神様と結婚した霊能者 神様と人との奇妙な生活

神様と結婚するということ。神様と人の奇妙な生活
執筆者:ゆい

千鶴さんは現在台湾で修行中です。
その修行先の先生は実力者であり、様々な特化能力を持っています。
今回は、その先生と伴侶になった神様、のお話を伺ってきました。

目次

壊死寸前の腕に神様が憑依

今回は先生と神様の結婚した話をお聞きできると聞いて
千鶴さん
結論としては先生の左腕の中に土地神様がいるんですが。先生が言うには“物理的に左腕を切り落とせば離れる”と。でもまあ、それはないでしょうし
さらっととんでもない物理的な何かが出てますね?
千鶴さん
先生と神様はまあ、夫婦というか伴侶というか、夫婦なんですが
どうやって結婚というか、便宜上結婚になるような契約をしたんですか?
千鶴さん
最初はそうなるつもりは全くなかったらしいですね
といいますと?
千鶴さん
先生は神様の件でも解るように、けっこう大きな案件や依頼を受ける人だったんです。そうなれば当然、無傷では済まないことも出てくるんですよ
すごい大けがをすることもあるとは聞きますね
千鶴さん
です。私はまだそういうのはないんですが、先生はその時に左腕を損傷してしまって。壊死の手前だったらしく。このままでは腕自体が機能しなくなるという状態だったらしいんです。ただのケガなら医者でもなんとかできますけども、霊障の場合には同じくらいの事ができる人じゃないとどうにもできないんですよね
医者ではどうにもできない……
千鶴さん
先生は左腕は形があるだけでもいいかと思ってたらしく……そしたら神様が“自分がそこに入れば腕は腕として動くし、治せる”といってきたらしいんです
頼れる神様ですね
千鶴さん
それがそうでもないんですよ。先生の考えてることも、健康状態も、なにもかもが解られてしまうんですから。対面している状態ならある程度隠せてもそれが一切できなくなるんです。神様としては先生の事をすべて見ることができる、常に一緒にいることができる、理想には近いんでしょうけども
先生の性格だとお断りしそうって思ってしまう
千鶴さん
先生も最初は断ったんですよ。腕は一本あれば生活はできるしそんなに困ることもないって。でも、神様が先生の体にほかの霊障があることが嫌なのと、それで先生の体に傷が残ることや、神が傍にいてこのような事態は許してはいけないとか。先生が言うには“自分が入るための理由を見つけて入ってきた”っていいますけどもね。でも、神様はどうあっても神様なんですよ。その神様の管理下にいるのに近いのに、他の格下の存在の傷が残るというのは神様の名折れになってしまうんですよね
たしかに、それだと納得はいきますね
千鶴さん
先生も神様のプライドを折るわけにはいかないので左腕に神様を入れることに同意して、今も左腕には神様がいる状態ですね。これで神様は先生が生きてる限りは安定してエネルギーも取れるんですけども
そうなりますよね
千鶴さん
でも、先生が人としての恋愛をすることは完全に断たれちゃったんですよね、これで。もっとも、先生が普通の恋愛をするかと言われたらそれはそれで答えに困るんですが
一心同体まではいかなくても、互いの思案がある程度把握できるわけですしね。見た目とか腕は違うんですか?
千鶴さん
ほとんど解らないですよ。一応解るのは傷があるのでそれがどうやったらこの形に傷を作れるんだ?って形というかそういうものがあるので、それがほかの霊的な存在とかには神様のものですよって証明になってるかと思います
神様に好かれるって事は他の霊的な存在に好かれる可能性もあるわけですものね
千鶴さん
です。なので、それも無くなったというか
ほへえ……神様は嬉しいのかもしれませんが先生は何とも言えないですよね
千鶴さん
神様って嫉妬深いらしいんです。嫉妬深いというか、所有物に対しての執着が強い。なので社や自分の土地を荒らすものに対しての攻撃が激しいというか
そういわれるとすごくわかりやすいですね
千鶴さん
そこから先生と神様はいろんな時間や案件をこなすようになったというか

※一般の方が千鶴さんの鑑定を受けることは行っていません。
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神様との生活 食べ物などに影響も

神様は先生大好きなのはよくわかったんですけども、先生は実際にはどうなんですかね?
千鶴さん
長く一緒にいるので全く嫌いとかは無いと思いますよ。呼びかけには答えてますし、何か大きな事をするときは神様にも話をしてますし。ただ、神様の愛情が100だとすると先生が8くらいって感じはしますけども
ものすごく分かりやすいですね
千鶴さん
異性と会うことはいまだに先生はかなり制限してますね。男性の依頼者とかも最初の対応は私がしてますし。昔よりはだいぶましだって先生が言うので昔は本当に大変だったんだと思います。先生の若いころの写真を見ると本当に可愛いんですよ。なので、神様としても絶対に手放せない存在だったと思います。この家の中なら自由もきくので神様も普通の恋人みたいにいちゃいちゃしたいんじゃないですかね?今でも傍にくっついてるのが好きですし
それはもう本物ですね
千鶴さん
いろんな関係や縁を対価にして、神様との縁を持ってると先生は言いますね。もちろん、神様も先生の仕事をしっかりと手伝ってくれますが、自分が出なくていいと判断すれば出てこないので先生が自分の自力を底上げしていく事は課題になったみたいです
神様てのはすごい勢いでエネルギーを吸収するので体内に入れるのは大変だってのはなんかどこかで聞いたことがあるんですけども
千鶴さん
そうなんです。なので先生も食事もですけども、常にいい空気を吸うためにお香やら神様の好みの香やらを身に着けてますね。神様も加減はしてるみたいですけども。がっつりと吸ってしまうと寿命まで影響しちゃいますからね。できるだけ長く一緒にいたいのは私が来たこの短期間でも私でも解るくらいですからね
人間関係はなんとなく制限が入るのがわかりますけど、他にはあるんですかね?
千鶴さん
神様の元々の気質というか、素体が白蛇なので蛇によくないものは取り入れない、近づかない、は やってるみたいですね。生肉とかは先生が好きじゃないので食べないですね。妥協として生ハムとかジビエとかその辺でカバーしてます。お茶は先生の好みは熱めですけども、神様は少しぬるめが好きなので二人分いれるときは時間差を考えて淹れてますね。身の回りの世話とかはそんな感じで、見える見えないは別にして二人分準備するんです。食事もテーブルに四人分です。先生、神様、私、家の人って感じで想定して作ってますね。食材とかは定期的にお肉を焼いていくくらいですかねえ……先生が依頼書を読んでる時には必ず隣で一緒に読んでるので二人分のお茶とお茶菓子を準備するというか
なんというか、人の夫婦よりも夫婦してる気がしますねえ

神様に好かれるということ 寿命奪われる人も

神様に愛されるということは、普通の人であれば寿命なども大きく吸収されて夭折やその時点から短命で寿命を迎えることが非常に多いです。
これは神様との対話不足や、神様と受け入れる側の器の違いなどが大きく関係してきます。
千鶴さんの先生は神様との対話が可能な事や、神様もできるだけ長く生きてほしいという希望を持っていることから現在でもお元気で活動をなさっています。
神様、人以外の存在に好かれる、愛されることにはリスクやマイナス面が多いことも理解しなければいけません。

先生はなんとなく、ストイックな感じはしますね
千鶴さん
特定の相手に何らかの感情を持つことをよく思わない神様だから、とても面倒だよ、っては常に言いますね。松潤とかを見てる時はそれがあくまで“先生に対して何かできる場所にいない”ので神様も普通にしてますし、自分のほうがあなたを大事にしてますよってアピールしてますからね。でも、これが身近だったら話は変わってくるので……
神様と先生はどんなふうに結婚生活をしてきたのかは気になりますね
千鶴さん
先生が出かけるときは必ずついてくるというか、腕に入っているのでこのお店に入りたい、ここがいいとかはすごく言ってきたみたいですね。その中で先生が気になる所には入る感じで過ごしていたので、二人の気に入るところを選んでる形にはなりますね。見える人には“あなた、とんでもないものを連れてるわね”と言われることが多かったらしくて、そのせいか先生は今でも会合的なものにはあまり行かないんですよね。驚かせてしまうことになるからって
たしかにとんでもない……
千鶴さん
可愛いから海外に遊びに行ってナンパされたりすると、相手に見えるように神様も威嚇したらしくて
怖すぎるっ
千鶴さん
これが人だけならいいんですけども、先生の場合は人以外からもものすごく好かれるんですよ。なので海外の神様とひどい喧嘩になった事があったらしく
それ、どうなるんですか?
千鶴さん
神様が一時的に先生の体を乗っ取りというか借体して、先生の力をさらにブーストさせて相手を消滅させたりしたみたいですね
神様同士のバトルってえぐいなあ……
千鶴さん
先生としてはそこまでしなくてもよかったんじゃないか、となってしばらく険悪的な感じだったらしいですね。最終的に神様が折れたみたいですけども
神様って本来折れないですよね?
千鶴さん
折れないです。なのでそれくらい先生に惚れてるんでしょうね……それが人だったら先生の人生も変わっていたのかもしれませんが相手が神様ですからね……毎日までも可愛い私の奥さんって言ってるくらいですからね
先生は何と?
千鶴さん
今日もいい朝なので、一日を大事に過ごしましょうか、って言ってますね。神様なのでぞんざいにすることはないですし、何かを考えながら話をしたりもしてます。家の人たちも神様と話をしたり……
家の人たちとは喧嘩はないんですか?
千鶴さん
家の人にそれを聞いてみたことはあります。その時に言われたのが“自分が一番可愛い所を知っているから”といわれたらしく。まあ、神様も男性神ですからね。いろいろとあるんですよ
察しました。突っ込みません
千鶴さん
そうしてください。大体その通りです。まあ、なんだかんだ夫婦って体ですからね
家の人とうまくやってるならそれはいいことですね
千鶴さん
家の人たちは先生に対して恋愛感情が一切ないですからね。先生も人とそうじゃない存在の間には線をしっかりと引いてますからね。その線引きをしなかったのが神様だけなんですよ。神様であっても、あくまでパートナーとして、伴侶として、夫として扱ってますからね。先生からすればこれはすごく特例になります。神様がすねたときとかは一晩二人で星を見たりとかもあったみたいですよ
きっとかわいい神様なんでしょうね
千鶴さん
見た目は綺麗ですね。今の状態だと親子みたいに見えるくらいですねえ……先生も“だいぶ年を取ったんだから”といっても神様は“なにが?どこが?どこもかわってないよ?”っていってくっついて歩いてますね
やっぱり熟年夫婦ですね
千鶴さん
先生も最初はそこまでではなかったみたいですね。家の人が言うには神様がある日少しいなくなったから先生は“成仏したか”ってなってたらしくて。でも、しばらくして帰ってきて先生に”人はこれを婚姻に使うんだろう?“って指輪を持ってきたらしくて
なんというか、いじらしい神様ですね……
千鶴さん
さすがの先生もその時に、これは本腰入れてちゃんと婚姻を結ぶ必要があるなあって決めたらしくて。いまでもちゃんと右手の中指に指輪が入ってますよ
右なんですね
千鶴さん
神様が“この指に”と指定した所みたいですね。時代にそぐわないといわれたから時代に合わせたものとして、指輪を持ってきたんでしょうけども……いまだにどこから持ってきたものなのかも、何で出来ているのかもわからないって先生も言いますねえ。ただ、つけた日から何がどうやっても、だれがどんな方法でも指輪は抜けないんですよ。指輪を外す方法あれこれこれをやっても外れないのはもちろんですけども、ニッパーとか電動カッターで切ろうとしても機械のほうが止まったり壊れたりするんです。何があっても外れない指輪なんですよ
まさしく、神様の花嫁の指輪ですねえ……
千鶴さん
神様に愛されるってすごく大変なんだなあって思いますね

人間の左腕に宿る神様 いい関係の築き方

神様に愛されることは予想以上に大変であり、人間としての生活にも制限が出てくることは多くなるようです。
ですが、千鶴さんの先生と土地神様のように上手な関係を築くことも可能であるともいえます。
そして、そんな神様の入っている左手はどうなっているのか?

先生の左腕は今は何ともないんですか?
千鶴さん
右腕より明らかに白いですね。爪も白っぽいので見ようによってはうろこに見えなくもないです。先生は普通に生活してますが先生の左側にはいつも神様が佇んでますね。先生が言うには“自分の腕だけども自分のものである感覚が少ない。この腕だけ違う生き物だと思えるくらいに違う”と。たまに神様が“私のことが嫌いになったのかい?”とかすごく不安そうな顔で聞いてるので神様に惚れられるって本当に大変なんだと思います。神様も先生が何かしてて手持無沙汰なときは私に昔ののろけ話をしてきますね。主に二人で除霊したりとかそういうのなんですけども
当たり障りのない部分が聞きたいです
千鶴さん
先生が初めてありがとうと言ってくれた時とか、二人でようやく夫婦になれた話とか、自分の方を見て笑ってくれた事とか、そういうのをすごく大事にする神様なんですよね
可愛いですけども、なんというか相手が神様だと思うと怖いですね
千鶴さん
私が外に買い出しに行って神様と家の人の分のあれこれを準備してるとお礼とか言われますよ。先生から、してもらったら礼くらい言え、って言われてるみたいですね。神様からすれば数十年なんて昨日みたいなもんですし、先生がどれだけ年を重ねても神様に見える先生は出会った時の可愛い先生のままなんです。神様に聞いても“何もどこも変わってないよ?私に見えるのは中身だから。君もそうだ”っていわれたので、神様には今の私ではなく違う私が見えてるんでしょうね
怖いなあ。ゆるふわに聞こえるけども、ものすごい肉食な神様な気がします
千鶴さん
元の神様の外見を見てると結構ゆるふわにはみえるんですけども、ふとした時に視線がものすごく怖いのと、笑い方が怖いですねえ。でも神様ってそういう存在だから、そういう存在と対等に渡り合える先生ってやっぱりすごいなあって思ってます
ですなあ……
千鶴さん
先生もなんだかんだ神様を大事にしてますよ。今でも一緒にちゃんと寝てますからね。箱に入れとかはよほど喧嘩しない限りないですし
あるんだ
千鶴さん
私がここにきてから1回ありましたよ。先生が左腕を押さえつけながら“だったら箱の中に入って一人で寝ろ!”って叫んでいて。で、一時的に腕から抜けて神様は仮部屋の箱の中に入ったんですが……三日くらいで“そっちに行きたい”ってなってたので。その時に一瞬この神様はそんなに強くないのかな?って思ったんですけども、目の前で重なりまくった怨霊を息を吹きかけるだけで粉にしてしまうのを見ると、この神様は先生の前でのみこうであり、他にとっては時に残酷な存在なんだなって思いましたもん
はえー……やっぱり神様は神様だ……
千鶴さん
まだまだここにお世話になるので先生には元気でいてもらいたいので、供物になるものや神様が食べたいものとかはガンガン準備してますよ。先生の負担を減らしたいですからね
でも先生は松潤が最近のお気に入り、と
千鶴さん
アイドルは元気になれていいね!っていってますからね。先生がそういう感じでライブとか見てると神様は家の人と碁を打ったり、カードで遊んだりしてますからね。家の人達も神様は神様だけども、そこまで恭しくはしない感じです。本当に奇妙な生活がここでは体験できるというか。来ますか?
楽しそうだけどもメンタルが持たない気がするので遠慮しておきます(笑)
千鶴さん
弟子が長居しないって言われるのも納得できるというか(笑)
ああ~わかる(笑)いたたまれない感じの何かがある(笑)
千鶴さん
私はそこまできにならないですけども、いたたまれないのはわかります(笑)でも、いい先生ですし、神様も頼りにはなりますよ(笑)私はそんなにしっかりと対面はしませんけども
今後もなんかしでかしてるのとか、過去のやらかしをぜひ聞きたいのですが(笑)
千鶴さん
結構一杯あるのでそこはまた先生と本人に聞いてみます。先生曰く“これにきいても脚色がひどい”っていうんですよ(笑)でも、長いこと一緒にいるので信頼関係も凄い二人だなって思ってます
またよろしくおねがいします
千鶴さん
了解です

この記事を書いた人

小さいころから占いに興味があって、色々と勉強しているうちにどんどん好きになり、皆さんにも占いの良さを知ってほしくて記事を書いています。

知り合いに占い師や霊能力者、お寺の住職がたくさんいるので、その方たちにインタビューして記事を書いています。

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