生まれたときから霊的存在が近くにいると、霊能者の能力が目覚める?

生まれた時から自宅に霊的な存在がいることで出てくる可能性のある潜在能力とは?

霊的な能力を持ってる人の多くが血筋や生まれた環境というものが出てきます。
恵子さんのように事故で霊的な能力が出てくる人もいますが全体から見ると事故や命の危機での開花などは少数になっていると言ってもいいでしょう。
血筋や生まれた環境でどのような能力が出てくるかという部分を今回は恵美さんと考えてみました。

目次

同じお寺で育っても、霊感ある人とない人が

恵美さんは生まれた時から霊的な存在に囲まれたわけだよね?
恵美さん
うんむ。私だけではなく兄貴と親父も同じはずなんだが
そこが気になるところで、お兄さんは全く見えないんだよね
恵美さん
全くでもないんだろうけどもほとんどないねえ。これは親父も同じ。私だけが強く出てしまった結果今に至る
わかりやすいね
恵美さん
環境自体に変化はないんだけども私と兄貴で何が違ったんだろうってたまに思うんだよね。血筋としても同じなわけでばーちゃんに育てられたという部分も同じだし
うーん、私もたまに言われるんだけども、私は見えないほうがいいって思ってるし見たくもないってのがあるのね。だから見えないように本能がなんとなく防御に全振りしてるらしくて。私は怖いのが嫌だからっていうのもあるんだけども、お兄さんはその辺どうなんだろう?
恵美さん
確かに兄貴もそういう部分はあるかもしれない。親父は親父で現実重視だから見えてても、ただの錯覚や疲れで片付けてきたような気はする
恵美さんは?
恵美さん
ばーちゃんが言うには昔から見えてたらしくて、危ないものとそうじゃないものの見分け方は教えたらしい。そのうちの本堂で霊的な人にお辞儀とか始めたらしくて
うーん、もともとの素質が同じだとして受け入れるタイプとそうじゃないタイプになったとか?
恵美さん
ばーちゃんが私らを区別して育てたとかはないし、むしろ兄貴のほうが最初は僧職につけるつもりだったはずだから厳しく育ててた気はする。その結果兄貴は何というか途中でヤンキーを経由してリーマンになったんだが
ざっくりとしてかつ雑でわかりやすい説明をありがとう
恵美さん
ちょうど私も進路希望を出さなきゃいけない時期だったから佛教大系列に言って僧職を取るだけ取る。やるかどうかは別問題って感じで入学したのよ
ふむふむ

本物の霊能者が語る 大きな神社に住み着くものとは

恵美さん
実際に入った時周りにも同じ感じの同期が多くてね。明確に僧職として跡を継ぐって存在もいれば、ひとまず取っておいてなるかどうかは、後で考えるってやつで。あとから僧職神職ってとるの結構大変なんだよね。狩野英孝とかすごいと思うもん
狩野英孝って芸能人やりながら神職取りに行ったんだよね?
恵美さん
そうそう。神職もしっかりとした資格必要だし神主を置く大きさの神社なら必須だからね。この辺だと自宅の敷地内に小さな神社とかお社、鳥居とか置いてる所も多いけども大きなものになると神職の提出が必要になるから
知り合いの所が結構でかい稲荷神社で、中の掃除とか手伝ったんだけどもさ。そのときにそこのお父さんから”これ以上大きな社になると神職必要になるからこの大きさにしてる“っていってた。でもお花見の時とかすごく人も集まるし豊饒祭とかもやってるんだよね。これ以上って言っても中に人が滞在できる大きさの神社ではあったし
恵美さん
あー、○○さんとこか
あ、やっぱりわかるんだ
恵美さん
あそこは一回神職持ってる人が家に入ったはずなんだけども、どっかで抜けてその時のままになってるのとお社も大っぴらにお祭りはしてないことになってるからあのまま維持できてるのがはあるよ。あの神社も本式の神様ではないけども、神様の一部というか一種は住み着いてるはず。年数も結構古いし、明治くらいからあったはず。その辺は古地図にあるから後で見せるね。そういった特殊な事情とか、でかい所の神社関連はある程度活動をしてる寺のものだと把握してることも多いよ。私も他に何ヶ所か知ってるし、〇〇さんのところは親父が年一くらいで一応様子見はしてるんじゃないかな。年数が長い所はいつ何時霊的なものの巣穴になるかわからないのもあるからね

霊能者の能力は、血統に関係ある?

恵美さんは割とそうやって受け入れるから見える聞こえるも強くなったんじゃないかな?お兄さんは多分そうじゃないでしょ
恵美さん
兄貴はそうだねえ
自分がもし、そういう存在だったら話をしてくれる方につくと思うし、そういうものが寄ってくるほどに能力も特化していくなら恵美さんが強くなっていったのも環境的なものじゃないのかな。今よりも見えない聞こえない状態だったとしても否定をしないことでそういう能力が開花していくというか。〇〇さんとこの娘さんと仲いいけどもあの子は全くそういうのがないよ。かと言って神事とか嫌いなわけじゃないただ興味がないだけで
恵美さん
あー……そういわれると納得かもしれない。兄貴も多分そういう潜在能力はあるんだろうけどもそういうのが嫌だって部分はすごいある
私も霊能者の人と、行動を一緒にすることがあるけどもその人からも、全力ですべてを回避しようとしてるから本当に強い存在じゃないと見えるとか聞こえるまで持っていけないって言われた。私は怖いっていうのもあるし怖いのが嫌だからそれを回避することに全神経が向いてるらしい
恵美さん
うん。Kちゃんはそうなんだよね。だからそれがいい方に向かってると思う、こっちにいったらいけないとか、今日はここによらないで帰ろうって方向に動いてる。せっかくここまで来たんだから寄っていこうって気持ちよりも今日はここの神様から遠慮しろって言われてる気がするから日を改めてくるわって帰るじゃん
うん。運転もドライブも下手だけど好きだから運転は苦じゃないし
恵美さん
そうやって自分を優先せずに神様とか霊的なものを優先することもあるじゃない?それで見たくない、見えないようにいたいっていう願いは叶ってるんだとは思う。本来だったらKちゃんみたいな人は見える聞こえるの方が神様や霊的な人たちにとっては便利で都合がいいもん
実家の犬や猫がなに言ってるのかすら何となくしかわからないレベルです
恵美さん
なんとなくわかる?
意思表示がはっきりしてる猫だからね。お水ちょーだい!お魚ちょーだい!おこた早く点けて!とかわかりやすい
恵美さん
そっち系か~そのうち分かるようになるかもしれなんよ
いや別にそこまではいいわ。そういう環境でもないし
恵美さん
生まれた時から霊的なものがいれば、確かに特殊能力は身に付きやすいっていうか、元々持っているものを引き出しやすくなるんだろうね。兄貴も勘はいい所があるから事故や渋滞をさけてきたり、通勤ルート変えた日に普段の所で事故があったりとかもあるし。Kちゃんも割とそういうのあるでしょ
あるねえ
恵美さん
あえて不要な方向にもっていったのが兄貴とKちゃんて感じだねえ。兄貴も別に神社とかで何かやらかすとかはないし、最低限の礼儀は守ってるし。心霊スポットくらいだね。でもあれは反抗期だったというか
めっちゃおばあさんに怒られたんだよね
恵美さん
あれで兄貴の反抗期も収まったというか……まあ、みんな通る道だよね。私はうるさくて行きたくない場所の一つだけども
恵美さんなんか歩くだけで除霊できるような存在だと私は思うけども
恵美さん
そこまではいかないかなあ。そのレベルだと代々そういう血の強さもある
ゲームなんかだとさ、どれだけ努力しても天才の血を持つ家系に勝てないとかあるけど霊能力ってどうなの?
恵美さん
家系的に強いって家だと、もうそういうものだと思って、家でもそれが当たり前になるし、鍛えるか、能力を消すか、自分で始末をつけれる程度にするかとかは出てくるよね。血筋って本当に強いと生贄専門とか巫女専門とかあるし。そうなってくると生活自体にいろんな制限とかも出てくるから普通のお友達とかできなくなる。そうなると今度は相手になるのが霊的な存在や自分が供物になる相手とかになってくる。お互いにいい環境に一見すると見えるけども完全にいいかってなれば、どうかなとは思うね
血が濃いとかはどういうものなの?
恵美さん
霊的なものの場合には、近親婚がどうこうよりもどこかに人以外の血とか系譜が混ざってると考えるほうがいいかなあ。本当に少ないけども神様の血の入ってる家系ってあるからね。ただそういう家って代々その神様を守ってることもあるし、ずっと神様が混ざってくるわけじゃないから本当に薄くなってるとかもあるんだけどもずっと人間だけの家系とかよりも潜在能力は高いし、目覚める確率も高い。環境だって神事や呪物にたいするものが整ってるのもあるし
ふむ
恵美さん
私も大学時代に少し調べたんだけどもね。ただそういった特殊能力を持った家系や血筋を人工的に作ろうとして近親婚に走って、ちょっとまずい感じの子供さんが生まれてくるとかも昔は確かにあった。そういうちょっと違う子が神様の使いとか神様の依り代になっているとか思う事で集落の混乱や飢餓、殺意衝動とかを抑えることにもなってたと思う。あと日本ではまずないというか症例が少なすぎるんだけども、欠損とかのある子が近親婚だと生まれやすいのもある。海外だけども水頭症とかで脳がむき出しに近い状態でほぼ死産状態で生まれてるけども神の子供としたり、単眼症の子供を神様として祭り上げたり。それを人工的に作ろうとして阿修羅を模した存在とかね。純粋な血統に勝てるようにするには、ただではできないというか
聞いてるだけで怖いねえ
恵美さん
血統で強いっていうのは本当に環境と潜在能力の違いになってくるよ。血っていうんは一種の才能だからないものはないって考えるべきだよ。他の人がそれをまねしてもよくない結果が待ってるだけだし。うちはたまたまばーちゃんがいわゆる千里眼って人ではあった。でも、じーちゃんが嫌だっていえば受け入れられずにばーちゃんは悪いほうの霊能者になってたかもしれない。多少変わった能力があっても寺であれば、まあ寺だしってなる部分やばーちゃん自身も環境を変えようとして嫁に来たんだと思う
田舎であるほど血縁とか親せきとかいうのを重視するよね
恵美さん
この辺も明治あたりまではそうだったと思うよ。だから寺文化が生き残ってこれた。うちの文献とかにはないけどもほかの文献とかには狐憑きとか狗神付きの子供を預かって小坊主として鍛えなおして自宅に帰らせたとかもあったからねえ。その辺はやっぱり、あまりよくはないけども近親婚とか、ちょっと問題ある子を座敷牢とかにいれて脱走して生まれてしまった子供とかだったみたいだし
私も因習とか奇習とか割と隙て調べることがあるんだけども、戦後でもしばらく他県では座敷牢文化があったからね
恵美さん
今だとそれに病名とかが付くようになったけども、本当に昔はつきものがあるとか言われてるからね。ただ、その中に何人かは本物もいたとは思うよ。本当に神様の依り代になったり、狗神付きの子供とかはその集落の神職的な仕事も担ってたから
文化的になったことで、心霊的な能力を持っている子も減ったのかもしれないよね
恵美さん
仮に見えてる子であっても親がこれは霊的な能力ではない、疾患だと思って治療していくことで子供も見ることを閉ざしていくから見えなくなる。見なくなることで親はそれを完治したと認識するし、子供も見えないことが親が喜ぶとなれば見えないように自分で能力を閉じていく。こうやって本当に見える子も減っていく。これも環境の一つと考えていい問題になるからね。結果的にたまたま見える子供がたまたま見えてもおかしくない寺の子供だったとかそういうのが生き残ってしまうというか。ただそうやって見えないように閉じ込めたものって、ふとした時に開放されてしまうことがあるんだよね。生死の境をさまよったことで今まで抑えてたものが全部見えるようになってしまったとか。そうなるとそこから対処法とかを身に着けていくからちょっと大変なことにはなっちゃうんだよね

霊感ある、見えるは普通に生きるにはマイナス

今って本当に極端になってると思う。特殊能力を欲しがる親と本当に没個性で生きていくコースがいいと考える親というか
恵美さん
たしかに。うちにも檀家さんの息子さん夫婦が帰ってきた時に子供さんがメンタル系の疾患があるっていうからちょっと話をしてみたら見えやすい子だったんだよね。しかも軽い浄化とかを自分でマスターしてるというか。もちろん見えない方がいいと私も思うけどもそういう疾患ではないですよって話をしたらびっくりしてたね。今後は子供さんと話をしてそういう霊的なものをどうにかする方面も考えてみたいって入ってた。最終手段としてやるやらないは別として神職取るのもありですよって説明はしたよ
普通に生きて行く事は霊的なものが見えるのはマイナス要素になるからねえ
恵美さん
体質なんだろうねえ。たぶん変異型だと思うんだよね。誰もそういう関連はないけども急にそうなることもあるというか。アレルギーみたいなもんだよ
アレルギー
恵美さん
小さいころから対処していくか、大人になって発病して大変な思いをするかって部分ではアレルギーが一番わかりやすいかなって思って説明してる
いや、わかりやすいわ。そうやって子供さんが自分で対処できるようにするのも悪くはないし、そこまではっきりと見えるとかなら無理に抑え込んでもいずれ出てくる気はするし
恵美さん
こっちに帰ってきたらまた連れてきますって言ってたねえ。たまにそうやって合わせてもらえれば私のわかる範囲やできる範囲での対処はさせてもらおうかなって思ってる
そうやってくれる人がいる環境とかだよねえ
恵美さん
私も環境がたまたま良かったからだけどもそうじゃなかったらただのおかしい子供でただのおかしい人になってた気はする
それは間違いない
恵美さん
そこはそんなことないとか嘘でもいうべきではないだろうか
明らかにばれる嘘をついて何の意味があるのだろうか
恵美さん
そうだねえ、友人も含めて環境はすごく大事だってことだね
そんな気はするね。今日はありがとうございました
  

この記事を書いた人

小さいころから占いに興味があって、色々と勉強しているうちにどんどん好きになり、皆さんにも占いの良さを知ってほしくて記事を書いています。

知り合いに占い師や霊能力者、お寺の住職がたくさんいるので、その方たちにインタビューして記事を書いています。

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