電話占いの占い師になるために必要なものと準備すること

電話占いの占い師になってみたい。この考えをもってる人はいるのではないでしょうか?
でも実際にやるとなった場合に必要な物がなにがあるのかなどは、ほとんど知られていません。

電話占いの占い師と対面の占い師では条件が若干変わってくるのも事実です。
では、実際に電話占いの占い師として必要なものは何なのかを電話占いをやってきたMさんにインタビューさせていただきました。

電話占いの占い師になるものに必要なものってありますか?
Mさん
機材面だと、まずパソコンはあった方がいいです。古い物でも問題はないです。それと通話用のマイクになるのでインカムタイプがあるといいですね。タブレットだと通話と画面操作を同時にするとフリーズしてしまうこともあるので
音声通話用にはインカムがあったほうが確かにいいですよね
Mさん
です。パソコンも裏の画面でBGMを流しながら通話できるので相談してくれるかたもリラックスできると思いますので
タブレットよりもパソコンのほうがいいですか?
Mさん
本当に私見ですけれどもね。古いパソコンやノートであってもタブレットよりも処理しやすいのと複数のタブを開けることやマウス作業、キーボード作業ができるので私はパソコン使ってました
たしかにキーボードが打てるのは大きいですよね。私もタブレット併用してみたんですけどもメールチェック専用になってしまった感じはありますし
Mさん
待ってる間の時間にほかのこともできるのでパソコン必須かなあって思います
スタンドマイクとかよりもインカム派ですか?
Mさん
一軒家だとスタンドマイクでもいい気はするんですが賃貸だとインカムのほうが生活音とか拾いにくいですね。あとは両手が自由になるので相手の方の確認とか次の予約の確認とかも簡単にできるのも大きいです。これはタブレット併用でも同じなんですが、タブレットを触りながらパソコンで鑑定や相談受けるというのもスタンダードな形かなとは思いますね
たしかに、通話以外にもやることが多いですからね
Mさん
特に飛び込み予約や次の予約までの時間とかは定期的に見ておきたい部分なので
・ パソコン
・ 通話用のインカム、マイク
・ スマートフォン、タブレット

が基本の必要道具になるようです。
タブレットにキーボードを接続する場合にはスタンド型にしてパソコンと同じ状態を作りインカムなどのセッティング、などになるのでほぼパソコンと同じと考えたほうがいいかもしれません。

Mさん
インカムとかは1000円くらいので十分機能しますね
基本的な道具があれば開始しやすいですものね
Mさん
電話占いサイトのほうで回線を割り振る、音声チャットルームで待機するのでスマホだけでできるとかは、あまり考えないほうがいいですね。スマホはサブ的に連絡が来た際に対応できるようにとかそういう感じなら。スマホしかないだと採用されれにくいかもしれません。パソコンの有り無しを割と早めに聞かれるので
処理能力とか考えてもあったほうがいいですね。やっぱり
Mさん
基本的に必要なものってこんな感じですね。あとは時間が来たら終わる5分前とかにアナウンスもはいりますけども、手元にキッチンタイマーがあると便利でした。予定時間の少し前に設定して音が出る前に止めちゃうので。私はダイソーのキッチンタイマーで問題なく時間管理できましたね
キッチンタイマーは鑑定をお願いする側も持ってたほうがいいものになりますね。予算を極力オーバーしないために
Mさん
あとは私は東洋占術メインなので、いただいた個人データを一度メモ帳とか付箋に書いてました。で、確認しながら照らし合わせてましたね。アナログな部分でこの辺がお勧めかもしれないです
電子メモとかはどうですか?
Mさん
書き足りないとかが無いならいいんですが、私は怖かったので正方形ののりつきの付箋使ってました。だと、あとでお礼のメールやアフターメールを作る時にお名前や生年月日も間違えないで済むので。一人ずつまとめておけるのも付箋のいいところでしたね。色でわけておけるので
1日に何人もって時も出てきますもんね
Mさん
ですね。その辺の管理ができるできないも、すごく大事になってきます。基本的にはサービス業なので接客とかやってた人ならすぐになれるんじゃないかと思いますね
実際にやってた人だからこその感覚ですよね
Mさん
付箋は本当にまとめて置けたので便利でしたね。ファイルとかの表紙とかにはっておいて終、わって少し時間できたらまとめてました。アフターメールをすごく待ってる人が多いのでそこでお名前の間違いとかを無いようにしたかったのもありますね
そこはすごく大事ですね

電話占いの占い師になるには霊感のまえにまずは必要な道具があるかどうか、
道具の出費ができるかどうかが最初になります。

目次

霊感なしでも電話占いの仕事はできる

霊感なしでも問題はない感じですね
Mさん
そこは最初に伝えておくのが大事ですね。通話になるので無理に演じることができないなら東洋占術とかのパターンをまとめておくと、そこまでつまることなく鑑定できますね
なりたいって人で霊感がない人でも、どこまで相手のことを気遣えるかになってきますね
Mさん
基本はそこですね。どこまで話を聞いてあげることができるのか、話を聞きながら大事な部分はメモを取っていくので付箋とインカムが大事っていう感じでした
鑑定をお願いする際には聞きたい事をアナログのメモ帳とかにまとめておくとかもありますね
Mさん
それはこっちも同じですね。聞いた事をまとめておかないと鑑定できないことも多いですし、予定が30分で20分が相談と愚痴が混ざっているとかも珍しくはないので。その場合には私も手元の数表とかパソコンに入れてる数表とか見ながら確立計算しちゃいますね。できるだけ時間内に終わらせてというのを頭に置いていたので。ただ、次の予約まで時間があるとかフリーで入った場合にはオーバーしそうなときはその時点で伝えて延長してもらってました
延長するとやっぱり占い師側にもバックはありますか?
Mさん
あります。ただ、やりすぎても固定のお客さんとかつきにくくなるんですよ。ネットの掲示板とかにも結構描かれることが多いですからねそういうことすると
一時そういう感じのことが多発して電話占い=高額、電話占いの占い師=悪徳霊感商法みたいなイメージがありましたからね。メディアとかでもそんな感じに取り上げられることがほとんどでしたし
Mさん
ほかの占い師さんと仲いいとかも基本的にないですからね。この人どんな人なんだろうって検索してとか結構ありましたよ
顔合わせとかないですしね
Mさん
お客さんともそうですからね。だから余計にチャットゲームの会話みたいだなって思うことが結構多かったです。ネットゲームもゲームによっては通話でつなぎながらリアルタイム連携とかありますし
いまだと日本人の多くがオンラインゲームやソーシャルゲームをやってるから音声通話とかも敷居が低くなった気がしますね
Mさん
ですね。実際に鑑定にくる方もスマホがあるからって人がほとんどで家電でかけないと思いますね
最近だとLINEとかのやり取りタイプのチャット型の占いもありますからね。そういえば事前情報とかは持っている方がいいとかはありますか?
Mさん
たぶんなくて大丈夫ですね。なんで電話占いの占い師になりたいのかとかは聞かれるのでその時の志望動機はまとめておくといいかもしれないです
Mさんはどうしたんですか?
Mさん
時間の自由が利きそうなのと東洋占術に興味があって少し勉強したことを伝えましたね。一番は時間ですよね。就活とかも並行したかったのもありますし、たまにはじっくりと休みたい時もあるので。その辺の自由度が高そうだと思ったっていうのを伝えました

電話占いの仕事に応募する前の準備も大事

誰かのために役に立ちたいとかではなくても問題ない感じですかね
Mさん
問題ないと思います。実際に初日からがんがん鑑定が入るとかざらですし、入れる時間でかなり来る人数は変わってきますからね
なるほど。事前情報とかいらないですね
Mさん
霊感がある人は違うのかもしれないですけども、私は仕事として考えてたので一般的な面接と同じ感じでしたね。基本的な文面のやり取りや会話ができるかどうか、そういう部分のほうが重視されてると思います
私も占い師や霊能者の方のインタビューをすることが多いんですが、会話がしっかりとなり立つという感想があります。会話が成り立たない人ってすごく多いというか増えてますよね
Mさん
ですね。ネット上とかSNSでもそのやりとりとかでも“自分が自分が” ”自分を見て” ”自分の話を聞け、お前の話はいらない“ っていう人が多いですよね。そういう人ほど人見知りなので話しかけてくださいとかで、じぶんから話しかけないですよね
すごくわかります
Mさん
鑑定を受けに来る方もこういう方多いですよ。これはトラブルに巻き込まれる性格だなって方も多いです。7割くらいそんな方が来るというか
音声がある分余計にきつそうですね
Mさん
ネットで都合のいい情報だけ、うのみにして実際にやってしまって大ヒンシュクとかを普通にやってしまってどうしたらいいかとかもありましたよ
ネットスラングとかは理解できるようにしてたほうがいいかもしれませんね
Mさん
ですね。何かにつけて“それってあなたの感想ですよね”とか言ってくる人とかもいますからね。その場合には“ですね。占いは膨大なデータに私の感想を基にして総合的な結果とさせていただいてます”って答えてました(笑)
反撃とか来るとは思わない人が多いですよね
Mさん
こちらも人間ですからね。あまりにひどい時は運営の対処になりますね。実際にあちこちの電話占いでブラックリストに入ってたり、こちらを罵倒するためにお金払ってる人もいますからね。東洋占術だと霊感ではなくデータと数字での判断になるので本当にひどい人とかは少なめでしたけども霊感とかだと”適当にいってる“”あたらない“とかを言ってくるかとは思いますね。こちらの保護とかは運営がすごくしっかりとしてくれるので今から電話占いの占い師になりたいとかだったら東洋占術や、四柱推命とかをかるく勉強して自分のパターンを組んでみるといいかと思います。そのパターンの組み方で”こんなことあるんだ” ”この日にはこういう事が歴史上多かったんだ“ とかも見えてくるので
何かしらが重なる日ってありますよね
Mさん
東洋占術って本当に学術的な部分が大きいんですよ。なので私はパターンを作ってました。この数字に行き着いたらこれというのを出る数字でまず作ってしまうんです。その中に自分で調べたものや補足、相談者さんのデータを合わせて行って結果へとつながっていく感じですね
細木数子さんも東洋占術ですよね
Mさん
メディアのイメージと実際の著書でのデータの組かたも違いますよね。あの方は占い師って自分ではあまり名乗らなかったというのも調べたら納得できるんですよ。娘さんが霊感はなくても引き継いでしっかりと鑑定できるのはデータの力ですよね
日本で一番有名な占い師のカテゴリーが細木数子さんかなっては思いますね
Mさん
東洋占術は調べるのが好きな人にはすごく向いてますよ。こんなことがあった、なぜこの数字にはこの意味があるのかを歴史に照らしていく部分もあるので
霊感を使わない占いという部分で学問として占いを行なっているというのが強くなりますもんね
Mさん
です。なので、少しやってみてから各種電話占いのサイトから応募してみるのもいいかと思います。私も何個か送って二つに絞った感じですし。一か所で不採用でもほかで求められているとかあると思います。あとはメールや電話での受けごたえや対応ができているか、文章をきちんと作れるかどうかなどもチェック項目になりますね

友だちによく相談される人は電話占いがむいているかも

誰でもなれそうに見えて結構人を選ぶって納得ですね
Mさん
対話をしようと意識できる人が求められるとは思います。威圧的にならない、キレないとかもすごく大事です
時間が自由という所はライターも近いですが取材行ったり、インタビュー行ったりとかで時間がかかったり、時間が自由がゆえに自分でどうやって行くかとかすごく大きいですよね
Mさん
そこなんですよね。なので一か月に何時間は滞在しなきゃいけないとかはあるので、それができなくて後半にほぼ24時間状態で待機する人とかもでてきますね。病院に行ったりする時間とかは取りやすいですし、本当に体調が悪いときは運営に連絡してその日は急遽休み、キャンセルにして勤務できそうな日に移動させてくれるとかあります
その場合のご予約や指名の依頼者はどうなる感じです?
Mさん
そこも運営が相手の方に連絡を入れてくれて移動できるなら最優先で希望日を取ってくれる感じになりますね。なので私もそこは忘れないで付箋に書いてお礼のアフターメールの時に“体調不良でご迷惑をおかけしました。時節柄不調になりやすい時期ですのでご自愛ください”とか入れてたね。そこは大事な所だと思うので
すごくわかります。Mさんは本当にそういうフォローがうまいのも知ってるからこっちの都合で移動ししまった人への一言をつける。これもらったほうも嬉しいですよ
Mさん
その辺の管理とかできるかどうか、何かあった際にすぐに運営に確認できるかどうかも電話占いの占い師には大事になりますね
運営に連絡無しとかはまずいですよね
Mさん
です。会社務めと同じです。当日にどうしても外せない用事や体調不良が出た際にはすぐに運営に連絡する事でトラブル回避にもなります。SNSでの発信とかも基本的には運営がまとめて担ってる所がほとんどですね。サイト内のブログとかにはそんな感じに休んでしまった時には“先日は急なお休みをとってしまいすみませんでした”とかは書いてますね。当たり前のことを当たり前にすることがすごく大事な世界ですね
心のやり取りの部分が大きいですからね
Mさん
ですね。なので常に隣にいる、友達ではないけども友達には言えない悩み祖相談できるという特殊な関係なんですよ。まさしくネットが生み出した形態でもあるなあって思いますね。顔の見えない相手に対してどこまで誠意を見せることができるかって部分で
接客的な部分とやり取りのミスをなくというのも条件ですねえ
Mさん
運営がしっかりしてる所を選ぶのも個人的には大事だと思います
貴重なお話ありがとうございました

この記事を書いた人

小さいころから占いに興味があって、色々と勉強しているうちにどんどん好きになり、皆さんにも占いの良さを知ってほしくて記事を書いています。

知り合いに占い師や霊能力者、お寺の住職がたくさんいるので、その方たちにインタビューして記事を書いています。

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