ほくろ除去を行う前、気になることの1つにダウンタイムがあります。
「傷跡を人に見せたくない場合」
「治療したことを他人に知られたくない」
このような場合は特にダウンタイムが気になりますよね。
施術方法によっても変わりますが、ほくろ除去のダウンタイムは3ヶ月~1年が目安です。
では上手にダウンタイムを乗り切って、ほくろのないまっさらなお肌を目指しましょう!
ほくろ除去のダウンタイムどのくらい?施術別に解説
ほくろ除去には様々な施術方法があり、その方法によってダウンタイムの長さも違います。
ここでは、
・レーザー法
・電気メス
・手術
・くり抜き法
この4つの施術でのダウンタイムについて説明します。
ちなみに、ダウンタイムっていつまでのことを指すの?
難しい質問ね。一般的に美容医療のダウンタイムは傷が治るまでの期間とされるわよ。ほくろ除去で言うなら、ほくろを施術したあとの傷が治るまでの期間がダウンタイムね。
レーザー法
レーザー法のダウンタイムは最も短く、3ヶ月ほどで完全に傷が目立たなくなります。
保護シールが必要な期間も1週間と短めです。
2~3週間ほど経てば直接メイクができるようになるため、メイクをする女性であれば、傷跡を気にせずに過ごすことができるでしょう。
電気メス
電気メスを使った施術の場合、赤みが引くまでに2~3ヶ月ほどはかかります。
電気メスのダウンタイムを決めるのはほくろの深さです。
深ければ深いほど、削る量も多くなるためダウンタイムが長引きます。
逆に、小さくて浅いほくろであればレーザー法よりも早くダウンタイムが終わることもありますよ。
電気メスやレーザー法はダウンタイムが短い一方で、再発の可能性が高いというデメリットが存在します。
手術
手術をした場合のダウンタイムは半年以上です。
大きなほくろや盛り上がりのあるほくろの場合はメスを使った手術を行うので、傷跡が大きくなって治りにくく、ダウンタイムも長くなります。
まずは施術から約1週間で抜糸、個人差はありますが大きな傷だと皮膚が完全にくっつくまで1ヶ月以上かかることもあります。
そこから傷は徐々に薄くなり、目立ちにくくなります。
また、縫合を伴う手術の場合、傷が完全に消えないことも多いです。
くり抜き法
くり抜き法も傷が治るまでのダウンタイムが半年以上ある施術方法です。
ほくろをくり抜いたあと縫合しないため、手術よりもダウンタイムが長いこともあります。
くり抜き法を実施したあとは、約2週間保護テープを貼って過ごします。
大きめのほくろの場合、2週間経つと赤みは引き、出血も収まります。
しかし、ほくろのあった場所に穴が空いたままになっています。
その状態から皮膚が完全に再生するまでは数カ月かかることもあるほどです。
ほくろ除去の傷跡や赤みが目立つ期間も知りたい!
レーザー法や電気メスを使った施術は、傷跡の治りや赤みの引く速度が早く、3ヶ月~半年ほどできれいに治ります。
しかし、3ヶ月経った後に再発していることも珍しくありません。
一方でくり抜き法や手術では、メイクやテープで隠さなくても、傷跡や赤みが全く気にならなくなるまでには1年以上かかります。
また、赤みが引いても白く盛り上がる、色素沈着のように跡が残るなどがおきて気になることも。
どの方法にもメリットとデメリットがあるため、ダウンタイムも含めて施術法を考える必要がありますね。
ダウンタイム中も痛みはあるの?
ほくろを取った場所は出血して皮膚が傷ついているため、ダウンタイム中も触ったり濡らしたりすれば痛いです。
特に、くり抜き法や手術の場合はヒリヒリとした痛みが長引くこともあります。
レーザー法や電気メスの場合は傷跡が浅いため、施術後も痛むことがほとんどありません。
また、ほくろの施術には局所麻酔を使います。
麻酔がきいている最中は手術しても痛くありませんが、麻酔が切れると痛みだすこともあります。
ダウンタイム中に気を付けることは3つ!
ダウンタイム中の過ごし方は傷跡が治るスピードや傷跡が残る可能性に大きく影響します。
早くきれいに治すためにも、施術後は以下のことを守って過ごしましょう。
アフターケアを怠らない
ほくろ除去を行った後には、処方される薬を塗り保護テープを貼って過ごします。
保護テープは細菌の侵入を防ぐために必要不可欠なアフターケアです。
また、皮膚は常に清潔に保つようにしましょう。
手術を行った場合、抜糸までは
・飲酒
・長時間の入浴
・激しい運動
などを控えることも大切です。
紫外線からお肌を守ろう!
ほくろ除去を行った後のお肌は大きな傷を負っています。
この時に紫外線を当ててしまうと、普段より大きなダメージが加わって色素沈着が残る可能性が上がってしまいます。
施術後に定められた期間は保護テープを使用するのはもちろん、日焼け止めを塗ったり日傘をさしたりして、できるだけ紫外線からお肌を守るようにしてください。
洗顔やメイクはテープの上から
お肌の負担を減らすためにも、施術後1~2週間以上はテープの上から洗顔やメイクを行います。
テープは自然に剥がれるまで変えなくても大丈夫です。
化粧品に含まれる成分は、肌に良いものだけではなく刺激が強いこともあるため、必ずテープを貼ってからメイクをしましょう。
ほくろ除去ダウンタイムを長引かせない方法
ところで、ダウンタイムを短くする方法ってあるのかしら?
ダウンタイムは肌代謝がいい人ほど短いわ。これは代謝がいい人は皮膚の再生速度も早いことが理由よ。肌代謝が悪い人でもダウンタイムを長引かせない方法が3つあるから紹介するわね!
保護テープを無理にはがさない
保護テープを無理に剥がすと、せっかく出来たかさぶたも強制的に剥がされて、傷の治りが遅くなってしまいます。
テープを貼っていると痒くなってしまったり、洗顔時は剥がしたくなったりしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、ここで我慢できるかどうかが治りを早くできるかの別れ道です。
早くきれいに治したいと思うなら、無理に保護シールを剥がすのはやめましょう。
気になっても触らない
傷跡に限らず、顔をこすったり触ったりすると摩擦で肌にダメージを与えてしまい、シミや色素沈着のようになることがあります。
傷跡の場合は肌が弱っているため、健康的な肌よりも受けるダメージが大きいです。
ダウンタイム中は肌にダメージを与える行為である下記のことにも気をつけて過ごしましょう。
洗顔はぬるま湯で優しく、傷跡をいたわるように行ってください。
レーザーでほくろ除去を行う
くり抜き法や手術では、アフターケアを適切に行いお肌を労って過ごしたとしても、レーザー法に比べてダウンタイムが長引きます。
少しでも早く回復させたい場合や、普段通りのメイクをしたい場合はレーザー法でほくろ除去を行いましょう。
クリニックによってはレーザー法を取り扱っていない場合もあるので、事前のリサーチが重要です。
ダウンタイムにほくろが復活!?再発時の対処法とは
レーザー法や電気メスでの治療に多いのがほくろの再発。
傷が治りきらないうちに再発する場合も多く、対処に困ってしまいますね。
再発の原因はほくろの芯まで取り切れていなかったことにあるので、再発したほくろを取る場合は前回よりも深い場所まで施術を行う必要があります。
再発保証がついているプランで契約した
同じクリニックでほくろを取りたい
このような時は再発を見つけたらすぐにクリニックへ連絡しましょう。
クリニックを変える場合は、施術から3ヶ月以上経っていないと治療してもらえないことが多いです。
傷跡が完全に治り、赤みが引いてからクリニックの予約を行ってください。
ダウンタイムが短い施術があるクリニック3選
レーザー法はほくろ除去の施術の中でもダウンタイムが極めて短い方法です。
レーザー法を取り扱っているクリニックは複数ありますが、その中でもおすすめのクリニックを3つ紹介します。
今回紹介するクリニックは、「品川美容外科」「銀座よしえクリニック」「B-LINE CLINIC」です。
クリニック名 | 施術方法 | レーザー法の料金 |
---|---|---|
品川美容外科 | ・炭酸ガスレーザー ・電気メス ・くりぬき法 |
5,250円(1mm) |
銀座よしえクリニック | ・炭酸ガスレーザー | 4,730円(1mm) |
B-LINE CLINIC | ・レーザー ・手術 |
3,300円(1mm) |
ほくろ除去の料金は1mmあたりの大きさで設定されています。
そのため、大きなほくろほど料金は高くなってしまいます。
ほくろの位置や大きさによって施術方法を変えることも可能なので、自分のほくろ数や位置と相談してクリニックを選んでいきましょう。
適切なケアでダウンタイムを過ごそう!
ほくろ除去は施術によってダウンタイムが違います。
・レーザー法→3ヶ月
・電気メス→3ヶ月~半年
・手術・くり抜き法→半年~1年
ダウンタイムを長引かせず、早くきれいに治すためには適切なアフターケアや紫外線対策が重要です。
ほくろがあった場所に傷や色素沈着を残さないためにも、ダウンタイムはお肌をいたわり優しく扱うようにしましょう。