近年、注目を集めている『ハイジニーナ』。ハイジニーナとはVIOラインをすべてなくすことを意味します。この記事では、新しい脱毛ハイジニーナについて解説します。
介護脱毛のハイジニーナ脱毛で年代も白髪も関係ない新しい脱毛方式誕生
ハイジニーナってどこかのサロンの名前なの?
ううん、違うの。ハイジニーナというのはVIOラインをすべて脱毛することを言うのよ!
え!?VIOすべて?!それって流行ってるの?
しかし近年では、
「親の介護を経験して自分は脱毛しておこうと思った」
といった40~50代の女性を中心に、デリケートゾーンの脱毛が注目されるようになったのです。
それが後に『介護脱毛』と云われるようになったワケです。
やがてそれは、
「アンダーヘア」
「デリケートゾーン」
といったザックリした言い方ではなく、初心者にも分かりやすいように
『VIOライン』
などと、名称が付くようになります。
・Vライン=アンダーヘア(足の付け根から腰骨を結ぶライン)
・Iライン=おへそからまっすぐ一直線に下りた線(陰部)
・Oライン=肛門周り
若い世代の女性は、主にビキニラインと云われるVラインである「足の付け根から腰骨を結ぶライン」を脱毛することが多かったです。
しかし、介護脱毛を意識するようになった40~50代の女性からは
「将来、排泄後の処理がしやすいように」
との想いから、Iライン、Oラインもすべて脱毛する『ハイジニーナ』脱毛が注目されるようになりました。
介護脱毛でハイジニーナとは
そのハイジニーナって具体的に、どういう意味なの?
そう!ハイジニーナというのは、「衛星」という言葉から来ているのよ!
ハイジニーナの意味
ハイジニーナは、英語で『hygiene(ハイジーン)』といいます。
これは、「衛星」という意味から来た言葉で、VIOすべてのラインを脱毛することを意味しています。
すべてを脱毛することによって、
「匂いの軽減」
「かぶれない」
など、衛生上のメリットがあります。
※この5~6年の間に、このハイジニーナ脱毛をするようになった女性は5倍にも上り男性でも3倍増しとなっています。(メンズ脱毛【FOX】調べ)
幅広い年代層までハイジニーナは浸透しつつある
これまで若い女性を中心に脱毛は人気を得てきました。
「腕」や「足」「背中」など気になるムダ毛処理に、脱毛は欠かせないものとなっていたのです。
現在でもその“美意識”は変わりません。
近年では親の介護を経験した40~50代の女性を中心に「将来」を見据えた脱毛と捉えられるようになってきたのです。
親の介護をしたとき、VIOラインのヘアが邪魔で排泄後の処理に時間が掛かったということが、介護脱毛を考える人が増えた要因になっているのよ!
なるほどね。確かに、自分がもし介護されるようになったときに、ヘアがあると蒸れるし、匂いやかゆみも伴って自分も嫌な想いをするものね。
その通りなの!だからハイジニーナ脱毛しておくと、「介護する側」も「介護される側」も気持ち良く処理が行えるのよ。
介護脱毛でVIO脱毛の形とハイジニーナの違い
ところで、「VIO脱毛」と「ハイジニーナ脱毛」と二通り言い方があるように感じるんだけど、なにか違いがあるの?
よく気が付いたわね!そう!VIO脱毛とハイジニーナ脱毛では、その脱毛の仕方に違いがあるのよ。
VIO脱毛の意味は「形」
「Vライン」「Iライン」「Oライン」は、デリケートゾーンの具体的な箇所(形)を表した言葉です。
先にもご説明しましたが、もう一度おさらいしてみましょう。
・「Iライン」=おへそから一直線にまっすぐ下に下りた陰部
・「Oライン」=肛門周り
それぞれの形をアルファベットに表したものが、「VIOライン」なのです。
ハイジニーナ脱毛の意味は「すべて」
ハイジニーナは「衛星」を意味しますが、脱毛という意味ではVIOラインすべてのヘアを脱毛するというニュアンスに変化しています。
介護脱毛でハイジニーナが人気なワケとメリット
VIOラインすべてのヘアを脱毛するのが「ハイジニーナ」ということは分かったけど、ツルツルになることが恥ずかしいと思う人もいるよね?
依然として「ツルツルにしてしまうのは恥ずかしい」と感じる人はいるわよ。ただハイジニーナを希望する人は、その中の一部で「将来に備えて・見据えて」ということに趣を置いている人がハイジニーナを希望しているということよ。
あ、そういうことか!それでハイジニーナ脱毛するとどんなメリットがあるの?
ハイジニーナはケアがしやすくなる
VIOラインをすべて脱毛すると、将来介護が必要になったときに処理がしやすいということが挙げられます。
これは、介護する側も介護される側も双方にとってのメリットになります。
・介護される人=長い時間、デリケートゾーンを見られ、匂いや痒みで嫌な気持ちにならなくて済む
自力でトイレに行ける人の場合も素早く処理できるので、生理時でも手間が掛からないといったメリットもあります。
親の介護でハイジニーナが良いと思い始める40~50代増加
介護脱毛は、もともとは親の介護を経験した40~50代の女性を中心に注目され始めたものです。
「親の介護をしていて、アンダーヘアがあると主に便の処理が大変だった」
「蒸れてしまって、デリケートゾーンの肌が荒れてしまい皮膚科のお世話になったりと余分な世話が増えた」
40代以降になると、このような経験をする人が増える傾向にあります。
介護が必要になるとツルツルになるのが恥ずかしいという意見は少ないです。
また、医療従事者側からの意見としても
「VIOラインのヘアはないほうが楽でしょう」という意見もあります。
『愛知医科大学医師・後藤礼司』さん
近年ではそれに加えて、若い世代の女性からも
「面倒な脱毛処理する時間がなくなった」
という意見もあります。
朝早くから仕事に行き、遅くなって帰り、寝るまでの時間にあまり余裕がないときだと面倒でつい脱毛を後回しにすることもあるでしょう。
しかし一度ハイジニーナ脱毛しておくと、もう脱毛処理に時間を取られることもなくなるので、その分ゆっくり過ごしたり、他のことに使う時間が持てるといったメリットしかないのです。
一人暮らしあるあるだけど、休みの日は溜まった洗濯物や掃除に時間が掛かるし、そういう意味でも脱毛処理の時間が削れるのは有難いわね。
臭いを軽減とおしゃれが楽しめる
VIOラインをハイジニーナすることで、衛生面でメリットが多い中、女性の意見として
「おしゃれが思い切り楽しめるようになった」
との意見もあります。
例えば、
「夏などにビキニ姿になったとき、ビキニラインが気になってプールや海を思い切り楽しむことができない」
という経験がある人ですね。
せっかくビキニを着ても、腰から撒く「パレオ」というのを撒いてビキニラインを隠してしまうという人もいます。
https://item.rakuten.co.jp/prime-market/swim-311/
これじゃ夏を満喫できないですよね?
あー私も経験ある!お気に入りのビキニ着てプールに行ったのに、ビキニラインが気になってパレオが外せなかったのよね。
そうね、若い世代の女性には特にそういう経験者が多いわ。だからいっそのこと全部脱毛しちゃおうということにつながっているみたい。
「自己処理でのトラブルがなくなった」
という意見もあります。
自己処理のデメリットとしては、以下のような経験をした人もいるのです。
「カミソリの刃で陰部を切ってしまった」
「毛抜きで思い切り引っ張ったら血が出た」
という、うっかりミスですね。
うわー痛いだろうなぁ。想像しただけでもゾクッとする。
そうね。あまりおすすめできないけど、自己処理で脱毛しているという人は「カミソリ」や「毛抜き」を使うという人もいるの
そのため気を付けているつもりでもケガしてしまうことがあるので,デリケートゾーンには非常に危険な行為です。
悪化しなければ良いのですが、場合によっては傷口から細菌が発生して膣内に入ってしまうなど、身体に影響することもあるので安易にカミソリなどでの自己処理はしない方がいいでしょう。
こうしたトラブルを防ぐためにも、なるべく自己処理ではカミソリや毛抜きはデリケートゾーンには使わないように注意しましょう。
もしどうしても自己処理したい場合は、ナイフ型のカミソリではなくT字型のカミソリの方が安全です。
ただ、これも100%安全というものではありませんので、注意は必要です。
”バルジ領域”で脱毛は白髪でも金髪でも脱毛できる
“バルジ領域”って初めて聞くけど、どういう意味なの?
“バルジ領域”というのは、毛根の奥にある毛を生やす司令塔のようなところのことを言うのよ。
この場所のことを“バルジ領域“と呼んでいます。
ここに光による照射をする『SHR脱毛』という新しい方式の脱毛法があるのです。
まだ取り入れていないサロンもありますが、この方式で脱毛すると毛を生やす司令塔である“バルジ領域”に弱い光の照射をし、それにより弱い光でもダメージを受けてムダ毛が生えなくなるというものです。
凄いのね。“バルジ領域”って。
そうね、厳密にはバルジ領域にそういう影響を与える脱毛器が凄いということになるのだけど、もう一つ凄いところはこの方式だと今まで脱毛できないと言われていた白髪や金髪までもが脱毛できちゃうのよ。
え!白髪でも脱毛できるの?
進化した脱毛機で白髪も金髪までも脱毛できる理由
『SHR脱毛』は、メラニン色素の有無に関係なく効果を発揮するので、今まで脱毛できないと言われた白髪のみならず、金髪でも問題なく脱毛できるのです。
メラニン色素に関係する今までの脱毛方式は、黒い毛のみに光が反応して照射するというものでした。
そのため
「白髪や金髪では光が反応しにい」→「効果的な脱毛ができない」→「通う回数も増える」→「料金もそれに比例して高くなる」
という悪循環だったのです。
光照射が進化した”バルジ領域”とは
『SHR脱毛』は、毛包全体に弱い光を広範囲に照射することによって“バルジ領域”にダメージを与えて毛を生やす指令を出せないようにするのです。
なるほど、“バルジ領域”そのものにダメージを与えるから、毛の色は関係ないというわけね。
そういうことよ!この方式を取り入れているサロンはまだ少ないけど、新しい方式なので覚えておくといいわよ。
その『SRH方式』だと施術時の痛みってどんな感じ?
この方式だと照射時の痛みはほとんどないから、抵抗なくハイジニーナ脱毛できるメリットがあるわね。
痛みがほとんどないのは良いわね。脱毛時の一番気になるところだから嬉しいわ!
介護脱毛はもう年代を問わない新しい脱毛法です
介護脱毛は、もう40~50代以降の世代のことをいう脱毛法ではありません。
介護脱毛という言葉は、あくまで「将来的に自分が介護を必要とした場合」に備えるために脱毛しようという人のことを言った言葉です。
しかし、きっかけは介護のみならず、
「自己処理を楽にしたいから」
「生理時の処理が楽になった」
など、メリットの方が多いです。
結果、介護脱毛にもつながりますので、あなたも思い切ってハイジニーナ脱毛に挑戦してみてくださいね。