タロットで解き明かす人生の指針 – 妃彩江先生スペシャル対談

占い喫茶を営み、対面で鑑定をしています『妃彩江先生』は、タロットカードと数秘術を得意し、さくっとはっきりとアドバイスするのが鑑定スタイル。

これまでのご経験やご活躍をお伺いしてみました。

では先生の自己紹介をお願いいたします。
はじめまして。タロット鑑定士の妃彩江(ひさえ)と申します。年代は40代です。

京都市内にて、ドリンクと占いというテーマの占い喫茶的なお店「安里彩」を営んでおります。

妃彩江先生が経営する占い喫茶「安里彩」の店内
占い喫茶「安里彩」の店内

主な占術は、タロットカードと数秘術となり、タロットカードのリーディングを中心として、補助的に数秘術を使用しております。

鑑定スタイルは、「さくっとはっきりと」をモットーに、はっきりとした結果を導けるように心掛けています。

妃彩江先生のタロットカード
妃彩江先生のタロットカード
妃彩江先生が数秘術で使うアイテム
妃彩江先生が数秘術で使うアイテム

ご相談者様には、時にカードの結果により、辛い結果をお伝えする場合もあります。

しかしながら、できるだけ鑑定が終える頃には迷いを吹っ切って帰っていただくようにお伝えしています。

微力ながら、ご相談者様のお力になれるよう日々、今でも占術の鍛錬を行っております。

このお仕事をはじめたきっかけは何ですか?
母親が趣味でタロットをよくさわっておりました。
その姿を幼い頃から見ていて、とても興味深かったです

カードは子供時代からさわっていました。
20代後半、占い師の仕事をしようと心の中で決めました。

そして、当時はタロットカードの技術のみでしがた、オーディションを受け無事に合格しました。
これが、占いのお仕事に転じたきっかけです。

「安里彩」をはじめるに至った経緯を教えて頂けますか?
タロット鑑定というお仕事を、最初はネット鑑定を中心に活動していました。

妃彩江先生が営む占い喫茶「安里彩」店内の占いテーブルと鑑定料のプレート
「安里彩」の占いテーブル

けれども途中から、様々な方々からの信用を、鑑定を通じて得られればと考えるようになり、思い切って「占い喫茶」という形式で立ち上げました。

どのような相談者が多いですか?
出会いを探している方が多く、次に多いのが転職について悩まれている方です。

もしくはご年配の方も多いように感じています。男女の割合で言えば、圧倒的に女性が多い気がしています。

得意な相談内容は何ですか?
人対人にまつわる内容と仕事の内容を得意としています。
人対人は主に

  • 片思い・恋愛
  • 夫婦関係
  • 仕事やご近所の人間関係
  • 友人関係

です。

特に、仕事の人間関係におていは、個々の気持ちを読み取ることを得意としています。

もちろん、男女関係や夫婦関係も同じです。
気持ちを読み取り、考えを明確にする事です。

仕事関係は主に、物事の方向性の見定めや物事の良し悪しを判断していきます。
転職をしてもよいのか?
今のままでよいのか?
といったご相談から、事業の成り行きまでと多種多様です。

しかしながら、占いにすべてを委ねさせるというよりも、状況別に鑑定を行い、どれかの策を選んでいただくという形で進めることが、最近は多いです。

鑑定のときに心がけていることは何ですか?
ご相談者様が、迷われたりされないように、はっきりと根拠をお伝えした上で、クリアになられるように、お話をするよう気を付けています。
特に気を付けていることなどはありますか?
占い師の役目とは、水先案内人に過ぎません。
そのため、方向性とアドバイスの提案にとどめています。

そこから先は、ご相談者様が自らご判断をくだせるようにコミュニケーションをとっています。

ご相談者の心の痛みなどは伝わってくるものでしょうか?
お話をうかがっていますと、ご相談者様から感情の感覚が伝わってきます。

それを捉える事が可能です。

そして今、ご相談者様にとって必要な言葉や問いかけを行うように気を付けています。

占いというのは人の感情や心を占いを通じて扱うことになります。
どんなに強がっている人でも、心というのはとても繊細だと考えています。

印象に残っている鑑定エピソードは何ですか?
30代の頃に鑑定をしていた時のお話です。

あるご相談者様から、
「心理カウンセリングは聞いてもらうだけ、占いは聞いてもらって方向性が見えるから、占いの方が有効に思える。」
とおっしゃっていただけました。

ただ同時に、占いというツールの重大さにも気付けました。

“占いというツールの重大さ”に気付いた後、どのように変わっていきましたか?
占いというツールに対する自己鍛錬が、さらに必要だと考えるようになり、徹底的に追求する姿勢へと変わりました。
印象に残っている失敗談はありますか?
何度か同じ質問をされた事があります。
私はカードが示すままに結果をお伝えしていましたが、その時のご相談者様は突然にお怒りになられました。

今思えば、占いというよりも話を聞いてほしかったように感じています。
当時は私もまだかけだしであったにしろ、ご相談者様に申し訳なく思っております。

良くない鑑定結果が出た場合、相談者にどのようにお伝えしていますか?
占いというのは現状を土台とした結果となっておりますため、
「まずは出来る事から、今を変える事で悪い結果が変わります。」
とお伝えしています。
相談者から頂いた嬉しいお言葉はありますか?
「すっきりした!」という言葉に限ります。

特にタロット鑑定は、物事の成り行きを見る事に適しているため、結果の良し悪しがあるものの、少しでもご相談者様の心が「スッキリ」する事が本望です。

占い師としてのやりがいを教えてください。
ご相談者様によっては、どうにもできない状況の場合もあります。
けれども占い師というのは、ここからだと思われます。

いかに現実的で実行可能なアドバイスが行えるか、ここにやりがいがあるのかなと感じています。

占い師を始める前の自分にアドバイスするとしたら、何を伝えたいですか?
占いというのは多分に、どんなに上級者になれても、日々勉強だと思われます。

もっともっと鍛錬を行うように勧めることです。

さらに、人の気持ちをさらに深く理解する事について考えるべきと伝えたいです。

今後の目標を教えてください。
世界には様々な占い用のカードが存在していると聞きます。
どんどん、自分自身の鑑定に取り入れていきたいです。
そして、少しでもご相談者様のお役に立つことに繋がればと思います。
たとえば、最近気になっている占い用のアイテムって何がございますか?
最近はキッパーカードというドイツで誕生したオラクルカードを取り入れようとしています。
インパクトは普通のオラクルカードよりも強いというのが感想です。
近い将来、鑑定に導入できるようにしていきたいです。
最後に読者にメッセージをお願いします。
人は生活をしていく中で、幸せなことからアクシデントまで遭遇します。
人は時に喜び、人は時に涙を流します。

アクシデントに遭遇したりした際は、お一人で悩まず、一度お話を聞かせてください。

占いには思わぬ突破口が隠れていたりします。
依存ではなく、占いを有効活用してみてください!

妃彩江先生、今日はどうもありがとうございました!

お茶しながらお悩み事の鑑定をお願いできる、オシャレなカフェです。
お近くにお出かけの際は、ぜひお立ち寄りください♪