サロンやクリニックに通うと予約は取りづらいし、店舗まで行くのも面倒くさくなってしまうときありますよね。
そんな時、一度は家に脱毛器があればこんな悩みはないし、もっと気軽に脱毛ができると、購入を検討したことがある人もいると思います。
でも、家庭用脱毛器で検索してヒットするワードには、
・ヤケド
・トラブル
・効果ない
ネガティブなものもあって、不安で購入を迷ってしまうことも。
この記事では、家庭用脱毛器のよくあるトラブルや、サロンで使用されている脱毛器との違い、どうしたら効果をより実感できるかをご紹介していきます。
ぜひ最後までチェックしてくださいね。
もし購入するとなったらお安いものではないからしっかりと確認したいわ…
しっかりとポイントをおさえて家庭脱毛器が合っているか見ていきましょう!
家庭用脱毛器は安全?起こりうるトラブルとは
脱毛がメジャーな美容になり、家庭用の脱毛器も身近な美容器具のひとつとなってきました。
しかし、脱毛のメカニズムをよく知らないまま、説明書をしっかり読まずに見よう見まねで施術することは危険です。
家庭用脱毛器は、サロンやクリニックと比べて威力は弱く設計されていますが、少なからず肌にダメージを与えています。
ダメージは色々なトラブルを引き起こす原因になるので、よく起こるトラブルをまとめてみました。
トラブル1:ヤケドの可能性
そもそも、なぜ脱毛でヤケドをしてしまうのかというと、家庭用脱毛器に使われている光は黒いものに集まる性質があるからです。
その性質を利用することによって毛根に刺激を与え、脱毛の効果を得ているという仕組みになります。
なので、
・地肌が黒い方
・肌の黒ずみ
・ほくろがある場所
こういった箇所には光が毛根以外にも反応してしまい、ヤケドしてしまったり効果が半減したりする可能性があります。
照射前や照射後は保冷剤などでしっかりと冷やすように心がけることで、リスクを減らすことができるのでしっかりと行いましょう。
トラブル2:腫れやかぶれ
腫れやかぶれといったトラブルは、
同じ個所を何度も照射
照射がレベル強い
このようなことが原因で起きてしまいます。
かぶれた場合は薬を塗って、ひどいときは病院で治療、腫れが出た場合はヤケドの時と同様にしっかりと冷やすようにしましょう。
トラブル3:埋没毛
埋没毛とは、皮膚の表面に毛が埋もれてしまう症状のことです。
その原因ははっきりとは解明されていないのですが、
カミソリなどの処理で毛の断面が鋭利になって毛穴の内側に引っかかって内側に入ってしまう
肌ダメージが蓄積されて角質層が毛穴をふさいでしまう
この2つが主な原因と言われています。
剃毛がしっかりできていないと、毛が毛穴の中で焼き切れてしまったり、ちぎれたりというトラブルにつながることもあります。
脱毛する前は必ず自己処理をする必要があるので、その時は、肌に負担が少ない電気シェーバーを使うようにしましょう。
毛嚢炎(もうのうえん)とは、毛穴の奥の毛包(もうほう)部分に菌が入って炎症を起こしてしまうことで、ニキビの1種です。 剃毛などで傷ついた肌に、汚れが付きっぱなしの不衛生な脱毛器を使うことで細菌が毛穴に入り炎症を起こしてしまう可能性があります。 脱毛器の表面に汚れがついていると効果が落ちてしまうこともあるので、使った後はウェットティッシュなどでしっかりと拭き取るようにしましょう。 などいろいろありますが、ムダ毛がない状態をできるだけ長く保ちたい方が行き着く先は、家庭用脱毛器だと思います。 本来、機械を使った脱毛器はサロンやクリニックで行うのが主流です。 家庭用脱毛器は自宅でできる手軽さはありますが、その反面、アフターケアなどはすべて自分で行う必要があります。 ここでは、脱毛の際に肌トラブルが起きないよう、3つのポイントを紹介していきます。 脱毛器が自分の肌に合っているかわからないため、照射レベルは一番低いものから始めていきましょう。 効果を早く感じたいからといっていきなり強いレベルから始めると、激しい痛みを感じたり肌トラブルが起こったりする原因になりかねません。 そうなると脱毛どころではないので、初めは1番弱いレベルで照射して、トラブルが起こらないことを確認した後で段階的にレベルを上げていくことをおすすめします。 早くキレイになりたいからといって、何度も同じ場所に照射することは避けましょう。 何度も同じ場所に光を当てることにより、ダメージが蓄積されてヤケドなどのトラブルの原因につながります。 また、脱毛は毎日同じところに照射してもあまり意味はありません。 機種によっても異なりますが、はじめは1~2週間ほどの期間を空けての照射が推奨されています。 家庭用脱毛機といっても肌に負担はかかってしまうので、無茶な照射は絶対にやめましょう。 脱毛期間中は絶対に保湿を忘れないでください! 保湿をしていないカサカサ乾燥肌だと、脱毛の効果が下がり照射時により痛みを感じてしまいます。 保湿がしっかりとされた肌は脱毛後の肌トラブルのリスクを下げることもできます。 脱毛後はお肌がヤケドに近い状態になっているので、ジェルやローション、乳液等を使っていつも以上に保湿をすることが大切です。 アルコールなどの肌に刺激を与える成分が入っていない「無添加の化粧品」でケアするとよりいいですよ。 先ほども書きましたが、日焼けした肌や地肌が黒い方は、脱毛器の光が肌の表面で分散してしまい、効果が薄れたりヤケドしたりしてしまう可能性があります。 また、ほくろにも脱毛器の光が当たってしまいます。 このような箇所には、ポイントシールやばんそうこうで隠してから慎重に施術を進めていくことが大事です。 日焼けをしたばかりの肌はヤケドと同じ状態なので、トラブル防止のためにも照射は避けましょう。 なににしても面倒くさがらない。 先ほどいろいろなトラブルをあげましたが、しっかりと使い方を守ればほとんどが回避できるものと言えます。 脱毛を始める前には事前に毛を処理する必要がありますが、カミソリや毛抜きは肌の表面に大きなダメージを与えて傷つけるので避けたほうがいいです。 そのため、電気シェーバーなどの肌に直接当たらない方法での処理が良いでしょう。 また、脱毛の途中で毛を抜いてしまうこともおすすめしません。 毛を抜くことによって毛周期(毛の生まれ変わるサイクル)が変わり、脱毛効果がリセットされてしまう可能性が高いからです。 また、抜いている途中で毛が切れて埋没毛になってしまうリスクもあります。 「まぁいいか」とは考えず、脱毛前も脱毛後も、しっかりとしたケアを行っていきましょう。 面倒くさがらないことが一番大事と書きましたが、もちろんそのなかに保湿も含まれます。 これまでにも保湿については書いておりますが、それほど保湿は大切なのです。 脱毛に限らず、肌の保湿を怠ると何が起きるかというと、行き着く先は老化現象です。 肌が老化していくと、しわやたるみ、シミができたり粉がふいていたりと、きれいに歳を重ねているとは言い難い状況になってきます。 さらに、肌が老化して脱毛の効果が下がってしまうとなると、もはや何のために美容に力をいれているのかわからなくなってきてしまいます。 そうならないためにも、脱毛をした後はもちろんのこと、脱毛をする前段階でも保湿も怠らないことが大切です。 また、普段から保湿をしておくと肌の水分量が上がるため、脱毛の効果を得やすいだけでなく、前回より強い出力で照射しても肌に影響を受けにくいです。 普段の保湿をしっかりしているからといって、脱毛後の保湿を簡単に済ませていいという話ではありません。 普段から全身保湿することによって得られる効果はたくさんあると言えますね。 保湿がそんなに大切だなんて、脱毛を期に改めて保湿の大切さを知ったわ! お顔だけでなく全身保湿をしっかりしていきましょうね! 永久脱毛は医療クリニックでしかできないため、家庭用脱毛器で永久脱毛をすることは不可能です。 また、サロンでも永久脱毛をすることはできません。 ただ、継続して使用していくことで毛が生えるスピードは遅くなっていくので、自己処理の回数を減らすことはできます。 サロンで使われているフラッシュ脱毛には、 IPL脱毛 SSC脱毛 SHR脱毛 3種類に分けられます。 家庭用脱毛器はIPL脱毛が主流となっています。 脱毛方法は同じですが、大きな違いは出力の強さです。 家庭用脱毛器はサロンよりも出力が弱く作られているため、効果を実感するまでに時間がかかってしまいます。 高い化粧水をちびちび使うよりは、ドラッグストア等にある安い化粧水をバシャバシャ使ったほうが良いです。 お風呂上りに体を軽くふいた後に全身に化粧水を入れ込む、お風呂から上がったら乳液やボディークリーム等でさらに保湿すると良いです。 お風呂を出たタイミングから肌は急速に乾燥しているので、必ず化粧水はお風呂の中でつけください。 保湿リミットは10分と言われていますが、早いに越したことはありません。 私がサロンで働いていて思ったのは「脱毛したいけど恥ずかしい・隠したい」という方が多いことでした。 ワキ毛が濃いお客様はなかなかワキをあげてくださらなかったり、おなかの毛を脱毛したいけどくすぐったくて施術中にどうしてもスムーズにいかなかったりと、他人に脱毛されることによって素直に脱毛だけに専念できない要因がいくつもあるのです。 その点、家庭用脱毛器であれば他人に見られて恥ずかしい箇所も自分でできるということが最大のメリットといえます。 全員が全く同じ効果を得られるということはないということは忘れないようにしましょう。 できれば、日本人の肌に合っている日本製の脱毛器を選んだほうがいいので、ご参考にしていただけると嬉しいです。 脱毛を初めてする方には少しハードルが高いと思われる家庭用脱毛器ですが、脚、腕、ワキ、胸といったパーツを脱毛するには家庭で気軽にできるというのはうれしいですよね。 家庭用脱毛器でも効果を感じることはできるので、しっかりルールを守って使っていきましょう。家庭用脱毛器のトラブルを回避するためには…
自分でできる脱毛の種類としては、 しっかりとレベルチェックをする
同じ個所を毎日脱毛しない
日頃から肌の保湿を怠らない
日焼け肌やほくろなどの照射は避ける
家庭用脱毛器で安全にしっかり効果を感じるには
できれば最短で効果を得たいと思いますよね。
そのためには、絶対に欠かせないことがあるのでご紹介させていただきます。面倒くさがらない
これが一番です!保湿が大事
家庭用脱毛器のQ&A
ここまで家庭用脱毛器のトラブルやトラブル回避のためにはというところに特筆して書いてきましたが、そのほかによく疑問に思われることが多い家庭用脱毛器に関する質問をまとめてみました。家庭用脱毛器で永久脱毛ってできるの?
サロン脱毛と家庭用脱毛器の違いとは?
光がメラニン色素(毛根)に反応してダメージを与えて脱毛する方法
制毛成分がある専用のジェルを塗り、そのジェルに光を照射して脱毛する方法
毛根ではなく、バルジ領域という部分に熱を与えて脱毛する方法保湿はどのようにやるのがいいの?
ぜひ実践してみてくださいね。家庭用脱毛器のメリットって?
家庭用脱毛器の安全性は日々の心掛けが大事!
まずは購入したい脱毛器がどの脱毛方法なのかを確認し、お手入れ方法やアフターケアはどのようにしたらよいのか、口コミやレビュー等をみて確認することが大切です。