海洋深層水とはどんな水?ミネラルウォーターとの違いも解説!

海洋深層水と聞いて、ペットボトルで販売されているのを思い出した方や、体によさそうというイメージを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
そんな海洋深層水ですが、どんな水かご存じですか?
そこで今回は、海洋深層水の特徴や、ミネラルウォーターとはどう違うのかについて解説します。

目次

海洋深層水とはどんな水?

海洋深層水とは、海水面から200mより深い場所に存在する海水のことです。
深海から汲み上げた海洋深層水は塩分を除去するなどの処理を行ってから、飲料水や食品、化粧品などに利用されています。
どうして、わざわざ深海から水を汲み上げて利用しているのかというと、海洋深層水には次の3つの優れた特徴があるからです。

  • 清浄性
  • 低温安定性
  • 豊富な栄養素

ここからはそれぞれの詳細を紹介していきます。

清浄性

海水は水深約200mを境に、浅い場所にある「表層水」と深い場所にある「深層水」の2層に分かれています。
表層水と深層水は温度や塩分濃度が異なっているため、混ざり合いません。
そのため、人が活動して発生した排水が海に流れ込んできても深層水は汚染されないのです。
また深海には太陽光が入ってこず、水温も低いため、微生物や菌がほとんど生息していません。
このように海洋深層水は身体に悪影響を与える化学物質や、微生物による汚染の少ないきれいな水であるといえます。

低温安定性

上でも紹介しましたが、深海には太陽光が届かず深層水は低温に保たれています。
またその温度は季節によってほとんど変動することがありません。
そのため海洋深層水は水質が一定に保たれ、いつでも安定した水を利用できるという利点があります。

豊富な栄養素

深層水には微生物がほとんど存在しないため、表層水ではすぐに分解されるリンや窒素、ケイ酸といった栄養素が分解されないままたくさん溶け込んでいます。
またミネラルも豊富に含まれており、その種類は約60種類にものぼります。
その中でも特に豊富なのがマグネシウムです。
マグネシウムを摂取することで、心筋梗塞や骨粗しょう症のリスクを低減する効果が期待できます。
天然の栄養素とミネラルを摂取できることが魅力の1つです。

海洋深層水とミネラルウォーターの違いは?

次に、よく耳にするミネラルウォーターと海洋深層水は何が違うのか解説します。

採水される場所

ミネラルウォーターとは地下水を原水として、一定量以上のミネラルを含む水を指します。
よって、海洋深層水は深海から、ミネラルウォーターは地下からと採水する場所が異なる点が違いの1つです。

含まれるミネラル

海洋深層水はマグネシウムが特に豊富である一方、ミネラルウォーターはカルシウムが豊富です。
どちらのミネラルを取りたいかによって、海洋深層水とミネラルウォーターのどちらを選ぶか決めるのもよいでしょう。

海洋深層水を飲む際の注意点

海洋深層水を含む、ミネラルを豊富に含む水の注意点を紹介します。
ミネラルは健康や美容に良い一方で、内臓に負担をかけてしまいます
そのため赤ちゃんのミルク作りや、小さなお子様、胃腸の弱い方の飲み水には向いていません
これらの方はミネラル分の少ない水を選ぶことをオススメします。
また健康な方でもミネラルを多く含む水を急に飲み始めると腹痛や下痢を引き起こすことがあるため、少しずつ海洋深層水に切り替えていくことがオススメです。

海洋深層水の購入について

最近では「天海の水」など、比較的安価で購入できる海洋深層水が増えています。
しかしスーパーやコンビニで見かけることはあまりなく、気軽に購入できるとはいえない状況です。
そこで海洋深層水を常備したいという方にはウォーターサーバーをオススメします。
採水地やメーカーによって水に含まれる成分や硬度が異なるため、あなたに合った水を選びましょう。

海洋深層水は魅力的な水!

今回は海洋深層水の特徴やミネラルウォーターとの違いについて解説しました。
海洋深層水の魅力にお気づきいただけたかと思います。
ぜひ取り入れる水の選択肢の一つとして検討してみてくださいね。

この記事を書いた人

ウォーターサーバーに関する記事を読んで魅力に感じ、自宅に導入しました。それから生活は大きく変わり、ウォーターサーバーの便利さを知ってほしくてサイトを立ち上げました。ウォーターサーバーはクリーンで安全な水の利用が簡単で、エコな生活を実現することができます。このサイトでは、様々なウォーターサーバーに関する情報を幅広く提供し、皆さんのライフスタイルに最適な商品を選ぶ手助けをさせていただきます。

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