最新のワキガ治療まとめ！切らない治療から手術法まで全8種類を解説

ワキガ治療はそれぞれの治療法の特徴を比較して1番自分に合ったものを選びましょう！

記事の後半には、治療法を「痛み」「傷跡」「再発」の3つの観点で選んだランキングも紹介しているのでぜひ参考にしてください。

切らないミラドライやレーザー施術も！最新のワキガ治療5つ

ミラドライ

ミラドライは、マイクロウェーブと呼ばれる電磁波を当てて汗腺を破壊する治療法です。

電磁波により破壊された汗腺は元に戻らないため、ミラドライには半永久的な効果が期待できます。

最新のワキガ治療の中で唯一FDA（アメリカ食品医薬品局）の承認を受けていて、日本でも取り扱うクリニックが続々増えています。

安全な治療法ではありますが、術後の痛み・腫れ・むくみが強く出る場合があるので、痛い治療を避けたい人はしっかり口コミなどを見て検討しましょう。

レーザーデオドラントDUO

レーザーデオドラントDUOは、渋谷区にある「スマイルクリニック」で行われているレーザー治療です。

従来のレーザー治療では肌の奥深くにある汗腺へ熱ダメージを伝えるのが難しく、思うような効果が表れていませんでした。

しかしレーザーデオドラントDUOは、2種類のレーザーを重ね合わせることでその欠点を解消し、より高い治療効果が期待できます。

皮膚を切らないのでダウンタイムもなく、体への負担はほとんどありません。
しっかり効果を得るには一定期間を空けて3～4回施術が必要です。

ビューホット

ビューホットは、高周波の出る針がついた医療用スタンプで汗腺を破壊する治療法です。

スタンプには0.3mmの針が36本ついていて、針の長さを調節することで異なる深さの汗腺にも効果的にアプローチできます。

施術時間が15分程度と他の治療法よりも短く、施術当日からいつも通り生活ができるのも魅力です。

大半は1～2回の施術で効果が実感でき、継続して施術を受ける必要はありません。
汗腺をしっかり破壊できていれば半永久的に効果が持続します。

サーミドライ

サーミドライは、直径1mm程度のカニューレという管を皮膚の下に挿入し、高周波で汗腺を破壊する治療法です。

直接汗腺を破壊する治療法の中では最も傷跡が小さく、術後に傷が目立つことはほとんどありません。
比較的安全に施術でき、1回で半永久的な効果が期待できます。

治療に関しての痛みはほぼありませんが、術後に腫れや赤みが出る場合があります。
また術後1日はガーゼによる圧迫が必要です。

どれだけ高い効果が得られるかは医師の力量にかかってくるので、クリニックを探すときはサーミドライの症例数をしっかりチェックしましょう。

クワドラカット法

クワドラカット法は、皮膚を数ミリ切開して直径4mm程度のカニューレを挿入・熱で汗腺を破壊する治療法です。

通常のワキガ手術よりも切開する範囲が小さい分、術後の圧迫固定が軽い・ダウンタイムが短いといったメリットがあります。

切開して汗腺を取り除く治療なので、再発の可能性はほとんどなく永続的な効果が期待できます。

術後はガーゼ交換や抜糸などで通院する必要がありますが、3～4週間経てばいつも通り日常生活を送ることが可能です。

その他のワキガ治療3つ

次に以前から一般的に行われているワキガ治療法を3つ紹介します。

これらの治療法は多くの美容外科で取り扱われており、同じ名称であっても細かい治療内容は異なります。

施術料金もバラつきがあるので、いろいろなクリニックを比較検討して自分に一番合ったところを見つけてみてください。

皮弁法（剪除法）

皮弁法（剪除法）は、いわゆるワキガ手術と呼ばれる治療法です。

ワキの皮膚を3～5cm切開して、目視で汗腺を取り除きます。
直接取り除くので、術後に再発する可能性はほとんどありません。

ワキガ治療の中で唯一保険が適用されるため、自己負担は4万円程度とかなり手頃です。

その他の治療では平均して30万円ほどかかるので、治療効果と自己負担の少なさを重視するなら皮弁法をおすすめします。

ただし最大5cmの切開・皮下細胞のカットを行うので、術後のダウンタイムは1～2週間と長めです。
入院までは行かなくとも、数日は仕事をお休みするよう医師から言われることもあります。

超音波吸引法

超音波吸引法は、数ミリ切開したところから超音波機器を挿入し、汗腺を破壊・吸引する治療法です。

汗腺を破壊した後に吸引するため取り残しが少なく、破壊しきれなかった汗腺も吸引の際の超音波振動で破壊されるのでほとんど残りません。

皮弁法よりも切開する範囲が小さいので入院や通院の必要はなく、1日圧迫固定するだけでOKです。

超音波吸引法の治療効果は、医師の技術力によって大きく左右されます。
しっかりと効果を得たいなら、医師の症例や実績をチェックした上で施術を受けましょう。

ボトックス注射法

ボトックス注射法は、ボツリヌス菌が生成したタンパク質をワキに注射し、汗腺の神経に働きかける治療法です。

永続的な効果はありませんが、ワキガ治療の中でも施術料金がかなり安くダウンタイムあまりないので、日常生活に支障を出したくない人からは根強い人気を集めています。

重度のワキガほど1回でたくさんの注入が必要になるので、中度～重度のワキガで悩んでいる人にはあまりおすすめできません。

逆に軽度のワキガで「高額な施術をするほどじゃないけど少し気になる」という人は、ボトックス注射が向いています。

特徴で見るワキガ治療ランキング3つ

痛みが少ない治療法ランキング

1位：ボトックス注射法
2位：レーザーデオドラントDUO
3位：ビューホット

ワキガ治療のなかで最も痛みが少ないのは、ボトックス注射法です。
効果は6ヶ月から1年と限定的ですが、その分身体への負担は1番軽くなっています。

2位はレーザー治療のデオドラントDUO、3位は電気針治療のビューホットです。

切らないワキガ治療は傷跡が残らないのがメリットですが、治療法によっては術後に痛み・腫れ・むくみが強く出るものもあります。

施術中は麻酔で痛みがないものがほとんどなので、痛みが心配な場合は術後の痛みについてしっかり調べてみるといいですよ。

傷跡が目立たない施術法ランキング

1位ミラドライ
2位レーザーデオドラントDUO
3位ボトックス注射法

切らないワキガ治療の代表格であるミラドライやレーザー治療は、内出血や腫れが完治すれば跡はほぼ残りません。

半永久的な効果も期待できるので、なるべく少ない回数で目立たない施術をしたいならぜひおすすめです。

ランキングには入っていませんが、ビューホットやサーミドライも傷跡はほとんど目立たないので、気になる場合は検討してみてください。

再発の可能性が低い施術法ランキング

1位皮弁法（剪除法）
2位クワドラカット法
3位サーミドライ

再発の可能性が最も低い治療法は、皮弁法（剪除法）です。
医師が目視で汗腺を取り除くので、ほぼ確実に汗・ニオイの悩みを根治できます。

クワドラカット法やサーミドライも直接汗腺にアプローチする治療法なので、永続的な効果が期待できるでしょう。

逆に痛みが少ない・切らない治療法は、手軽にできる分再発の可能性があります。
こうした注意点は、治療法を決める前にしっかり頭に入れておきましょう。

ワキガ治療ができるおすすめクリニック3選

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックでは、ボトックス注射やミラドライなど全5種類の治療法から好きなものを選択できます。

ワキガの程度を診断した上で1番合う治療法を提案してくれるので、初めての方でも安心です。
施術後に効果が出なかった場合には最大5年間無料で再施術できる保証制度もついていますよ。

湘南美容クリニックのワキガ治療が気になるなら、まずは公式サイトからマイページ登録・メール相談をしてみましょう。

※根こそぎベイザーシェービング法

品川美容外科

品川美容外科では、ビューホットやボトックス注射など全4種類の治療を行っています。
なかでもボトックス注射は3種類扱っていて、プチ多汗症治療としておすすめしています。

SBC会員なら比較的安価に施術できるので、ワキガ治療のお金をなるべく抑えたい人におすすめです。
超音波法やビューホットは平均価格より安く受けられますよ。

予約は公式サイト・電話から行えます。
メール相談も行っているので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

東京美容外科

東京美容外科では、ミラドライ・手術治療など全5種類から治療法を選択できます。

5種類のうち3種類が手術治療で、ワキガを根本から治したい人向きのクリニックと言えるでしょう。

施術費用は高めですが、術後1年間の保証制度やアフターフォローも行ってくれるので、誰でも安心して施術が受けられます。

無料カウンセリング予約は電話・メール・公式LINEから行えるので、興味がある方はぜひ一度相談してみましょう。

最新ワキガ治療でワキ汗の悩みから解放されよう

ワキガ治療は、施術回数・ダウンタイムの有無・傷跡の有無など、治療法によって特徴が全然違います。

切らないワキガ治療としてはミラドライが有名ですが、傷跡が残らないという観点から見ると他にもさまざまな治療法があります。

最新治療だからと安易に選ぶのではなく、それぞれの治療法の特徴を理解して、自分に合った治療を選択することが大切です。

進化したワキガ治療で長年のワキの悩みから解放されましょう。

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