見違える!目の下のクマ取り方法とは?タイプ別の見分け方や治療方法を徹底解説!

調査員:みさき
あるだけで顔の印象に大きく影響する目の下のクマ。
「気になるけどどうやって取ったらいいのかわかない」人も多いのではないでしょうか?
この記事では、気になる目の下のクマ取り方法を徹底解説します。

目の下にクマがあると…
「疲れ顔に見える」
「年齢より老けて見える」
「化粧ではなかなか隠せない」
など、どうしても印象が良くありません。

では、自宅でできる手軽なクマ取り方法、美容整形で確実にクマ取りする方法を紹介していきます。

目次

クマの原因とは?

クマができる原因はさまざまあります。

主なクマの原因

  • 血行不良
  • 睡眠不足
  • 加齢による筋肉の衰え
  • 目の下の余分な脂肪
  • 摩擦や乾燥による色素沈着
  • 長期にわたるメイク残り

当然、睡眠不足や疲れがあるときは目の下のクマが目立ってしまいますが、実はそれ以外の原因によるクマが多いのをご存じですか?

クマにはいくつか種類があり、タイプ別に原因や特徴、対策も異なります。
自分がどのタイプのクマか知ることが効果的なクマ取り方法を見つける近道ですよ。

次の章では、クマの種類と特徴について解説します。

クマの種類や特徴・分け方とは?

クマは大きく分けて3つあります。

クマの種類

  • 青クマ
  • 茶クマ
  • 黒クマ

それぞれの特徴や見分け方をご紹介するので、自分のクマがどのタイプなのかチェックしてみてください。

青クマの特徴と見分け方

青クマは目の下の薄い皮膚から毛細血管の色が透けて見えている状態です。
以下のような人は「青クマ」の可能性が高いですよ。

  • クマの色が青黒く見える
  • 上を向いたり、目の下をひっぱると色が薄くなる
  • ファンデーションで隠せる

青クマは睡眠不足や疲れなどが原因で、目の下の血行不良が主な原因です。
目の下の皮膚はとても薄く、通常は赤い毛細血管が血流の滞りで青黒くみえてしまうことが関係しています。

茶クマの特徴と見分け方

茶クマは目の下がくすんでいたり、茶色くみえている状態です、以下のような人は「茶クマ」かもしれません。

  • クマの色が茶色い
  • 上を向いたり、目の下をひっぱっても色に変化がない
  • アトピー性皮膚炎を持っている人

茶クマは何らかの原因で皮膚ダメージが起きたために発生した色素新着が原因です。
目をこすったり、メイク落としがうまくできていない、紫外線ダメージなどが関係しています。

黒クマの特徴と見分け方

目の下のクマで大多数の占めるのがこの「黒クマ」です。
以下のような症状の人は黒クマの可能性が高いかもしれません。

  • 目の下にふくらみ(脂肪)やへこみがある
  • 上を向いたり、ひっぱったりすると色が薄くなる
  • ファンデーションで隠しづらい

黒クマは加齢による皮膚のたるみや目の下の余分な脂肪が段差を作り、影になることで黒くみえている状態です。

年齢を重ねれば肌の衰えが気になってきますが、全員が黒クマになるわけでなく、目の周辺の骨格が影響しているといわれています。

そのため、若くても黒クマに悩んでいる人は大勢います。

[kaiwa-riko migi=1]正しいクマ取り対策をするなら、自分のクマの種類を知ることが大切なんですね![/kaiwa-riko] [kaiwa-yui2 gyaku=1]そうですね。
ただし、ひとつのクマだけでなく、2つ以上のクマが同時に起きる「混合クマ」の人もいます。[/kaiwa-yui2] [kaiwa-riko migi=1]混合クマの場合は総合的な対策が必要になりそうです…。[/kaiwa-riko]

自宅でできるクマ取り方法

ここからは自宅でできるクマ取り方法をご紹介します。
どれも手軽に始められるものばかりなので、まずは「セルフケアから始めたい」人にもおすすめですよ。

ただし、クマは種類によって正しい対策方法が違います。
間違った方法でケアしてしまうと、かえってクマを悪化させてしまうこともあるので、まずは自分のクマを見極めることが大切ですよ。

青クマの解決法

青クマは血行不良・睡眠不足・ストレスや疲れなどが原因で発生します。
特に冷え性の人は青クマができやすい傾向があります。

青クマの場合、健康状態が大きく影響しているので、クマ対策に限らず身体全体のセルフケアを心がけることが大切です。

血流を良くする

青クマは血流の滞りが起きて、目の下が青黒く不健康に見えている状態。
まずは身体を冷やさないようにしましょう。

糖分を控えてバランスの良い食生活に切り替える、軽い運動(ウォーキングやストレッチ)、湯船にしっかりつかる、冷たいものを控えるなどの温活をおすすめします。

また、ホットアイマスクなどで目元の血流を良くする方法もいいですよ。

睡眠をしっかりとり、ストレスをためない

睡眠不足は青クマの大敵です。
できる限り睡眠時間を確保し、睡眠の質を上げるようにしましょう。

また、ストレスも血行不良の原因になります。
たとえば、長時間同じ姿勢でPCとにらめっこしていると、肩こりや眼精疲労で青クマまで一直線なんてことも。

適度に休憩をはさんだり、姿勢を変えるなどのストレス対策が重要です。

目の周辺をマッサージする

目元の血行不良はセルフマッサージで解消できますよ。
たとえば、目頭や目尻、眉毛の下あたりを優しく押すツボ押しや、クリームやオイルを使ったリンパマッサージなどがおすすめ。

ただし、強い力で押したりマッサージするのはNG。
摩擦や刺激でかえってクマが悪化する可能性があるので気を付けましょう。

茶クマの解決法

茶クマはクマの中でも改善するまで時間がかかる傾向があります。
焦らずじっくりケアしていくことが大切ですよ。

普段から摩擦や刺激に気を付ける

茶クマは摩擦や刺激による色素沈着が大きな原因です。
普段の生活で以下のような目元を刺激する行動に気を付けるようにしましょう。

  • クレンジングや洗顔のときは優しくする
  • かゆみがあっても強くこすらない
  • アイメイクが残らないように気を付ける

茶クマにマッサージはNG

クマのセルフケアとして目元や周辺のマッサージは有効とされていますが、茶クマの場合は要注意。

マッサージによる摩擦や刺激でクマが悪化する可能性があるため、茶クマの人はマッサージを避けましょう。

保湿や紫外線を徹底する

色素沈着を改善するためには、肌のターンオーバーを促す必要があります。
しっかり保湿を行うと、ターンオーバーを整えることにつながるので、茶クマが気になる人は普段の保湿を徹底しましょう。

また、色素沈着はメラニン色素が関係しているため、紫外線は大敵。
夏だけでなく、年中紫外線対策を行うことが大切ですよ。

黒クマの解決

黒クマは肌のたるみや余分な脂肪によって影ができるため、黒く目立ってしまっています。
セルフケアでは簡単に改善するのは難しいですが、目元のたるみケアを中心に地道に対策していきましょう。

ハリを向上させる化粧品を使う

たるみ用の化粧品や目元専用クリームなどで、ハリを向上させましょう。
将来的なクマの悪化に備えて、普段から目元ケアを行うのもおすすめですよ。

目のトレーニングをする

黒クマは目元のトレーニングも有効です。
目をぎゅっと5秒ほど閉じ、そのあと大きく目を開く、これを数回繰り返すと表情筋や目元の筋肉を鍛えられます。

このようなトレーニングは毎日続けることで効果が期待できるので、決まった時間に習慣化するといいですよ。

美容整形でクマ取りする方法

自分でできるクマ取り方法はたくさんありますが、あくまで予防目的や一時的な改善にとどまります。

「もっと分かりやすく効果を実感したい」人は美容整形クリニックで治療をおすすめします。

美容整形でクマ取りの治療を受けるなら、どんな治療方法があって自分のクマにはどの治療法が合っているのか知っておくことが大切ですよ。

一般的なクマ取り治療方法は4つに分けられます。
以下の表にそれぞれの治療方法のメリット・デメリットをまとめました。

一般的なクマ取り治療方法
治療方法 レーザー治療 脱脂治療 注射治療 手術治療
施術内容 ピコトーニング
レーザートーニング
YAGレーザー
ハイフ
経結膜脱脂法 再生注射
脂肪注入
ヒアルロン酸注入
PRP療法
ハムラ法
裏ハムラ法
おすすめのクマタイプ 茶クマ、黒クマ(ハイフ) 黒クマ 青クマ、茶クマ、黒クマ 黒クマ
メリット 茶クマに即効性が期待できる
美肌効果が期待できる
傷跡が残らない
切開法よりダウンタイムが少ない
比較的手軽に受けられる
肌質改善効果が期待できる
根本的な改善ができる
たるみやシワにも効果的
デメリット クリニックによって価格に幅がある
効果を実感するまで複数回の施術が必要
たるみやシワを悪化させる可能性がある しこりができる可能性がある
施術によっては持続期間が短い
腫れや内出血などが目立つ(ダインタイム)

美容整形でクマ取り治療を受ける場合、クマの種類によって適切な治療方法が変わります。

たとえば、ピコトーニングのようなレーザー治療は、メラニン色素にアプローチして目元のくすみを改善する効果が期待できます。
そのため、色素沈着が原因の「茶クマ」に有効とされています。

一方、レーザーの種類によっては血行不良が原因の「青クマ」や皮膚のたるみが原因の「黒クマ」にも使用されますが、劇的な効果は見込めません。

そのため、クマの種類にあった治療方法を選択することが、効果的なクマ取りにつながります。
また、症状は一人ひとり違うので、2つ以上のクマが混在している人も。

その場合は、複数の治療方法を併用する場合もありますよ。

では、どんな治療方法があるのでしょうか?ここからはそれぞれの治療方法の特徴や効果をご紹介します。

茶クマに有効な「レーザー治療」

医療用レーザーでメラニンを少しずつ破壊することで主に茶クマの治療に効果的な施術です。

一般的には以下のようなレーザー機器が使用されます。

クマ取り治療に使われるレーザー機器

  • ピコトーニング
  • レーザートーニング
  • Qスイッチヤグレーザー

皮膚の薄い目の周りにも照射可能なマイルドな低出力レーザーなので、ダウンタイムがほとんどないのが大きなメリット。

レーザーの種類によって効果が変わることもあります。
たとえば、Qスイッチヤグレーザーは熱作用によってコラーゲン生成を増やし、ハリを与える効果があります。
クマとともに小じわや軽度のたるみが気になる人に向いているレーザー機器です。

このようにレーザー治療はクマ取りだけでなく、それ以外の美肌効果も期待できる施術ですよ。

ただし、マイルドな照射のため効果を実感するまである程度の時間がかかります。
照射回数も5回~10回程度必要なので「すぐになんとかしたい!」という人には物足りないかもしれません。

レーザー治療がおすすめの人

レーザー治療は低出力のレーザー照射でメラニン色素を少しずつ取り除いていく施術です。
そのため、色素沈着が原因の「茶クマ」に悩んでいる人におすすめ。

レーザーの種類によっては軽度の青クマや黒クマに対応できるものもあります。
針やメスに抵抗がある人はレーザー治療を検討してみましょう。

黒クマにはたるみ治療の「ハイフ」も効果的

ハイフは高密度焦点式超音波の略で、高い熱エネルギーを集中して照射することで肌内部のコラーゲン生成を促すリフトアップ施術です。

一般的には顔のたるみやしわ、ほうれい線の治療に使われますが、目の周りに特化したハイフ施術も行われています。

ハイフを目元に照射することでハリが出てくるので、たるみが原因の「黒クマ」におすすめですよ。

目元ハイフを受けるときの注意点

ハイフは肌ダメージが少なくダウンタイムも少ないといわれていますが、照射後数日は赤みや腫れが出る可能性があります。
人によっては筋肉痛のような痛みがあらわれる場合も。

また、肌が非常に乾燥しやすくなっているので保湿が大切になります。

一般的にハイフの持続効果は半年~1年程度で、徐々に効果が薄れていきます。
効果を持続させるなら、定期的な照射しなければいけません。

負担が少ない「切らないクマ取り治療」

切らないクマ取り治療として多くの美容整形クリニックで主流となっているのが「経結膜脱脂法」です。

症状や悩みに合わせて「脂肪注入」や「PRP療法」を併用する場合もあります。

ここからはそれぞれの治療方法を具体的に解説していきます。

経結膜脱脂法

経結膜脱脂法は目の下にある余分な脂肪をレーザーによって取り出す治療法です。
目の下にあるふくらみを除去することで、影になって目立っていた「黒クマ」の改善に効果を発揮します。

切開によるクマ取り治療に比べて出血やダウンタイムが少ないので、周りにバレにくく忙しい人や仕事を休めない人にもおすすめです。

ただし、切らないといっても実際はレーザーメスを使用し、下まぶたの内側を切開しています。
肌表面は傷つけず痕が残らないので「切らないクマ取り治療」として注目されています。

どうしてもメスや針に抵抗がある人はレーザー治療を検討してみてもいいかもしれません。

経結膜脱脂法がおすすめの人

経結膜脱脂法は以下のような人におすすめの治療法です。

  • もともと目の下に脂肪が多い人
  • 加齢によるたるみで黒クマが気になる人
  • たるみとクマが同時に気になる人
  • 肌表面の切開治療は抵抗がある人

黒クマの原因はさまざまですが、いずれも余分な眼窩脂肪が目の下にふくらみを作ることで老けて見えたり、疲れて見えたりします。

一般的には加齢による眼輪筋のゆるみが黒クマの原因ですが、もともとの骨格の影響で目の下に脂肪が多い人も。

若い世代で黒クマに悩む人はもともと眼窩脂肪が多い可能性が高く、このような人は経結膜脱脂法がおすすめですよ。

また、しっかり効果が実感できるクマ取り治療をしたいけど、肌表面の切開治療は避けたい人にも最適です。

経結膜脱脂法+脂肪注入

経結膜脱脂法は余分な脂肪を取り除き、目の下のふくらみを改善する治療法ですが、それだけでは逆にクマが目立ってしまう人がいます。

  • ふくらみやたるみの下に凹みがある人
  • ふくらみやたるみが八の字になっている人
  • ハリがなくシワが目立つ人

目の下がくぼんでいる人は経結膜脱脂法のみだと、かえって凹みが目立つ可能性があります。
この場合は、経結膜脱脂法と脂肪注入を併用した治療方法がおすすめです。

脂肪注入を行うとくぼんでいる部分を補えるので、自然な仕上がりになりますよ。
その際、注入した脂肪を定着させ、持続性を高める「PRP療法」を併用するクリニックもあります。

PRP療法とは?

PRP療法とは、自分の血液から血小板と血漿(けっしょう)を取り除き、患部に直接注入する施術。

肌細胞の増殖を促し、人間本来の再生治癒力を高める治療方法です。

エイジングケア、目の周りのちりめんジワの改善、コラーゲン増殖でハリアップなど嬉しい効果が様々。
効果の持続性は個人差がありますが、1度の施術で1年~3年程度長続きするのも嬉しいポイントです。

ダウンタイムが少ない「注射治療」

注射治療はメスを使用しないので手軽に受けられ、ダウンタイムも少ないのが特徴。
施術内容によっては価格もリーズナブルなものがあるので「まずは試してみたい」人にも人気治療法です。

クマ取りに有効とされる注射治療は以下のようなものがあります。

  • 脂肪注入
  • ヒアルロン酸注入
  • 再生注射治療

ひとつずつ解説していきます。

脂肪注入

自分の太ももなどから採取した皮下脂肪を注入するため持続性があり、合併症のリスクも抑えられる安全性の高い治療方法。

主に目のくぼみが目立つクマに悩んでいる人におすすめの治療法です。
以下に脂肪注入のメリットとデメリットをまとめました。

メリット デメリット
定着すれば永久的な効果が期待できる
精製した自分の脂肪を使用するため、合併症のリスクが低い
脂肪を採取する部位にもダウンタイムが発生する
しこりができる可能性がある

脂肪注入は一度注入したあと、定着するまでに2~3ヵ月程度かかります。
定着率は部位によって変わりますが50%~60%あり、定着した脂肪は半永久的に持続するためコスパの良い治療法です。

クリニックによっては肌を活性化する成長因子を加えた独自の脂肪注入を提供。
コラーゲン増加や血行促進作用で黒クマだけではなく、青クマや茶クマにも効果を発揮します。

脂肪注入なしでクマ取りできる?

経結膜脱脂法は脂肪注入とセットで行われる場合が多いです。
「クマ取りしたいけど、脂肪注入までする必要があるの?」と疑問に思われる人もいるでしょう。

脂肪注入と併用するのは以下のような理由があります。

  • 老化でたるみが目立つ人はかえってたるみが目立ってしまうから
  • 経結膜脱脂法だけでは改善できないクマがあるから
  • 立体感を出して仕上がりを良くするため

逆に目の下のくぼみがなく、たるみも少ない人は脂肪注入なしでクマ取りすることも可能です。

症状によって適切な治療法が違うので、気になる人はカウンセリングで相談してみましょう。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、目の下のたるみが目立ちにくくなり、青クマや黒クマの改善に効果的な治療方法です。
目の下のへこみや軽いふくらみがある人に向いています。

通常、片目につき3回~4回程度針を刺してヒアルロン酸を注入します。
ヒアルロン酸の注入量は一人ひとり違うので、医師による適切な判断が大切。

価格はリーズナブルなものが多く、施術時間も5分~10分程度と短いため、クマ取り治療の中では気軽に受けやすいですよ。

ただし、ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されるため、持続期間は半年~1年程度が一般的です。
持続期間はヒアルロン酸の種類によっても変わりますが、持続的な効果を得るには定期的な注入が必要になります。

[kaiwa-riko migi=1]ヒアルロン酸注入と脂肪注入の違いって何ですか?[/kaiwa-riko] [kaiwa-yui2 gyaku=1]ヒアルロン酸は徐々に効果が薄れていきますが、費用を抑えることができます。
一方、脂肪注入は半永久的な効果が期待できますが、1回の費用は高くなってしまいます。
[/kaiwa-yui2] [kaiwa-riko migi=1]どちらを選ぶかは目的や予算で変わってきますね![/kaiwa-riko]

再生注射治療

再生注射治療とは、成長因子や細胞増殖を促進する因子を注入し、血行促進やハリ向上を図る施術です。
青クマ・茶クマ・黒クマなどすべてのクマタイプに対応できる治療方法です。

クリニックによって独自の再生注射を提案しているので、目的や予算に合った施術を選びましょう。

より確実なクマ取りなら「手術治療」

クマだけではなく、皮膚が大きくたるんでいる人やシワが多い人は「切らないクマ取り」では効果が薄いことがあります。

そんな人は手術治療で根本的な改善を狙ってみるのもいいでしょう。
手術治療は大きくわけて2つあります。

  • ハムラ法
  • 裏ハムラ法

ハムラ法は、皮膚表面を切開し、ふくらんだ脂肪を目の下の凹みに移動させてフラットにする施術です。
合わせてたるんだ余分な皮膚や筋肉も除去できるので、クマだけでなく皮膚のたるみやシワなどに悩んでいる人に最適ですよ。

一方、裏ハムラ法は下まぶたの裏を切開して脂肪の位置を再配置する施術。
ハムラ法との違いは、皮膚表面を傷つけないため痕が残らない点です。

ただし、裏ハムラ法では過剰な皮膚や筋肉へのアプローチが難しいため、大きなたるみがある場合は物足りない可能性があります。

どちらも1回の治療で完治や大幅な改善、高い持続性が期待できる施術です。
たるみがひどく、脂肪除去や注射治療では効果が期待できない人は、一度検討してみてはいかがでしょうか?

ただし、手術治療はダウンタイムや傷痕が残るリスクがあるため、経験豊富なクリニックでの治療をおすすめします。

クマ取りが受けられるクリニック6選

ここからはクマ取りが受けられる美容整形クリニックを6選ご紹介します。
クマ取りで失敗しないためには以下のポイントに注意しましょう。

失敗しないクリニックの選び方

  • クマ取りの実績が豊富にある
  • 複数の治療方法を提供している
  • カウンセリングを重視
  • 料金が分かりやすい

クマ取り治療は医師の技術の差が大きい治療方法です。
納得のいく治療を受けるためには信頼できるクリニック選びが大切。

気になるクリニックがあれば、まずは無料カウンセリングで相談し、納得のいく治療方法を提案してもらえるか判断しましょう。

湘南美容クリニック

湘南美容外科は全国に100院以上を展開しているクリニックです。
地方に在住の人でも最寄りの店舗を見つけやすく、店舗数が多いため症例実績が豊富。

目の下のきらないクマ取り治療だけでも6万件以上の実績があり、様々な症状に対応できますよ。

とくに経結膜脱脂法は電波メスを使用し、腫れや内出血を抑える工夫をしています。
選べる「脂肪注入」との併用で目元年齢の若返りが可能です。

湘南美容クリニックのクマ取り料金表
施術内容 治療方法 会員価格 モニター価格
目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り 経結膜脱脂法 113,000円 79,100円
目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り+SBCリッチフェイス 経結膜脱脂法+脂肪注入 231,800円 183,050円
目の下の切らないクマ・たるみ(ふくらみ)取り+コンデンスリッチフェイス 経結膜脱脂法+脂肪注入(CRF) 297,800円 240,800円
切開ハムラ法 ハムラ法(両目) 334,070円
裏ハムラ法 裏ハムラ法(両目) 334,070円

聖心美容クリニック

聖心美容クリニックはリラックスして治療できる環境づくりにこだわったクリニックです。
完全予約制で来院から治療まで他の患者と顔を合わせない配慮を徹底しています。

プライバシー確保が重視しているので「周りの目が気になる」人にも通いやすいクリニックですよ。

クマ取り治療は幅広い施術を取り扱っています。
中でも「プラミアムPRP皮膚再生療法」は自分の血液を使い1回の治療でも改善が期待できる再生医療ですよ。

聖心美容クリニックのクマ取り料金表
施術内容 治療内容 範囲 料金
プレミアムPRP皮膚再生療法 PRP療法 目の下(両側) 319,000円
目の下の脂肪取り 経結膜下脱脂法 両目 330,000円
ヒアルロン酸注入 ヒアルロン酸注入 1部位1回 107,800円
レーザー治療 ピコレーザー or QスイッチYAGレーザー 直径20mmまで 33,000円

水の森美容外科

水の森美容外科は東京・大阪・名古屋に4店舗展開するクリニックです。
店舗数は多くありませんが、自信のある施術法のみを採用し、高水準の治療にこだわっています。

クマ取り治療は切開をともなうハムラ法を推奨。
ダウンタイムに配慮する必要がありますが、眼窩脂肪によるふくらみやたるみを根本的に改善できる治療方法です。

わかりやすい料金設定なので「いくらかかるか不安」な人でも治療しやすいクリニックですよ。

水の森美容外科のクマ取り料金表
施術内容 範囲 料金
目の下ヒアルロン酸注入 両目 61,600円
下眼瞼脱脂(目の下の脂肪取り) 両目 214,500円
ハムラ法 両目 394,900円
裏ハムラ法 両目 416,900円

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は全国に60院以上を展開し、比較的リーズナブルな価格で初心者でも通いやすい「敷居の低さ」が魅力です。

クマ取り治療はすべてのクマに対応可能な「クマ取り再生注射」があり、1回1万円以内で施術が受けられます。

クマ取り再生注射は、脂肪分解成分で目元のたるみにアプローチ。
成長因子やヒアルロン酸でハリを取り戻す「切らないクマ取り」治療です。
ダウンタイムもほとんどないので、まずは試してみたい人におすすめですよ。

TCB東京中央美容外科のクマ取り料金表
施術内容 範囲 料金
クマ取り再生注射 両目 9,800円
クマ取り再生注射プレミアム 両目 69,800円
経結膜脱脂法(切らない目の下のクマ取り) 両目(スタンダード) 83,600円
下眼瞼除皺術(切開法による目の下のたるみ取り) 両目(スタンダード) 83,600円
目の下のヒアルロン酸 ダイヤモンドフィール 目の下1cc 19,200円

シロノクリニック

シロノクリニックはレーザー治療・エイジングケアのクリニックとして、25万件以上の症例実績を持っています。

クマ治療はレーザー治療を中心に独自の施術メニューを用意。
ヤグレーザーピーリングは、熱エネルギーの作用で肌内部のコラーゲン生成を促し、ハリ感アップやたるみ改善を狙います。

また、血行促進効果もあるため、青クマやたるみによる黒クマに悩んでいる人におすすめです。

シロノクリニックのクマ取り料金表
施術内容 範囲 料金
ヤグレーザーピーリング 目の周辺 22,000円
ヒアルロン酸注入 1本 66,000円~
下眼瞼脱脂術(目の下のたるみ) 下まぶた 275,000円
サーマクールアイ 目の周り 165,000円

ザ・クリニック

ザ・クリニックは脂肪注入の専門クリニックとして独自のクマ取り治療を提案しています。

「マイクロスCRF」は。
自分の皮下脂肪を採取し、10%まで濃縮することで非常になめらかで繊細な部位も自然な仕上がりになる施術です。

基本的に術後メンテナンスが不要で、一度定着した脂肪は長期間維持されるメリットもあります。
血行促進効果もあるため、クマの種類を問わず治療できますよ。

ザ・クリニックのクマ取り料金表
施術内容 範囲 料金
カイクロCRF 目の下のクマ(両側) 110,000円
ヒアルロン酸注入 1本 69,300円~

まとめ

クマ取り方法はクマの種類によって変わります。
間違った対策をとってしまうと、かえってクマを悪化させてしまうので、まずは自分のクマの種類を見極めることが重要です。

クマはセルフケアではなかなか改善が難しいものもあります。
「しっかり効果を実感したい」人は、プロの力を借りるのもひとつの手ですよ。

美容整形クリニックでのクマ取り治療はたくさんあります。
今回ご紹介した治療方法を参考に、自分の悩みや目的に合った方法を見つけましょう。

この記事を書いた人

大学在学中からショップの販売員として働き始めるも他の店員と比較して売上が上がらず、上司に相談すると「外見も大事」というきつい一言が。

そこで元々気になっていたホクロ除去を皮切りに、アイプチやスキンケアにハマり始めました。

美容にこだわり出すと売上も比例して上がってき、飲み会で男性ウケも大きく変わり、外見を変えたことで人生が大きく変わりました。

自分への投資はしっかり返ってくるので、その経験を活かし自分の隠れた魅力に気が付いていない人の助けになればと、美容系ライターとしてたくさんの記事を執筆しています。

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