ハイフ

ハイフのショット数とは?部位ごとの目安や効果・おすすめのクリニックの紹介

調査員:みさき

ハイフはメスで切らなくてもフェイスラインがスッキリする、目元のたるみがキュッと上がるといったことで注目を集めています。

そのハイフはショット数によって効果や場所が変わるといわれていますが、ショット数とはどのようなものなのでしょうか?
詳しく解説していきます。

ハイフは超音波の熱を皮下組織に反応させて、肌の基礎を引き締めることによってリフトアップが見込める施術です。

ショット数って聞くことはあるけど、どんなものなのかははっきり知らないわ。

ショット数を知れば、ハイフの効果を最大限感じることができるわよ。

ではハイフのショット数の違いによる効果、およびハイフでおすすめのクリニックを紹介していきます。

ハイフのショット数とは?

ハイフのショット数とは、超音波を照射する回数のことです。

ショット数が多ければ広い範囲の肌にも照射ができて、効果も望めます。
反対にショット数が足りないと効果を望めなくなってしまうのです。

では、ショット数は多ければ多いほどいいのでしょうか?
ここでは、ショット数にまつわる疑問について解説します。

ショット数は多いほうが効果は出やすい?

ショット数は多い方が効果が出やすいのではないかと思われますが、これは間違いです。

確かにショット数が少ないと、効果は出にくいです。

しかしショット数が多ければいいというわけではなく、部位に合ったショット数であることがハイフの効果を最も上げられるといえます。

むやみにショット数を増やしても、肌への負担が増えるばかりではなく、ヤケドなどのリスクも伴います。

ショット数は多ければよいのではなく、肌状態に合わせた適切な数であることが大切なのです。

「ショット数」と「プッシュ数」は何が違うの?

ショット数超音波が肌に照射される数
プッシュ数施術者が超音波を出す機械のボタンを押す数

ハイフの機械によっても異なりますが、通常は1プッシュすると20~60前後のショット数の照射が可能です。

機械の先端を少しずつ動かしながら照射位置をずらして施術していきます。

ハイフのショット数の目安は部位によって変わる

ハイフのショット数は、場所に合わせることが大切であることをお話ししました。
ここでは、ショット数別にどの部分の施術が可能なのかを説明します。

100ショットはお試し

100ショットは、極めて小さな範囲のお試しと考えたほうがいいショット数です。

「ハイフはやったことがないけど試しにやってみたい」
「いきなり高い金額を払うことにためらいを感じる」

といった人がお試しでおこなうのにちょうど良いショット数。

小さな範囲であれば100ショットでも効果を感じることが可能ですよ。

200ショットは目元周り

200ショットは目元周りやあごの下など、狭い範囲をピンポイントでおこなえるショット数です。

目元のたるみや小じわが目立つ部分、あごの真下などの小さな面積で効果が出せるショット数です。
狭い範囲なので、5~15分で施術が完了します。

400ショットは目の周りと頬からフェイスラインにかけて

400ショットは目の周りから頬にかけて、もしくは頬からフェイスラインにかけてといった、顔を上下に分けた範囲で効果が出せます。

「目の下だけじゃなくて頬までハイフをおこなってほしい」
「目よりも頬やフェイスラインのたるみが気になる」

という人におすすめのショット数です。

施術時間は10~20分ほどです。

600ショットは顔全体

600ショットは、顔全体にかけての施術ができるショット数です。

目の周りから目じりの小じわ、頬やフェイスラインのたるみまでのカバーが可能です。
顔全体に施術をおこなうため、パッと見た感じでもシャープな印象を与えられます。

部分的な施術よりも全体で施術をしたほうが見た目の変化を感じやすいという声も聞かれますね。
施術時間は通常20~30分ほどかかります。

800ショットは顔からデコルテにかけて

800ショットは顔全体から首、デコルテにかけての施術です。

顔から首と目に見える部分を網羅して照射できるので、照射をしていない部分との差が気にならないのがポイントですね。

ハイフの効果を左右するのはショット数・深さ・出力・方向の4つ!

ハイフの効果を左右するのは上の章でもお話ししたショット数のほかに、重要な要素があります。

効果を高めるポイント
・照射の深さ
・照射のパワーの出力
・照射する方向

これらとショット数が総合的に合わさることで、リフトアップや肌のハリなどに効果をもたらしてくれるのです。

ハイフの照射の深さとは

ハイフは超音波で肌の深部に熱を加え、肌組織を引き締める施術方法です。

肌の深さによって効果の出方に違いがあるため、肌の状態に合わせた照射が必要です。

そのためハイフの機械にはカートリッジがついていて、照射する深さに合わせた施術ができます。
リフトアップに関係する肌の層は、大きくわけて3つあります。

真皮中間層(1.5mm)
皮膚の浅い層への照射。
肌質の改善や引き締め、肌の色をトーンアップさせる効果が期待できる。

真皮深層(2.0mm)
肌の一番外側の表皮のしわの改善や、目元の小じわの改善が見込める。

脂肪層(3.0mm)
脂肪分解に作用するため、フェイスラインのたるみや頬の盛り上がりなどの引き締めに効果が期待できる。

SMAS筋膜(4.5mm)
ハイフで施術が可能な顔の皮膚の一番深い部分。
皮膚の基礎部分にある筋膜に作用することでリフトアップが期待できる。

照射パワーの出力

ハイフは照射パワーが強ければその分、肌への熱エネルギーも強く伝わります。

熱エネルギーが強ければリフトアップなどの効果も強く出るのではと考えてしまいますが、やみくもに高い照射パワーはヤケド神経損傷などのトラブルを招きかねません。

肌の状態や場所に合わせて、最大限効果を出せるパワーはどこなのかを見極めて施術することが大切なのです。

照射パワーの方向

ハイフは照射部分を肌に当てて施術をしますが、当てるだけでは十分な効果は得られません。

リフトアップさせるためにベストな方向はどこか、作用させたい部分に機械がピッタリ当たっているかなど、部位によって当てる角度を変える必要があります。

ハイフは1回やればすぐに目に見える効果が表れます。
その効果を十分に感じるためには、照射パワーが当たる方向が正しいものであることも大切なのです。

効果の持続期間などを下の記事で詳しくまとめているので、こちらも読んでみてください。

ハイフを受けるときのクリニックを選ぶポイント

ハイフは、以前はエステティックサロンでも施術が受けられました。

しかし、現在ではハイフは医療行為とされていることから、美容外科や美容クリニックなどの医療機関でのみ施術を受けるようにと注意喚起されています。

ではクリニックを選ぶポイントは、どこにあるのでしょうか?

主な確認点を3つ挙げましたので、参考にしてくださいね。

機械の種類で選ぶ

ハイフをおこなう機械にはいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。

機械の種類によってショット数が変わる場合もあり、効率がよい機械を導入しているかというポイントも見逃せません。

ハイフで使われる機械は主に4つです。

機械名特徴顔全体のショット数
ウルトラセルQプラス3種類のレーザーを搭載
リフトアップ効果、肌の再生能力も効果が望める
約400ショット
ダブロゴールド8分間で300ショットと短時間での施術が可能
線状で照射されるため、痛みが少ない
約300ショット
ソノクイーン目の際などの細かい部分の照射が得意
痛みが少ない
約520ショット
第3世代タイタン肌の深部にあるSMAS筋膜に効率よく働きかける
顔全体の施術が20分ほどと早い施術が可能
約660ショット

料金で選ぶ

自分がハイフをしたい部分に見合う料金設定がされているかを確認します。

クリニックによっては顔全体のハイフしかやっていないということもあるため、部分的な施術を希望する場合はコストパフォーマンスが悪いことも。

部分別のハイフを希望しているのであれば、施術をしたい部分だけのコースが設定されていて、無駄な料金を払わなくてもよいかを確認できるといいですね。

またハイフは1回だけではなく、半年から1年に1度は受けることで効果が保てるため、数回通っても負担にならない金額であることも大切です。

カウンセリングの印象で選ぶ

ハイフはメスで切るような施術ではありませんが、肌の深部に熱を加えるためリスクなどの十分な説明が必要です。

どのようなリスクがあって効果はどのように現れるのか、といった具体的な説明を受けられるクリニックを選ぶことをおすすめします。

実際に施術した人の症例写真が見られると、効果の良し悪しもわかりますよ。

疑問についてもはっきりと答えてくれるような、信頼のある医師のもとで施術を受けられる方が安心できますよね。

ハイフのおすすめクリニック3選

上の章でも触れましたが、ハイフの施術は医療行為にあたることから、エステティックサロンでの使用が禁止されています。

そのためハイフは、美容外科クリニックや皮膚科などの医療機関で受けることになりますが、実際にどのようなクリニックでハイフを受けるのがよいのでしょうか?

ここでは選ぶポイントに合った、おすすめのクリニックを3つ紹介します。

湘南美容クリニック

顔全体の料金650ショット 29,800円
使用機械ウルトラリフトプラスHIFU(ウルトラセルQプラス)
施術回数3カ月~半年に1回

湘南美容外科の特徴は、機械の種類安さです。

顔全体のショットでも29,800円と気軽にハイフを始められるように設定されています。

また、初回だけではなく2回目以降も同じ金額でハイフを受けられることもお財布にやさしいですね。

使用している機械はウルトラセルQプラスをベースに、湘南美容外科オリジナルの機能をプラスしたものを使っています。

このことで、ウルトラセルQプラスよりも効果が上げられるとも評判です。

品川美容外科

顔全体の料金660ショット 29,800円
使用機械第3世代タイタン
施術回数3カ月~半年に1回

品川美容外科では、肌の深部のSMAS筋膜に強くはたらきかける第3世代タイタンを使用しています。

第3世代タイタンは痛みが少ないのに効果が高いと評判の機械です。

また、品川美容外科の初回ハイフは29,800円と湘南美容外科と同じ料金であることも魅力的ですよね。

全国で37院が展開されているため、引っ越しなどが多い人でも転院が比較的簡単だともいえます。

品川美容外科公式サイトへ→

TCB東京中央美容外科

顔全体の料金1回(目の周り・額を除く)24,800円
1回(目の周り)30,600円
使用機械ソノクイーン
施術回数3カ月~半年に1回

TCB東京中央美容外科は、顔全体の金額設定がこの3つの中で1番安いですが、目の周りや額が含まれていません。

目の周りを加えると56,300円で上の2院より高くなってしまいますが、それでも美容外科の中では安い金額設定の部類に入ります。

また、部位を分けることでピンポイントな施術が可能です。
自分が効果を上げたい部分だけに施術が受けられることもあって、無駄がないともいえます。

ほかのクリニックに関しては、こちらのハイフランキングのページをご覧ください。

ハイフはやめたほうがいいといわれる理由

インターネットでハイフのことを調べると「やめたほうがいい」という声も聞かれます。
なぜそのようなことが、いわれているのでしょうか?

ハイフは肌の組織に直接作用した施術のため、ショット数や出力パワーなどを間違うと肌に重大なトラブルを引き起こしてしまうのです。

では具体的にどのような理由から、ハイフはやめたほうがよいといわれるのでしょうか?
主な例を2つ紹介します。

やけどなどのトラブルが多かったから

ハイフは超音波で皮膚の組織に熱エネルギーを加えることで、組織を引き締めてリフトアップや小じわの改善などに効果が見込める施術です。

しかし、効果を上げようと出力のパワーを必要以上に強くしたり、ショット数を多くしたりすると、肌組織が壊れてしまうのです。

ハイフのトラブルで多いのはヤケドや神経損傷といったもの。
どちらも肌に合わないパワーで施術をしたために引き起こされたトラブルです。

残念ながらトラブルが多かったのは、以前ハイフをおこなっていたエステティックサロンでの施術。

とにかく効果を上げたいと思うあまり、肌の状態と機械のパワーのバランスを誤ったために起こったものでした。

肌内部の組織を引き締める(変形させる)ことは、医療行為にあたるため、現在エステティックサロンでのハイフの使用は禁止されています。

効果が出にくいという声があるから

ハイフは肌の状態とショット数や照射パワーのバランスが取れて初めて効果を発揮できます。

肌の状態に合わせたショット数や照射パワーが足りないと効果が表れません。

また、顔のリフトアップや小じわの改善は、劇的に大きく変わるものではありません。

「1度のハイフで20歳位若返る」
「小じわがないツルツルの肌になる」

といった過度な期待とのギャップによって、効果が出にくいという声が出ていることもあるようです。

どのくらいの効果があるのか、ショット数や照射パワーが適切かどうかは、カウンセリングの際にしっかり確認することが大切ですよ。

普段から自分でできるたるみのセルフケア

ハイフは数カ月に1回の施術になり、

「その間にたるみが気になる」
「なるべくハイフの効果を持続させたい」

という場合には、自分でケアすることも可能です。
具体的なセルフケアの方法を解説します。

表情筋を鍛える顔の体操:舌で頬の裏側を伸ばす

舌で頬の裏側のほうれい線のあたりを押し出すように下から上へとなでつけます。

左右各10回程度おこなえるといいですね。

舌の筋肉を鍛えることで、インナーマッスルが鍛えられて二重あごの防止につながります。
また、舌をなでつけることで、頬の筋肉がほぐれて老廃物が流れやすくなるので頬がスッキリしますよ。

表情筋を鍛える顔の体操:「あお」「うい」で口の周りの筋肉を鍛える

まず、なるべく歯が隠れるようにしながら「あ」の口をして大きく開けます。

そのあとで口を前に突き出すように「お」の口の形をします。
これを30秒間繰り返します。

次に「お」よりも前に唇を突き出して「う」の口の形をします。
「う」の形のあとは、歯が全部見えるくらい口の脇を引っ張るように「い」の口の形にします。
これも30秒間続けます。

こうすることで顔の筋肉が刺激され、たるみ防止になります。

正しい方法でマッサージをおこなう

マッサージはやり方を間違えると、肌がこすれるだけになったり皮膚が下がってしまったりします。

引き上げること・ハリを持たせることが目的なので、手を動かす際は上へ力を加えて、下へおろすときは肌が下がらないように気をつけます。

クレンジングと一緒におこなうと毛穴に汚れが詰まる原因になるので、マッサージ専用のクリームなどを使うのがベストですよ。

ポイント
・口の周りから頬の外側へ向かってらせんを描くように
・口のわきは下から上へ引き上げるように上下に
・目元は内側から外側へやさしくらせんを描くように
・顔のマッサージが終わったら、耳の下から首を通って鎖骨へ老廃物を流す

体操もマッサージもお風呂の中でやるとリラックスできそうね。極上なバスタイムが過ごせそうよ。

ハイフのショット数は部位ごとに変わる!上手に受ければ効果絶大!

ハイフは皮膚の内部の組織に作用する施術のため、ショット数や照射パワーの出力などが大切であるということがおわかりいただけたと思います。

ハイフのショット数は多ければいいというわけでないこともわかったわ。

肌の状態と、ハイフのショット数やパワーなどのバランスが大切なのよね。上手に受ければ、フェイスラインや小じわの悩みも解消されるはずよ。

まずはカウンセリングを受けて、疑問を解決しながら悩みに寄り添ってくれるクリニックを探すことが大切ですよ。


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  • この記事を書いた人

みさき

大学在学中からショップの販売員として働き始めるも他の店員と比較して売上が上がらず、上司に相談すると「外見も大事」というきつい一言が。
そこで元々気になっていたホクロ除去を皮切りに、アイプチやスキンケアにハマり始めました。
美容にこだわり出すと売上も比例して上がってき、飲み会で男性ウケも大きく変わり、外見を変えたことで人生が大きく変わりました。
自分への投資はしっかり返ってくるので、その経験を活かし自分の隠れた魅力に気が付いていない人の助けになればと、美容系ライターとしてたくさんの記事を執筆しています。

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