自分のワキのニオイについて、
「自分が臭う気がする」
「自分と話している人が顔をゆがめることがある」
そんな場合は、「腋臭症」という疾患かもしれません。
ワキガは自己流で直そうと思っても効果が出にくいので、病院へ行くことをおすすめします。
このページでワキガ治療の診療科目について解説いたします。

ワキガの治療で、どんな病院へ行ったらよいのか、わかりにくいわよね。

病院でのワキガ治療はどのようなものなのか、何科にかかればよいのかなどを解説します!

ワキガの治療は病院へ!でも何科にかかるのがよいの?

ワキガは臭いのトラブルが元の病気で「腋臭症」とも呼ばれます。

臭いのトラブルのため、どの診療科を受診したらよいのか迷ってしまうのも事実です。
ここではワキガの治療をしている診療科について解説します。

皮膚科もしくは形成外科で治療可能

ワキガは、皮膚科か形成外科で治療が可能です。
ワキガの症状は、自分では判断がつきにくいこともあります。

そのためにも病院で診断してもらった方が、

ワキガかどうか
症状の強さはどれくらいなのか

などの気になることがはっきりわかるといえるでしょう。

どちらの科も治療の方法は病院によって差があるため、受診する際はワキガの治療を行っているかどうかを事前に電話などで確認しておいた方が安心です。

病院で受診するため、ワキガの診断だけでも初診料がかかります。

形成外科と整形外科は違うので気をつけましょう。

美容外科クリニックでもやっている

ワキガの治療は美容外科クリニックでも受けられます。

美容外科クリニックで受けるカウンセリングは無料のところがほとんどですが、保険診療が受けられないケースがあるため、治療費用は高めです。

保険診療の対象となっている治療方法でも、美容クリニックで保険診療が可能かどうかを確認しましょう。

美容外科クリニックでのワキガの治療方法は種類が多く、施術後のダウンタイムがないものや、傷が全く残らないもの、子どものワキガなどにも幅広く対応しているといえます。

保険治療が可能なものもある

ワキガの治療の中でも「皮膚切除法」と「皮弁法(ひべんほう)」が保険適用される治療方法です。
皮膚切除法はその名の通り、わきの下の皮膚を切除する方法です。

臭いの根本を取り除けるので確実性がありますが、感染の合併症や血腫などのデメリットが生じやすいため、現在はあまり見かけない治療方法です。

皮弁法については下の章でご紹介しますね。

これらの治療方法で保険適用となるためには「他人に迷惑をかけるような強い臭い」であることが保険診療の条件です。

自分で「なんとなく臭うかも」という程度では、保険診療の対象とならないことがあるので注意が必要です。

ワキガの治療方法は主に6種類

ワキガの治療は昔からあるものと、その治療のデメリットを排除した新しい技術のものがあります。

治療といってもさまざまです。自分に合ったものがここで見つかりますよ。

手術で根本的に解決

手術で臭いの元となる汗腺を切除する方法です。
皮弁法や剪除法(せんじょほう)といわれるもので、保険適用されます。

皮弁法は皮膚の表面をメスで切開して、臭いの元のアポクリン腺を切る手術です。
アポクリン腺を切ることで、アポクリン腺から出る強い臭いの汗を出なくする治療方法です。

皮弁法は効果が高い治療方法ですが、デメリットも存在します。

多少なりとも傷が残る
入院が必要なこともある
数日のダウンタイムが生じる
子どもは効果が薄い

子どもへの効果が薄いといわれるのは、手術後の成長途中でアポクリン腺が発達してしまうためです。

また、傷が治るまでに長期間を要し、抜糸など通院の手間もかかります。
保険適用されるため、両脇で50,000円程度と比較的安い費用で手術が可能です。

確実かつ傷が小さいクアドラカット法

クアドラカット法とは、わきを1cm程度切開して中に器具を入れ、アポクリン腺を切除する手術です。

皮弁法と同じくらい効果が高い治療法ですが、4~5mmくらいの小さな傷跡で済むというという違いがあります。

また、脱毛の効果もある治療方法です。
子どもも受けられて日帰りでの手術が可能ですが、保険適用外の治療のため40万円くらいの費用がかかります。

マイクロ波を使ったミラドライ

ミラドライは、マイクロ波を使ってアポクリン腺を熱で破壊する治療方法です。
切開の必要がないため傷が残らず、ダウンタイムもほとんどないのが特徴です。

1度の施術で臭いの軽減や汗の減りを実感できる効果の高い施術方法ですが、保険適用外の治療のため、15万~40万円くらいの費用がかかります。

子どもも受けられるレーザー治療

ワキガの治療にはレーザー治療もあります。

肌の浅い部分と深い部分に作用するレーザーを反応させて、臭いの元のアポクリン腺と、汗の元のエクリン腺を破壊する方法です。

手術のように傷ができずダウンタイムも少ないため、施術後はすぐに通常の生活を送ることができます。
レーザー脱毛は保険適用外のため、費用は初回40,000円前後かかります。

レーザーで汗腺を破壊しますが、1回の施術では効果が出ないこともあるため数回の照射が必要です。

ボツリヌス注射で簡単に

ボツリヌス注射に使われる成分が汗の量を抑える働きがあるため、注射をすることで臭いの軽減が期待できます。

しかし半年くらいで効果が薄れてしまうため、継続して注射を打つ必要があり、通院の手間はかかります。

「手軽に治療したい」
「傷が残ることに不安がある」

という人にはおすすめの治療方法です。

費用は1回30,000~50,000円ほどかかります。

手軽な外用薬治療

肌に薬を塗る治療で、ワキガの症状が軽い人に向いています。

傷口が気になる人や子どもなど、手術をするのに抵抗がある人におすすめの治療方法です。

外用薬は汗を抑えつつ、肌の表面の雑菌の繁殖を防ぐ役割があります。
市販のものと病院で処方される2種類あるので、手軽にできる治療法の1つです。

ワキガを自分で治すことは可能なのか?自分でできる予防法は?

病院へ行くのは抵抗がある、いきなり手術といわれるのは不安、そう思う人は病院へ行かずに自分で治療がしたいと考えるのではないでしょうか?

残念ながら自己流でワキガを根本的に治すのは難しいです。
ワキガを自己流で治せない理由と、臭いの予防方法を解説します。

自己流では根本的な治療は難しい

ワキガの臭いの元となるのは、アポクリン腺という汗腺から出る汗です。

つまり、アポクリン腺そのものを切除したり、機能を弱らせたりするためには病院での治療が不可欠で、自己流では完治が難しいといえます。

自己流の対処でワキガの臭いを抑えることはできたとしても、根本的な治療はできないと思った方がよいでしょう。

常に自分でできる予防方法

ワキガの臭いの元である、汗による雑菌の繁殖を断つことが大切です。

わきを清潔に保つ
食生活を変える
殺菌成分のある制汗剤やミョウバン水を塗る

汗をかいたら制汗スプレーを吹き付けるよりも、ミョウバン水を湿らせたガーゼなどで肌を拭き取り、肌を清潔に保つと臭いが軽減されます。

臭いが強く出てしまう肉や油分の多い食材を避けたら、臭いが減ったという人もいるわ。

ワキガを予防するには脱毛も有効

ワキガの臭いは雑菌の繁殖が関係しているため、わき毛の脱毛をすることで臭いが減ることも期待できます。
このときに大切なことは、カミソリなどを使う除毛ではなく医療脱毛を行うこと。

医療レーザー脱毛は汗腺を破壊する働きはありませんが、アポクリン腺の機能が弱まることも期待できますし、毛がなくなることでわきを清潔に保つことができます。

脱毛によってワキガが完治するとはいえませんが、臭いの原因を取り除くことで臭いを軽減させることは可能だといえるでしょう。

まとめ:ワキガは病院で治療するのが最も早くて効果的

ワキガの治療は皮膚科か形成外科、美容クリニックで受けられることがおわかりいただけたかと思います。
臭いの元を断つためには、病院での治療が最も効果的であることも解説しました。

ワキガの治療には手術以外の治療もあるのね。


保険が適用される治療方法は限られているけれど、選択肢が多いのはうれしいわよね。自分に合った治療方法でワキガをしっかり治しましょう!


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  • この記事を書いた人

みさき

大学在学中からショップの販売員として働き始めるも他の店員と比較して売上が上がらず、上司に相談すると「外見も大事」というきつい一言が。
そこで元々気になっていたホクロ除去を皮切りに、アイプチやスキンケアにハマり始めました。
美容にこだわり出すと売上も比例して上がってき、飲み会で男性ウケも大きく変わり、外見を変えたことで人生が大きく変わりました。
自分への投資はしっかり返ってくるので、その経験を活かし自分の隠れた魅力に気が付いていない人の助けになればと、美容系ライターとしてたくさんの記事を執筆しています。

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