医療脱毛には美肌効果が期待できる?毛穴レスになる理由とは

医療脱毛には美肌効果が期待できる?毛穴レスになる理由とは
調査員:のぞみ
医療脱毛クリニックで脱毛施術を受けると、ムダ毛が生えにくくなるうえに毛穴や肌そのものの引き締めなど、美肌効果を期待できることがメリットです。

しかし、脱毛することが美肌効果を得られるメカニズムが分からないという方も多いでしょう。
そこで、なぜ脱毛施術を受けると美肌効果が期待できるのか、具体的にどのような効果を実感しやすいのかについて詳しく紹介します。

目次

医療脱毛で美肌になる可能性が高いのはなぜ?

医療脱毛の施術を済ませた直後の肌は毛穴が開いたままですが、徐々に閉じていきます。
今までは毛があった部分のスペースも閉じ、毛穴が小さくなることが一般的です。

毛穴が目立たなくなると、毛穴から雑菌が入るリスクも減るため美肌になったと実感する人も多いです。
具体的に美肌になる可能性が高い理由を5つご紹介します。

産毛が除去される

肌のくすみの原因の1つに、産毛が挙げられています。
毛穴の黒ずみと勘違いされがちですが、産毛を脱毛すると美肌になる可能背は高いです。

ただし医療脱毛には産毛に効果的な機械と、不得意な機械があります。
産毛を除去したいならカウンセリングの時に、産毛の処理を希望することを伝えてください。
産毛に効果的な機械を使って除去することで、美肌になるチャンスが高くなります。

雑菌が入りにくくなる

毛穴に汚れが詰まることでニキビは発生します。
汚れとされているのは落としそびれたメイクや皮脂、汗などです。

脱毛して毛穴が生えていた毛の分小さく閉じるため、雑菌の入るスペースがなくなります。
スペースがなくなって汚れがつまらない肌に変化し、肌荒れしにくいと感じる人が多いです。

毛穴周辺に毛を中心に汚れがたまることもなくなるため、汚れが肌の上に残りにくく、肌荒れがしにくくなります。

光やレーザーがシミやそばかすを薄くする

医療脱毛で使用されている光やレーザーは、黒い色素に反応して脱毛を促します。
そのレーザーが肌のシミやそばかすの原因となるメラニン色素に反応し、脱毛で使用したにもかかわらずメラニン色素を破壊することも多いです。

医療機関では破壊されたメラニン色素の部分のケアも適切に行い、小さなシミやそばかすなどが薄くなったり、中には消えることもあります。

もちろん濃いシミやそばかすは専門の機械ではないため除去できませんが、それでも美肌になるチャンスは大きいです。

自己治癒力を高める

光やレーザーを照射すると自己治癒力を高めることになり、コラーゲン組織も影響を受けます。
コラーゲン組織に照射すると細胞が光やレーザーで肌を傷つけられたと勘違いし、元に戻すための成分を多めに分泌するからです。

これを自己治癒力といいます。

コラーゲン組織への照射が自己治癒力を高めて、肌のツヤやハリを増す成分の分泌が増えるようになり、美肌になる可能性は高いです。

トーンが明るくなる

ムダ毛があることで肌が暗く見えると知っていますか。

毛がなくなることで肌本来の持つトーンに戻るため、個人差もありますが平均で脱毛前より1~2トーン明るくなります。

レーザー照射でメラニン色素もターンオーバーされるため、美白効果が高くなって美しく明るい肌に変化することが多いです。

医療脱毛をすることでメイクのコスパもよくなる!

医療脱毛の時に産毛を処理してもらうと、毛穴が小さくなってメイクがきれいに乗るため、今までよりもメイクアイテムを使用する量が減ることもあります。

特に産毛がなくなることで肌の凹凸が減り、メイクが肌に密着して落ちにくくなるため、メイクを直すときも少量で済むため、コスパがいいです。

塗る量が減るため時間を短縮でき、タイパもよくなります。

やっちゃだめ!肌に負担がかかる脱毛方法

ムダ毛の自己処理は毛穴や肌に負担をかけ、毛嚢炎となって化膿するリスクが高くなります。

また、その時は毛が抜けても毛根が残っていた場合、皮下に毛が生える埋没毛となることも多いです。

繊細な肌の人の場合、毛嚢炎の跡が残って色素沈着を起こすこともあります。
毛穴や肌に負担が大きく跡が残るリスクのある脱毛方法を知り、絶対にやらないようにしましょう。

カミソリで剃る

カミソリの刃を直接肌に当てて剃ることで、汚れや雑菌が入り込み毛嚢炎のリスクが高くなります。
また、カミソリでの処理は毛の断面を太く見せるため、一見すると毛が濃くなったように見えるのも問題です。

事前に剃る部分を洗って消毒しておく、カミソリを消毒する、剃り終わったらアフターローションなどを使うことで多少緩和しますが、それでも雑菌が入って化膿や痛みのリスクが高いため注意が必要です。

毛抜きを使用する

毛抜きを使用することで埋没毛となるリスクが飛躍的に高くなります。

埋没毛は皮下に毛が生えて抜けるまで皮膚から取り出せないため、見た目が美しくありません。
中には傷のように長い毛が皮膚の下にある人もいます。

毛抜きで毛を引っ張ると肌に刺激が加わり、炎症を起こすリスクが高いです。
1度であっても跡が残る人もいますし、続けることで鳥肌のようにブツブツが残っていることも多いです。
見た目の美しさが損なわれるだけではなく、炎症など肌への負担が増大するため避けたほうが安全といえます。

肌への負担が少ない無駄毛の処理方法

肌や毛穴の負担を低減させるための方法を選択することで、美しい肌に生まれ変わるチャンスが増します。
肌への負担が少ない処理方法を4つ紹介するので、参考にしてください。

除毛クリームやフォームを塗る

除毛クリームやフォームは肌にのせて毛を溶かし、ぬるま湯などで洗い流す方法です。
きれいに洗い流すことで肌に負担をかけずに除毛できます。

ただし肌が繊細な人にとって有害となる成分が入っていると、肌荒れの原因となるためまずはパッチテストをしてから使用してください。

電気シェーバーを使う

電気シェーバーは、肌に直接触れずにムダ毛を処理する構造になっています。
肌に当たらないような構造になっているため、毛嚢炎などのリスクは少ないです。

ただし、処理した後うるおいなどの成分を肌に塗布しないと、乾燥肌になる人も多いです。
シェーバーを使ったら処理した部分を洗い、クリームなどで保湿をすることで肌荒れのリスクはさらに低くなります。

医療レーザー脱毛

レーザー脱毛は医療機関で行うもので、皮膚の黒い部分に対して反応するのが特徴です。
皮膚の上から照射して毛穴の奥にある毛根へ作用し、毛根が毛を作らないようにしています。

医療機関を受診して毛の処理を依頼するためには、自分の肌に合った強さで処理することが必要です。

フラッシュ脱毛

ムダ毛にある特定の周波数の光を照射して毛根に影響を与え、徐々に毛根の機能を減退させる方法です。

特定の周波数の光を照射することで肌に負担が少なく毛根に影響を与えられます。

エステサロンや家庭用脱毛器などで採用されている方法で、肌への負担は少ないです。

ただし家庭用脱毛器の場合は処理後、処理した部分の洗浄と保湿をしておかないと黒ずみの原因となります。

医療脱毛レーザーを使い分けて美肌美人

医療機関の脱毛できる機械で使用されているレーザーの中でも、美容への効果が期待できるものは複数存在しています。

受診を希望している場合、それぞれの特徴を理解してカウンセリングの時に相談することがおすすめです。
具体的な特徴をご紹介します。

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーの特徴

  • レーザーの波長が短い
  • ムダ毛のメラニン色素にしっかりと反応
  • ムダ毛に効率良くアプローチできる

医療脱毛で使用されるアレキサンドライトレーザーは波長の短い755nmのエネルギーを照射してメラニン色素や毛根へアプローチします。

レーザーが皮膚の奥まで届く深さは医療脱毛レーザーの中でも浅く、黒く太い毛に効果が高いです。
また、しみ・そばかすの治療でも使用されます。

脱毛効果やシミへの影響を最も実感しやすいのが特徴ですが、産毛や男性のひげのように根の深い毛にはいまいちです。
また、地黒と呼ばれる肌の色が黒い人や日焼けした肌には効果を実感できません。

しみ・そばかすと同時に黒くて太い毛を退治でき、さらに肌のトーンが明るくなるため、脱毛して美肌になるためには欠かせません。

ただし施術の時に多少痛みを感じるため、どうしても痛いのが苦手な人は、麻酔クリームの使用など医師へ相談しましょう。

ダイオードレーザー

ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーよりも波長が長い800から940nmのエネルギーを照射して毛根へアプローチします。

ダイオードレーザーの2タイプ

  • 毛を生成する細胞にエネルギーを照射する「熱破壊」タイプ
  • 低い温度で熱を加える「蓄熱」タイプ

蓄熱式と熱破壊式に分かれており、蓄熱式の低出力レーザーを連続で照射できるのが特徴で、痛みがとても少なく、痛みを苦手としている人にはおすすめです。

また、蓄熱式はバルジ領域へアプローチするため、他のレーザーとは多少異なります。
産毛にも効果を実感できるタイプですが、じっくり時間をかけての施術が必要です。

熱破壊タイプは、太くて硬い毛に対してスピーディーに脱毛効果を得られますが、残念ながら日焼け肌や色黒の方には効果を実感することが難しいです。

ヤグレーザー

 
ヤグレーザーは、医療脱毛で使われている中で1064nmと最も波長が長いレーザーで、皮膚の奥までアプローチして多くの脱毛を行います。

照射したときの痛みは3つのレーザーのうち一番強いですが、その分効果は絶大です。

産毛だけではなく、根の深いところで生えている毛や産毛・日焼け肌や色黒肌でも対応可能となっています。

シミやあざなどを消すだけではなく、ほくろなどの除去にも使用されているため、使用後に美肌となることでも人気です。

美肌と脱毛の両立なら医療脱毛

多様な種類の脱毛方法の中で最も美肌を実感できるのは医療脱毛といえます。

具体的な理由はたくさんありますが、アフターケアがしっかりしていて肌ストレスがたまりにくいのがもっともおおきな理由です。
具体的になぜ効果を実感できるのでしょうか。

医療関係者がしっかりサポートしてくれる

医療脱毛は医師や看護師などが施術を行います。

医療従事者しか使用できないレーザーを使っているため、万が一のことがあっても適切なケアを受けられるため、敏感肌など繊細な肌の持ち主でも安心です。

繊細な部分の肌トラブルの心配がない

セルフケアの場合は肌トラブルの懸念が高く、炎症により皮膚科医へ通うなどの手間が必要となることも多いです。
その点医療脱毛の場合にはリスクが最も低く、特に皮膚の薄い部分であるVIOなどの脱毛の時に肌トラブルを心配する必要がありません。

短期間で結果を最も早く出せる

医療脱毛では医療従事者しか使用できないレーザーを使用しているため、短期間で最も大きな結果を出すことができます。

最短半年くらいでムダ毛処理の効果が出て、最も美肌に近づく可能性が高いのも特徴です。
全身脱毛であれば1年程度で効果を実感できます。

家庭用脱毛器の効果で美肌を実感できるか

家庭用脱毛器の場合、医療脱毛とは明らかに異なり出力が抑えられています。

また、フラッシュ・レーザーとタイプが分かれていますが、どちらも光で肌を照射して脱毛を行うタイプです。
そのため、毛が薄い人の場合はあまり効果を実感できません。
剛毛の人であればあるほど、効果を実感できます。

ある程度効果を実感できるのは事実ですが、セルフ脱毛の場合はくまなくムダ毛処理を行うことが難しく、照射もれが少なくありません。

また、アフターケアをしっかり行わずに肌トラブルのリスクが高くなる人も多いため、医療脱毛のほうが確実に肌トラブルが少なく美肌と脱毛を両立できるでしょう。

医療脱毛で美肌になるにはどうしたらいい

どれだけ医療脱毛を行ったとしても、脱毛前後の普段の生活での肌のケアをしっかり行うことも重要です。
セルフケアを適切に行うことで、医療脱毛の効果を実感できます。

洗顔やクレンジングで落とせるメイクを

フェイシャルの医療脱毛をする前に、メイクをして来院する人は大勢います。
しかし、メイクをするとしてもベースメイクを落とすのが大変であるため、脱毛前に塗ることは避けたほうがいいです。

ベースメイクをしているとレーザーが毛根まで届かず、医療脱毛の効果が薄れる恐れがあります。

医療機関によりメイク落としが可能な場合もありますが、時間をロスするため、当日はベースメイクを塗らずにポイントメイクだけで来院することが脱毛を適切に行える可能性が高いです。

どうしてもベースメイクをしなければならない場合は、クレンジングで軽く落とせる程度にしましょう。
落としきれずに肌トラブルになることを防ぐためです。

紫外線対策はしっかりと

医療脱毛をしている期間中に日焼けをすることは、絶対に避けてください。

紫外線で肌を焼くことでやけどのような状態となり、施術が不可能となる可能性があるからです。
また、色素沈着を起こしてて美肌が遠ざかるのも防がなければなりません。

施術をする当日以外ではしっかりと日焼け止めを日常的に塗り、日焼けを防ぎましょう。

また、当日は日焼け止めを塗ることで肌に刺激を与える可能性が高いです。
刺激になりかねないため日焼け止めクリームは施術当日は避け、帽子や日傘、長袖を使って紫外線対策をしましょう。

スキンケアで肌をクールダウン

医療レーザー脱毛では、肌をわざとやけど状態にして毛根が生えてこないようにしています。とはいえ、周辺の皮膚も影響で水分が少なくなっているため、美肌を目指すなら施術前後に保湿をしっかり行いましょう。

刺激の少ない保湿クリームやジェル、ボディーローションなどを使い、肌の潤いをキープしましょう。医療機関で塗り薬を処方されることもありますが、家に帰って肌が赤くなったまま戻らないような状態の時に使用してください。

まとめ

家庭用脱毛器でムダ毛を処理しても美肌効果が期待できますが、医療脱毛のほうが毛穴を引き締める効果や美肌効果を実感しやすいといえます。

医療脱毛はレーザーの出力が強く、レーザーを当てる技術がある医師や看護師が行うため、より高い美肌効果を期待できることが魅力です。
毛穴レスな美肌を目指すためにも、医療脱毛を受けることを検討しましょう。

この記事を書いた人

大学時代はムダ毛を自己処理していたが、肌荒れなどに悩み脱毛に興味を持ち、就職後に脱毛サロンのキャンペーンで激安だったワキ脱毛を行うと、その後の快適さにとても感動しました。

他の部分も脱毛したくなりましたが、全身脱毛をする余裕がなかったため、手軽にできる家庭用脱毛器を色々と調べて使ってみることに。

セルフ脱毛を開始して肌荒れの心配が無くなると、他の美容法にも興味を持ち、話題の美容方法を実際に試す内に、社内で美容番長と慕われ始め、自然と同僚達に色々な相談をされて情報を教えるようになっていきました。

頼られることが嬉しくなり、更に脱毛や美容法などを調べどんどんと詳しくなったので、どうせならと、美容に興味がある女性達に向けた記事をスラリカで執筆しています。

初めての方にもわかるような記事を心がけて執筆しているので、読んでみてくださいね!

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