神様と交渉できる人の見つけ方 神様の力は霊能者も避けたい?

神様と交渉できる人をみつけるにはどうしたらいいの?

霊障の中でも被害などが大きくなるのが、いわゆる神格を持った存在との対応になります。
神格は様々なものに宿ることもあるので対応できる霊能者は限定的になってくるのが事実です。
ではどのような霊能者であれば神格をもっている存在との交渉ができるのか?になります。

目次

霊能者も恐れる神様の力

霊能者も恐れる神様の力

今回はいわゆる神様との交渉とかができる霊能者をどうやって見つけたらいいのかを聞きたいのですが
千鶴さん
そうですねえ……うちの先生みたいな人をみつけるとか、過去に神格もちとやりあった経験がある人を見つけるのが大事になりますけどもそれは結構なハードルの高さというか
ですよねえ
千鶴さん
こっち(台湾)とかフィリピンなんかだと神格持ちを下ろすのが専門の人もいますけども、日本で探すとなるとまずは霊能者からの伝手にはなってくると思います。Kさんみたいな人を見つけるとかもありよりのありですよ
そんな気はしますけども、霊能者が割と身近にいた私みたいなのが特殊ですからねえ
千鶴さん
Kさんの場合は否定しないじゃないですか(笑)私が見えるだけで何もできないといった時にまず”(霊的なものが)見えることを見える”と認識してそのうえで”(霊的なものに)お帰り下さいって伝えられないもんかね?”って言ってくるんですもん(笑)私が今こうしてこっちにいる理由の一つがKさんからそうやってそういう人もありじゃないって言われたことですもん
初耳学です(笑)
千鶴さん
私もKさんもあの時と全然違う仕事についてるけどもこうして縁が切れないのはそういうことがあったからだと思います。普通の人はほとんとがまず否定から入ります。そうやってほかの人の在り方にまず”肯定する”ってすごく難しいんですよ。うちの先生が以前Kさんを遠視したときに”この人は自分がすごく否定されてきた。だからまず相手を信じる。信じなければ信じられない。愛さなければ愛されないが支柱にある。だから余計に悲しい思いはするけどもそれを自分で消化もできる。ある意味半分人ではない部分がある”って
半分人ではない
千鶴さん
きっかけがあればこっちの世界に
NOでござる
千鶴さん
そういう部分があるからKさんは部分的に強いんですよ(笑)
千鶴さんの先生みたいな人はレアケースだからなかなか神様とやりあえる人っていないですよね
千鶴さん
日本だったらやっぱり神主で元々の血筋がしっかりしてる方だと交渉とかはできると思います。ただ、そういう人ほどしっかりと隠してしまう部分はあるんですよ。どんな状態であっても神格もちというのはそれだけでも大変な相手になりますから
場合によっては命がけですよね?
千鶴さん
神格持ちっていうのはそこが大きいんですよ。なんというか、私たちの感覚だとデコピンのはじきがフルスイングのバットで殴るくらいになってしまうので。本当に命がけであることが多いんですよ
それ、分かりやすいですね。私の知ってる霊能者の人も神格もちとは極力関わりたくないって言ってますし
千鶴さん
生業としてきちんとやってる人ほど自分ではどうにもできない相手にはいどまないですからね。うちの先生ですら地獄と死に関連する神格持ちは断りますから
では、神主さんとかに頼む場合にはどうしたらいいとかありますかね?
千鶴さん
神主さんの98%は多分見えない人だと思います。1%はなんとなくはわかるけども対処法はわからない。残り1%の半分が対処はできるけども断る。その半分が本当の好条件で失敗してもいいなら引き受ける。そこに当てはまらない本当にごく少数の神主がしっかりと交渉ができる。ってくらいなので仮に神主の総人口が1万人としたら50人いるかどうかくらいじゃないですかね。ただ、神主さんやお寺とかの住職さんは霊能者さんとのつながりや伝手を持ってることはあります。科学では割り切れない事が起きる空間ですからね
たしかにそれくらいな気はしますね

神様との接触はいつ起こる 通り過ぎただけで憑依することも

神様との接触はいつ起こる 通り過ぎただけで憑依することも

千鶴さん
神格持ちって基本的にはこちらからなにかしなければ、こちらに接触しないのがほとんどなんですよ。例えばですが社や祠を壊してしまった。でも故意ではなく本当に偶然だったり、子供が公式神で壊してしまった。粗相をしてしまったという場合だと交渉はできる事が多いです。そういう場合だと神格持ちの方がこちらと接触したい、もしくはちょっとからかってみたい。そういうことがあるんですよ。その場合だと引き受けてくれる神主さんや霊能者はいると思います。遊びの延長であるならばこちらの命を取りに来ることは少ないですから
なるほど。そういう場合だとまだ引き受けてもらえることが多い、と
千鶴さん
はい。でもこれは霊障で駆け込んでくる方にも言えるんですが、自分が何をやったのかを正直に伝えてくれないとかが多いんです。うちの先生なんかはそれも含めて相手を霊視して”お前は今嘘をついてる。そんなやつの依頼は受けられない”ってはっきりといってきますからね。そこでちゃんと誤って訂正することができればいいんですが自分は悪くないを貫く人は断られることがほとんどですね。それかかなりの高額になります。自分で神格もちに喧嘩を売ってその結果霊障が起きてしまったなどは端的になってしまいますけども自業自得な部分がほとんどですから。ただ、神格持ちというのは厄介なものでほかの原因もあるんですよ
と、いいますと?
千鶴さん
神格持ちが顕著になってしまいますけどもただ、その場を通り過ぎただけとか、ただお参りをしただけとかでも憑いてきてしまう。そういう一目ぼれに近いものもあるんですよ。これが厄介なんですよ。うちの先生に来るのもこれが多いですよ神格持ちだと
わあ
千鶴さん
なので、依頼する際にも相談する際にも何をどうしたというのは本当に大事なんです。相談者が何の心当たりもなくても偶然その場を通ってしまったとかそういうこともありますし
大変ですよねえ
千鶴さん
この正直に伝えることと、1カ月以内の行動範囲の洗い出しってすごく大事です。これで引き受けるかどうかを判断する人も多いと思いますよ。まだ対処できるかどうかの目安にもなりますし
それで接触という部分が大事になるわけですね
千鶴さん
です。こっちが望むような行動をしないとかで苛立ってくると様々な霊障が追加されたり悪化したりもしますから
悪化する
千鶴さん
その悪化した状態で相談に来るなどが多いですね。ちょっと、こじれはじめているというか。それでもまだこの接触条件によっては交渉の余地はあります。なので最初の相談の段階でどれだけ事実を正直に言えるかは大事です。本人に霊障がなくても家族やパートナーにでてくることもありますし。
ちゃんと本当の事を伝えることである程度そういう神格持ちに理解のある方ならば自分が対処できない場合には他の霊能者を紹介してくれることもありますし、一時避難として別の神域……いわゆる本山のような場所や霊障をはじくことのできる空間などを紹介してくれることもあります。この一時避難は交渉や除霊とかの時にも相談者に被害が起こらないようにするためにも割と多いかもしれません
なんか聞きますね
千鶴さん
でもそういうのも正直に伝えてもらわないと準備もできないんですよ。すぐに準備できるものでもないですし
なるほど……紹介してもらえる場合でもちゃんとした告白は大事ってことになりますね
千鶴さん
です。それくらいに神格持ちって大変なんです。なのでSNSとかコミュニティサイトとかで神降ろしができる、神様を退治できるという人は正直ちゃんとできるかは私は怪しいと思います。これだけ大変なものをSNSで広めてしまえば年単位で待つことになってしまうなども出てくるんですよ。それまでに相談者がもたないことあります。なので、個人的な考えにはなりますけれども神職持ちの人や僧職持ちの人からの紹介のほうが良いと思いますよ。うちの先生もですけども、ほかの『先生』といわれるクラスの霊能者って基本的に外部に情報が出ないようにしてますね。大量に請け負えるものでもないですし。Kさんみたいな場合でも特定はできないようにしてくれますから
そこは気を付けていますね
千鶴さん
まったく知らないよりもそういうこともあるとか、なんかおかしいけどもこれはなんだろう?ってときにKさんの記事に出会うこともあると思いますよ。そういう人がなるべくいい方向に行くようになるのもあるので、私と先生はOKという部分はありますね
ありがたいがぎりです

神格の相手は命がけ プロ霊能者でも断りたい

神格の相手は命がけ プロ霊能者でも断りたい

でもこうして聞いてると神格持ちを引き受けてくれる人は少ないですよね
千鶴さん
ですね。なので断られる前提で相談した方がいいというか。そのうえでほかの霊能者や神主とかを紹介してもらえるかどうかになってきますね。うちの先生もそうですけども最初からたどりつける人って少ないです
断られてもあきらめない感じですかね?
千鶴さん
そこがまたポイントになってくるんですけども自業自得の人って最初の相談で嘘をつくことがほとんどなんですよ。この自業自得にもちょっと区分けがあって”相談者が原因でかつ悪い方ではあるが反省している”というのと”相談者が原因でかつ悪いほうで反省もせずに金の力で何とかしろ”といってくるやつですね。後者は大陸の方に多いですが(笑)
国際問題になってしまう(笑)
千鶴さん
あちらの国で金で解決できないのに他国で金で解決できるのはほとんどないんですけどもねえ(苦笑)それにそういう人の場合は本当に命がけがデフォルトなので
あらら……
千鶴さん
お金では命は買えないですし、見ず知らずの人のために命を張る人もいないんですよ。それに加えてこちらが助けたいという部分がまったくない。こうなると救えないですよね
無理に無理を重ねてますね
千鶴さん
ですねえ。そこまでこじれてる人が大体先生の所にきて一括されて食い下がるのが定期的に見れます。家の人たちは”馬鹿がいる”っていってますね
ストレートすぎますね
千鶴さん
家みたいな特殊な空間だと家の人たちも神格持ちとの対話を試みてますけどもそういう空間持ってる人って少ないですから
まず、聞かないですね
千鶴さん
でもこれはこっちだけに限らずどこでも同じだと思います。相談者のために命を張る理由はないんですよ。見知らぬ人のために死ねますか?になりますよね。でも大概の人がその答えに対して”霊能者なら困ってる相手を命がけで無料で助けるのが生業だろ”っていいだすんですよ。おかしいですよねえ
あり得ない理屈ですけども、病院とかでも時間外に来てわめく人はいますからね
千鶴さん
保育士なら子供が好きだろう、自分の休日に面倒を見ろに近いですね。霊能者でそれで生活できるだけの能力がある人が無料で損な依頼を受けるわけがないんですよ。余程の事情でもない限り
例外もあるということですか?
千鶴さん
うちの先生は無償で受けることはほとんどないんです。きちんと危険度にあった料金をもらいます。ただ過去に子供さんが取りつかれてしまい後払いでの徴収にしたのはありました。ただ、それはその子供さんがそういう霊的な資質があるからこそ、取り付かれてしまっているというものだったので、どうしても厳しくなったときはこっち側の道もあるということ、こっち側の道に進む際には残りの料金をその時点で消化するというやつでした
そのお話今度改めてお伺いしてもいいですか?
千鶴さん
大丈夫ですよ。そういう形で現在少しずつ支払いをしてる方がいます。ほとんどは即金前払い一括ですね。国外の方の場合には身分証のコピーをとって残金は現地にもどってから送金などを採用してます。そのあたりの管理も最近は私がやらせてもらってます。日本語が使えるので日本人でこっちでトラブルにあった人には細かな話もできますし
台湾は人気の旅行先ですよね
千鶴さん
ほかに出国するにも東南アジアや大陸にも行きやすいですからね。日本に帰る際の起点にもできる。それに伴って他の所から連れてきたものを除霊してほしいとかもこっちでは割と多いですよ
最近は日本のテレビでも台湾の特集が定期的にありますね
千鶴さん
買い物にいったりしてても、日本語結構聞きますね。ただ花蓮の方とかは地震が多いから気を付けてほしいってのはあります。地震でどうしても交通関連に影響は出ちゃうので。逆に台北とかはそこまで地震とかもないので観光地の選び方次第でかわってきますけども
私もいってみたい国ですね台湾
千鶴さん
うちの先生もこれるなら来てほしいってのは言ってますね(笑)
ひい~(笑)

霊能者に相談するときの注意 対応されるとは限らず

霊能者に相談するときの注意 対応されるとは限らず

ほかの霊能者を紹介された場合はどうしたらいいんですかね?
千鶴さん
これ、もう一度同じ説明をしっかりとしてほしいんですよ。先方に伝えておけとかあるかもしれませんが、そこまでのサービスはないですよ。紹介するだけでも、そうとうなものだと思いますよ。 こっち側としても。紹介してくれる側が説明しておきますよとかあるならまだしも、そうじゃない場合には再度説明は必要ですね。ワンチームで情報共有とかをしてるわけでもないですから
そういわれるとすごく納得できますね
千鶴さん
紹介してくれるっていうのはまだ可能性があるからなんですよね。もう救えないって場合だと多少でも霊的な仕事を齧った人なら紹介せずにお引き取り下さいになってしまいますから。神格持ちっていうのは明確な終わりができないことが多くて相談者への執着を霊能者に向けて解決させることもありますし。でもそれは、最近ではきかないですね。あくまで寿命や余生を考えて代わりに引き受けてそのまま霊能者が天寿を全うしたというやつなので……神格持ちに対等でやりあえる人自体がなかなかなので、そういう人を紹介された場合にはあるいみ別の神様を紹介されたと思って話をしたほうがいいかもしれないです
神様ってすごく大変だってのは納得できますね
千鶴さん
先生の言葉を借りると”わがままで自分の気持ちを最優先にする。でもそれが神という種族であり神になるまでに重ねた時間や厳しさがあるから、こちらの意見を聞かない”らしいですからね。初めから神格を持ってるよりもたたき上げで神格を持った場合のほうが多いと思います
神様だったものとかもありますしね
千鶴さん
それも神格持ちには変わりませんからね。そこまでいけば除霊とかもまだしやすいですが現役の神様とかだとそれなりに大変ですね
そういうのを聞くと、仮に紹介してもらえるというのはその相談者さんがある程度ちゃんとした人なんでしょうね
千鶴さん
紹介した先で断られることを想定して紹介することもありますよ。もうどうにもならないというのを力業で知ってもらうためにというのもありますし。中には救われないというか救ってはいけない人もいますが
と、いいますと?
千鶴さん
いるんですよ。自分が不幸であることが本当は好きでその不幸に他の人を巻き込んでいって周りが不幸になっていると自分が不幸ではないと思う人が。でもそういう人はもう人の形をした呪物なんですよ。もういうるだけでもダメな存在。そういう器になってしまったひとは周囲から避けられます。でも本人は自分は誰からも愛されない、自分ほど不幸な人間はいないっていって犠牲者を探しているんです。周りの人が避けていくのはその人の防衛本能だったり、守護霊とかがそっと遠ざけたりするんですよ。自分ほど不幸な奴はいないという人はその不幸な自分が好きなので幸せになることは基本的にないですね
なんか気になるお話がいっぱいあります
千鶴さん
救われないことやあまりいい結果にならないほうが多いですからね。それでも、うけた依頼としては完結しますから。そういうことにもなることが多いですし、人間は存外に悪い存在であることが多いですね……なのでそういう人にはこちらも厳しい態度で対応させてもらってます
難しい問題ですよね
千鶴さん
ですね……供養塔はそんな時の最後の姿になったものを供養する場合もあるんですよ。自然災害でそれが壊れてしまったならばそれは仕方がない。でも興味本位や悪意で壊したならば救われないのも仕方がないになってしまうんです
なんとも言えない話ですね……
千鶴さん
日本はこちらよりも国土が広く人口も多い。そういうトラブルも多くて当然なんですよね。しかもネットが発達したので心霊スポットへの侵入もある。映像にはできないけれどもその後に霊障に悩んでる人はどの国でもいますからね。取れ高とかいう言葉、私は嫌いですね。取れ高のために自分が背負う業の深さがどれだけのものになるのか分かってない
台湾に行ってから千鶴さんはかなり変わったと思います
千鶴さん
ですね(笑)そっちにいたときの私を知ってるから余計に感じるんじゃないですかね
また色々とお伺いさせてください。今日は本当にありがとうございました
千鶴さん
はい。帰国した際にもよろしくお願いします

この記事を書いた人

小さいころから占いに興味があって、色々と勉強しているうちにどんどん好きになり、皆さんにも占いの良さを知ってほしくて記事を書いています。

知り合いに占い師や霊能力者、お寺の住職がたくさんいるので、その方たちにインタビューして記事を書いています。

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