このページでは、
- 脱毛施術後のアフターケアの必要性
- 効果的なアフターケア
- おすすめの保湿剤
- 日焼けしない方が良い理由
- おすすめの日焼け対策
- 施術後の自己処理の方法
などより脱毛効果を高めるための方法について解説していきます。
脱毛サロンや医療脱毛クリニックの施術は、照射して終わりではありません。
定期的に施術に行き毛周期に合わせて照射することが大切ですし、帰宅してからのアフターケアも大切です。
脱毛施術は、お肌のコンディションによって効果が変わってきます。
だから帰宅後に、あなたが自分でどんなケアをするのかが大事。
脱毛は1回で終わりではなく、数回は定期的に照射することで効果を発揮します。
自己処理の方法が分かれば、施術後のチクチクへの対応もしやすくなります。
計画的に脱毛をするなら、日焼け対策は必須です。
毛が抜けなくて不安な時のチェックポイントも解説しているので、安心して効率的に脱毛が進められます。
このページで分かること
脱毛後にアフターケアをする理由
脱毛施術後にアフターケアをするとしないでは、お肌のコンディションが変わってきます。
脱毛施術では毛の状態も大切ですが、お肌の状態によっても照射のレベルや効果に差が出るんです。
例えばお肌のコンディションが悪い場合、照射ができなかったり照射レベルを下げて施術することもあります。
そうなると脱毛効果や通う期間にも差が出てきますよね。
最初に脱毛後のアフターケアがなぜ必要なのか、その理由から解説していきます。
脱毛施術後は乾燥しやすい
脱毛後のお肌はとても乾燥しやすい状態です。
日に焼けた後のお肌は、熱がこもり乾燥しやすい状態になっているのと同じ。
照射の熱さは実感が薄かったとしても、脱毛施術後は熱が皮膚表面にこもって水分が失われている状態です。
その後、保湿をしないでおくと水分蒸発が進み、乾燥肌になりやすくなります。
注意
乾燥が進むと皮膚のバリア機能が低下して、肌トラブルに繋がりやすくなります。
熱がこもりやすい
脱毛施術を受けるときに、お肌の乾燥が酷いときは通常よりも熱さを感じやすくなります。
同じレベルで照射しても熱さを感じやすく、さらに熱もこもりやすくなるから大変です。
お肌への負担が増え、炎症や皮膚トラブルが起こりやすくなります。
照射時に熱さを感じる場合と、施術後に時間がたってからお風呂などで体温が上昇した時に熱さを感じる場合があります。
肌トラブルの予防
脱毛施術後は、通常の状態よりもお肌が敏感になっています。
照射した熱が、毛根とお肌に残っている状態です。
注意
そのままにしていると、炎症に繋がったりヤケドのリスクが高くなります。
色素沈着も起こりやすくなるので、あらかじめ出来ることはやり予防しておくことが大切です。
施術後に保湿をしっかりして、肌トラブルを避けて今後の施術の効果を高めていきましょう。
脱毛施術後はアフターケアが大切なのね!
これは聞いてなかったら、適当に済ませてしまいそうだったわ…
痛みや熱さがなくても、お肌への負担はかかっているのね!
そうなのよ!もとからボディケアを入念にする習慣のある人はいいけど、何もしないズボラな人は美意識が高まるきっかけになるわね!
せっかく脱毛に行くなら、脱毛して終わりより、美しいお肌でいたいし服の幅も広げたいわ!
そうよね!毛だけじゃなくて、お肌もスベスベのキレイなお肌にしたいわよね!
次は効果的な保湿方法を教えていくわね!
脱毛の箇所によって保湿方法も変えた方がいいのね!
それも知っておきたいわ!!
脱毛施術後に必要なアフターケアとは?
脱毛施術後には、念入りなアフターケアが必要。
ですが、具体的にどんなケアをしたら良いのでしょうか?
次はやっておいた方がいい、効果的なアフターケアを紹介します。
入念な保湿
脱毛施術後は、保湿が1番大切です。
アフターケアが必要な理由でお伝えしたように、乾燥は脱毛効果を左右します。
熱さを感じやすくなるので、照射レベルを弱くしないといけない場合も。
お肌のコンディションによっては、施術ができないこともあります。
保湿をしっかりしておくと、照射時の痛みが軽減されるだけではありません。
お肌の水分量が高くなると、角質層が柔らかくなり次の施術の効果が高まります。
鎮静
脱毛施術後は、照射の熱がお肌の表面にこもっている状態です。
冷却効果がある脱毛器が増えてきているので、熱さや痛みを感じにくくなっています。
でもお肌が敏感なときは、赤みやヒリヒリが起こりやすい状況。
だから身体に熱がこもることは避けて、鎮静ケアをすることが大切です。
注意
特に生理前や免疫力が低下しやすいと言われる睡眠不足のとき、疲れている時などは反応が出やすいので要注意です。
赤みやヒリヒリ感がある場合は冷やし、鎮静効果のある保湿剤の使用をおすすめします。
日焼け対策
脱毛施術後は、照射の熱がお肌の表面にこもっているので日焼け対策は必須です。
これは照射前にも気をつけてほしいこと。
注意
日焼けした状態での施術と施術後に日焼けをするのは、どちらも火傷に繋がる恐れがあります。
施術後は特に気をつけましょう。
あなたは気をつけているつもりでも生活紫外線で焼けてしまう可能性もあります。
服に覆われている部位は良いですが、特に無意識に焼けてしまいそうな
- 顔
- 腕
- 手の甲
- うなじ
などは意識しておきましょう。
日焼け対策は大切なので、後ほど詳しく解説します。
手が届かない場所のアフターケアは?
脱毛の施術後に保湿などのアフターケアが必要なことはわかりましたね。
でも背中など、手が届かない場所もあります。
できる限りボディクリームやボディローションで保湿しておいた方が良いけれど、届かない部分はスプレータイプのローションがおすすめです。
さらっとしていて伸びや浸透率が良いので、広範囲に塗布できます。
それでも届かない部分は、家族に塗ってもらってしっかり保湿してください。
敏感肌のアフターケアは?
あなたがもとから敏感肌なら、脱毛施術前から念入りに保湿しておくことが大切です。
施術当日に乾燥していたり敏感になっていると、施術が受けられない可能性があります。
特に大切なのが前日の保湿です。
施術当日はできるだけ柔らかいタイプのボディローションを塗るか、何もつけないで施術に行きましょう。
オイルタイプやテクスチャーの重いボディクリームなどは、脱毛施術の効果が弱くなる場合があるので気をつけてください。
敏感肌だと施術後も乾燥しやすくなるので、より念入りに保湿しましょう。
ポイント
特にお風呂上がりは1分1秒と時間を置くことで、どんどん乾燥が進んでいくことに。
浴室でボディクリームやボディローションを塗って出るくらい、早く塗ることを意識しましょう。
万が一、施術後に赤みが出たりヒリヒリしたり敏感になっている感じがあれば早めに施術を受けた脱毛サロンや医療脱毛クリニックに連絡をしましょう。
部位別アフターケア
次に脱毛施術後のアフターケアを部位別に紹介します。
全身は1枚の皮膚で繋がっていますよね。
だけど皮脂の量や毛穴の量によって、乾燥の度合いやお肌の状態が変わってきます。
だから同じケアでは効果が半減してしまうので、おすすめのアフターケアを解説します。
ボディケア
ボディケアと言っても、全身で乾燥しやすい部分と脂っぽくなりやすい部分があります。
基本的にはボディクリームやボディローションで保湿するのが効果的。
ですが、上半身と下半身で保湿方法を変えるのがおすすめです。
上半身
上半身は皮脂分泌が活発な部分。
注意
特に背中の上部分、デコルテ、二の腕は皮脂分泌が活発でマラセチア菌という菌が繁殖しやすく、毛嚢炎(赤い炎症のあるニキビのようなブツブツしたもの)ができやすいところです。
そのため、殺菌効果や鎮静効果の高いサラッっとしたボディローションがおすすめです。
ボディオイルや重いタイプのボディクリームは、あまり向かないので控えた方が良いです。
上半身は皮脂分泌が多く、毛が細く密集している部分。
その為、定期的な施術と念入りなアフターケアで効果に差が出やすい部分といえます。
下半身
下半身は上半身に比べて皮脂分泌が少なく、乾燥しやすい部分です。
特に足は乾燥が進むと痒みが出やすい部分なので、上半身と比べて油分が多く高保湿のボディクリームやボディローションがおすすめです。
足は毛が濃くても薄くても比較的個人差が少なく、どんな毛質でも1~2回の照射で効果を実感しやすいところ。
ツルツルでキレイな足を目指すには、お肌のコンディションを整えておくとも大切です。
水分量が高いお肌は、より効果を実感するのが早いです。
VIO
VIOは他の部位に比べてデリケートな部分です。
照射の熱も感じやすく、炎症も起こりやすいので鎮静効果の高いものや敏感肌用の化粧水などを使用するようにしましょう。
粘膜に近い部分は通気性も悪く蒸れやすいので、通常のボディクリームやボディローションは避けてデリケートゾーン専用のものなどを選ぶと安心です。
VIOは脱毛の施術をしていなくても、少しの刺激にも弱く、摩擦などでも炎症が起きやすい部分。
だから使用するアイテムは、特に慎重に選ぶようにしましょう。
注意
生理前後は特にデリケートになりやすいので注意が必要です。
VIO脱毛について詳しくはこちら
VIO脱毛
顔
顔は服で覆われることがなく、常に出ている部分。
メイクをしない時でも、必ず日焼け止めだけは塗るようにしましょう。
身体と比較しても皮膚が薄く、敏感になりやすいところ。
バリア機能が損なわれないように、水分補給と保湿は必ず行うようにしましょう。
化粧水は鎮静効果のあるものを使用したり、乳液やクリームも高保湿タイプを使用するように。
注意
化粧水だけで乳液をつけずにスキンケアを終わるのは、乾燥につながるので絶対にやめましょう。
- 化粧水で水分補給
- 乳液で保湿
をすることで、バリア機能の回復と保護する働きができます。
顔は施術後のケア次第で、メイクのノリなどお肌のコンディションも左右されるので特に気をつけたいですね。
顔脱毛について詳しくはこちら
【顔脱毛】料金・効果・痛み比較!クリニック、サロンどっちがオススメ?
身体、顔、VIOで色々な保湿方法があるのね!
勉強になるわ~!
そうなのよ!特に上半身と下半身で皮脂量が変わるから、同時に脱毛を始めても毛の減り方が違うこともあるのよ!
それは知らなかった!
でも確かに背中は脂っぽくなりやすいし、足は乾燥しやすい感じはする!
そのままにしておくと脱毛効果に差が出るから、保湿は大切よ!
絶対に効果を実感したいから、念入りに保湿します!
他には気をつけることってあるの?
他にも施術後の注意点があるから、説明していくわね!
施術後の注意点
脱毛施術後には、いくつか注意点があります。
脱毛施術は照射して終わりではなく、アフターケアをしっかりすることが大切です。
さらに、アフターケアを怠ると肌トラブルに繋がってしまう可能性もあります。
次は施術後の注意点を解説します。
施術後に気をつけること
施術後は、あなたが自分で思っている以上に肌の表面に熱がこもっている状態です。
今後の肌トラブルを防ぎ、脱毛の効果を高めるために、帰宅後は体温が上がるようなことは避けましょう。
血行が良くなると、痒みや火傷のリスクが高くなることに。
湯船に浸かる入浴、運動やサウナ、飲酒なども当日は避けましょう。
お肌の表面にこもっていた熱が、体温の上昇とともに出てくる可能性があります。
ポイント
お風呂に入る時は、シャワーだけだとしてもゴシゴシ洗わないようにして摩擦を避けましょう。
マッサージやエステなどの利用も、当日は避けた方が良いです。
施術後、自己処理するときは?
照射部位の毛が成長期であれば、脱毛施術後1週間程度で抜け落ちてきます。
しかし、抜け落ちるまでは、5ミリ程度伸びてきて皮膚から出ている状態になります。
ツンツンした見た目が気になるので、あなたは剃りたくなるかも。
自己処理をしても良いけれど、施術から3日以上経ってからにしましょう。
照射直後はお肌が敏感な状態なのでシェーバーやカミソリで剃ると肌トラブルに繋がる恐れがあります。
ポイント
3日以上経ち、お肌が落ち着いてきたら負担が少ない電気シェーバーで剃るのがおすすめです。
お肌への負担が大きい
- カミソリ
- 除毛クリーム
- 脱毛ワックス
- 家庭用脱毛器
を使うのは避けましょう。
自己処理方法について、後で詳しく解説します。
おすすめの保湿剤
脱毛施術後におすすめの保湿剤を紹介。
通常のボディクリームやボディローションでも、保湿効果の高いものでも乾燥対策になります。
だけど脱毛施術後に、特におすすめのアイテムです。
おすすめの保湿剤1 キュレル ローション
これは、敏感肌用のローションです。
医薬部外品で肌荒れ予防効果が高く、バリア機能を強化し刺激からお肌を守ってくれます。
身体はもちろん顔にも使えるので、乾燥対策や脱毛施術後の保湿には効果的です。
おすすめ保湿剤2 ネイチャーリパブリックスージングアロエジェル
鎮静効果が高いアロエベラ葉エキス92%配合で、夏には品薄になるお店が出たほど保湿効果も高い人気のジェルです。
300mlで1,000円以下という高コスパも人気の理由で、日焼け後の鎮静ジェルとしても大人気!
脱毛施術後は鎮静と保湿の両方の効果が必要なのでおすすめアイテムです。
おすすめ保湿剤3 イロハ VIOトリートメントローション
VIO専用のローションです。
もとからデリケートで蒸れやすいVIOのお肌を優しくケアしてくれるローションで、ヒアルロン酸Naや加水分解コラーゲンなどの美容保湿成分も配合されており乾燥対策に効果的です。
乾燥して起こりやすい、くすみの予防もできます。
しっかりしたアフターケアで無駄のない脱毛
脱毛に定期的に通っていれば、時間や施術回数が多くかかってもその内終わります。
でも施術回数を減らして、無駄なく効率的に終わらせるならアフターケアがとても重要です。
- 日焼けをしない
- 保湿を行う
- 施術後の自己処理は3日は待つ
- 施術当日は入浴・飲酒など発汗を避ける
など、ちょっとしたことに注意しておけば良いだけ。
解説してきたポイントを抑えることで、効果の高い施術を受けやすくなるんです。
逆にアフターケアをサボったことで、
- 日焼け
- 肌荒れ
になると、施術をして貰えない可能性が。
出来ても出力を抑えることになるなど、脱毛効果が落ちてしまいます。
そうなると施術回数を増やす必要がでてくるので、コスパも悪くなるから注意してください。
そもそもあなたがキレイになりたいなら、肌荒れは避けたいですよね。
難しいアフターケアはないので、ポイントを抑えて置けば効率的に脱毛が進められます。