このページでは、自称霊能者の霊感占いを受けてきた体験談についてお話をしていきます。
もし本物の霊能者を知っていなかったら、きっと信じてしまっただろうなというぐらい、会話力は優れていました。
恵子さんに最初に依頼されたのがこの件でした。
この件のために天野さん、美沙さんの鑑定を受けてみて、その違いを体験してほしいということでした。
天野さん、美沙さんの鑑定は別ページで下記より紹介しています
霊感占いを受けてみた。上級編
高額な鑑定料をもらっている自称霊能者。
霊感での鑑定、霊視、透視が中心。
Tさんの霊視は対面であり、電話などでも同じだということを本人がおっしゃってました。
霊視を受けながら最初に感じるのは視線が安定しないという部分です。
私は相手の目を見てしまう癖があるので余計にそれを感じてしまったのかもしれません。
Tさんはすごく穏やかに話してくれて共感できることも多く、この人は信用できると思わせる何かがありました。
ただ事前に聞いていたこともあり、注意しているとどうしても誘導されているという気持ちが多くなっていたのも事実です。
Tさんご自身もとてもきれいな人であり、人を引き付けやすいという条件も持っています。このことからも占いというよりも霊能的な部分としても信じやすい何かはあるかもしれないと感じました。
対面意外であったとしても本当にききやすい話し方であり、この人は信用できるという何かを持ってくる存在という状態です。
話を聞いてほしいという人にとっては非常に引き込まれるという感想を持ちました。
事前情報がなければ自分もTさんの占いはすごい！と間違いなく言ったと思わせる何かを持っています。
Tさんの会話はほんとにやさしく、カウンセラーといわれても納得できてしまうほどでした。
ですが、悩みの中心への切り込みや美沙さん、天野さんのような的確な回答はありませんでした。
言い換えれば当たり障りなく誰でも当てはまるものを上手に組み合わせているという感想です。
筆者の友人の恵美さんは現役の副住職ですが、恵美さんは定期的に「手を合わせるのもいいけども、物理的に墓地とか掃除した方がご先祖様の好感度爆上がり。除草剤巻いておけばいいと思う」ということをいっています。
Tさんの鑑定を受ける前に筆者は美沙さんの鑑定を受けており、その際にも喉や気管支に関することを透視されていました。
その後実際に喉風邪を悪化させてしまったことなどもあり、どちらが的中したかというものは一番に体験させていただきました。
筆者の祖父は父方も母方も筆者が生まれる前に亡くなっています。
ゆえに筆者をかわいがったという部分はないのです。
また、守護霊として鴨は必ず言われる部分なのでこの時点でTさんは違うなというのは個人的に確認することができました。
話術の巧みさ、言葉選びのうまさなどは本格的なものであり満足すれば料金に見合った感じになる可能性もあります。
ただし、霊感での占いや鑑定という部分はやはり疑問を持たずにはいられませんでした。
美沙さん、天野さんと対面ではない鑑定もできる人の後だとその違いがはっきりと判りました。
この時点ですが、美沙さんと天野さんは午前中、Tさんは午後からの鑑定という割り振りです。
時間も美沙さんと天野さんは本当に10分程度での鑑定でしたがTさんは非常にゆっくりと話されるので1時間ほどかかることになりました。
もしもこれが電話占いであったら予算をかなりオーバーしてしまうなあなどと考えていました。
Tさんの対面鑑定は時間にかかわらず一律2万円になりました。
あらかじめ予算をいただいていたのでTさんのお渡ししてから少しお茶をいただきながらTさんにインタビューさせてほしいと申し込んだところ料金を指定された分を渡していることで機嫌がよいのか、軽いインタビューならOKということになりました。
恵子さんのお手伝いを定期的にしていますが、話ができるのは少数であり話ができる相手は自力で成仏もする。
そうじゃない存在で自分ではどうにもできないものを送り届けてやるのも優しさという武闘派の意見を聞いているのでこの言葉に少しの違和感をかんじました。
実際に他の霊能者でも多かったのが土地や思いや過去に縛られすぎて動けない霊的な存在は、それを祓える人や除霊できる人にすがってくるという話があります。
恵美さんもそうですがそういった存在を少しの時間で成仏させることなどができる人も確かにいるので、対話だけで成仏はあまりないなぁと思っていました。
数々の霊的な存在の呪詛を聞いてきた恵子さんがいうには、優しい気持ちの霊的な存在は珍しいということです。
恵子さんのところに来る案件はどちらかというと危険なものが多いので、余計にそのように思うのかもしれません。
現役副住職の恵美さんも徳の話をたまにしてくれます。
恵美さんが言うには簡単にできるものもあれば、そうじゃないものもあるということでした。
僧侶が誰でも徳を積んでいるわけでもなく、人としての資質も大きな部分があるので恵美さんは苦労するとも言っていました。
同時に「徳は少なくとも私は除霊や成仏の導きはできる」とも言っていました。
簡単に徳は積めないという部分を覚えていたことで疑問へとつながっていきました。
Tさんは話術は確かにある方でお話が終わった後に何かしらよかったと思わせる力があるのは間違いありません。
これがカウンセラーであれば何の問題もありませんが霊感占いといってる場合には問題が出てきます。
実際に霊感がないのに霊感があるということを続けて災厄を呼んでしまったという人も少なくはありません。
仮に月2回として3か月なら6回で12万円ほどの料金になります。
ただ会話するだけでこの料金になるのならば時間制限がないのも納得ができます。
天野さんなどは立て込んでいるときは1時間に1件などになることもあり、恵子さんも1日かかりっ切りなどもあります。
本物の霊能者は時間に対しての配分が出きると個人的に感じました。
恵子さんは最初に金額を提示することが少ない方です。
どこまで祓らえるか、どうできるのかはやってみないとわからない部分がるからということでした。
過不足なく等価値でいただくことはあっても割り引きできるような仕事はしていないということはよく聞いています。
実際に除霊などの後にはだいぶお疲れになることが多く、筆者が荷物持ちやドライバーとして呼ばれることも多いからです。
その際にもお花代などを恵子さんは準備してくださるのですが、これも等価値であることを重視しているからとおっしゃってました。
特に神様を使う場合には神様が見ている前で違反は絶対にできないといいます。
その神様がいい存在であれ、あまりよくない存在であれ、神様には変わらないという部分を重視しています。
Ｔさんの鑑定を受けたのは個人の経営する喫茶店になります。
場所を離して恵子さんたちも私たち二人を見守っていました。
霊的な能力があれば美沙さんはもちろんですが天野さんと恵子さんに気付かないことはないのではないだろうか？と考えていたところで恵子さんに声をかけられました。
このような形で偽霊能者との次回の対話の予定が建てられ、再度筆者はＴさんと対面して対話をすることになりました。
本物の霊能者と偽物の霊能者の対面
本物の霊能者と偽物の霊能者の対面
に続きます
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