・ヒゲ脱毛前後にケアしなければいけないこと
せっかくのヒゲ脱毛も、脱毛前後でやるべきことができていなかったり、やってはならないことをやってしまっては意味がありません。
本記事では、ヒゲ脱毛後の様々な疑問について回答していくとともに、
ヒゲ脱毛の【施術後】【施術前】でのポイントについてまとめています。
最後までご覧いただくと、より効果を実感できるようになったり、ヒゲ脱毛時に生まれる様々な疑問や不安についても先に解決できるようになりますので、是非ひと項目ずつしっかりとご確認いただければと思います。
ヒゲ脱毛後の疑問について
ヒゲ脱毛後は髭剃りしてはいけない?
このような疑問を持っている人は多いのではないでしょうか。
ヒゲ脱毛後の髭剃りは基本的に避けるべきである。と覚えておいてください。
ヒゲ脱毛の当日は出来るかぎり、髭剃りは控えるようにしましょう。
もし、ニキビ・肌の赤み・炎症・肌荒れ等がある場合は、当日だけでなくできるだけしばらくはヒゲ処理を控えるようにしましょう。
髭剃りの再開に関しては、基本的に一日開けてヒゲ剃りをすることをお勧め致します。
上記の理由などから、ヒゲ脱毛後はできるだけ髭剃りをしなくても良いようなスケジュールにしておいたり、肌への配慮が必要であると覚えておきましょう。
ヒゲ脱毛後のお酒や筋トレ・お風呂、サウナは?
ヒゲ脱毛後のお酒・筋トレ・風呂・サウナ・・・
これらも基本的には避けた方が良いでしょう。お肌が乾燥状態となり、血行促進がすすみかゆみや赤みの原因となるなど、結果的に肌トラブルのもとになってしまいます。
※なぜこのようになるかについては後ほど解説していきますので、スクロールしてご確認ください。
ヒゲ脱毛後、ヒゲが生えてくる?
実際にヒゲは通常通り生えてきて脱毛効果を感じないという声も実際にあります。
これは結論、問題ありません。
脱毛後に一定の長さまで毛が伸びはしますがこれらは、1-4週間ほどでポロポロと毛が抜け落ちていきます。
これは脱毛治療ではあるあるのことですので「変化がなくてがっかり」と早々に焦らず、気長に待ってみましょう。
ヒゲ脱毛直後におきる「どろぼうヒゲ」
ヒゲ脱毛後に起こりがちな「どろぼうヒゲ」
ここではどろぼうヒゲについての解説や原因、対策などについて解説していきますのでヒゲ脱毛後のどろぼうヒゲケアにお悩みの方は特に必見です。
ヒゲ脱毛後に毛が濃くなる!?どろぼうヒゲとは?
まず、どろぼうヒゲとは
ヒゲ脱毛直後、一時的にヒゲが以前よりも黒くなることを言います。
なぜどろぼうなの?と思った方もいると思うので軽く触れておくと、どろぼうの一般的なイラストはヒゲが濃いものが多く、どろぼうを連想することからそのように表現されるようになりました。
せっかくヒゲ脱毛したのに黒くなるなんて。。。そう不安に思った方、まだどろぼうヒゲを否定するんは早いです。このまま読み進めましょう。
ヒゲ脱毛後、どろぼうヒゲができる原因
では実際になぜ「どろぼうヒゲ」ができてしまうのか。
原因について理解が進むと少し安心感を得られるはずです。
ヒゲ脱毛のレーザー熱によりヒゲが膨張するから
ヒゲ脱毛ではヒゲを焼く施術方法が一般的です。そのように熱を与える事で一時的にヒゲは膨張します。よってどろぼうのように、皮膚表面が黒く見えることで「どろぼうヒゲ」ができてしまうという分けです。
ヒゲ脱毛のレーザー熱によってヒゲが縮れる
一つ目と同じく、レーザー熱を当てることにより、ヒゲが縮れる事も非常に多いです。縮れたりすることで毛先が丸くなり、それがどろぼうのような黒いヒゲの原因となってしまうのです。
ヒゲ脱毛で毛が柔らかくなるから
レーザーのヒゲ脱毛を受けたヒゲは柔らかくなることがあります。毛が柔らかくなるとヒゲ剃りの剃り残しができやすくなってしまった利することもありその剃り残しが「どろぼう」のようなヒゲとなってしまうケースもあるようです。
ヒゲ脱毛のレーザー後の燃えカスが残るから
最後は、レーザー熱を与えたヒゲが残っている場合です。これはすぐに落ちる燃えカスではなく、抜け落ちるまで残る燃えカスですので、すぐには落ちないものです。
脱毛直後にヒゲはなくなるわけではないので、その結果、どろぼうのようなヒゲになってしまうということになるのです。
ヒゲ脱毛後のどろぼうヒゲはいつまで続く?
ヒゲ脱毛後、
目安としては3週間前後でどろぼうヒゲは解消されると覚えておきましょう。
もちろん毛の濃さや量などによって個人差はあり、2.3日で解消されたというヒトもいますが早くて数日~5日、普通の方で6~11日、遅くても12~21日といったところでしょう。ヒゲ脱毛直後にどろぼうヒゲとなるものの、時間が経つとポロポロとヒゲは抜け落ちてきます。
ヒゲ脱毛後のどろぼうヒゲの対策
どろぼうヒゲは時間と共に解消される
少しでも早くどろぼうヒゲから抜け出したい!そんな方もいるかと思いますが一つ目の対策は【気長に待つ】という事です。
ヒゲ脱毛後の毛は時間の経過共に抜け落ちるようになっています。その事実をしっかり理解して、時間とともに解消されるものだと覚えておきましょう。
ヒゲ脱毛後の肌ケアを入念にする
気長に待つだけじゃ気持ち的にも納得いかないですよね。
そんな方はまずは肌ケアについて見直してみましょう。
脱毛後の肌は炎症状態になっていたり、赤みがでたり、皮膚に熱がこもっていたりと肌の水分がうばわれ乾燥しやすい状態になります。
これは肌のバリア機能というものの低下につながり肌トラブルのもととなってしまいます。
化粧水や乳液など保湿をしっかりすることにより肌トラブルの予防とともに、ヒゲ脱毛したヒゲが抜け落ちやすくなりますので、しっかりと抜けのないようにやっていきましょう!
ヒゲ剃りに注意
次にどろぼうヒゲができたときにやる事を紹介しておくと【ヒゲ剃りを丁寧にする】というのが重要です。
先に解説した通り、ヒゲ脱毛後、ヒゲは柔らかくなり「ヒゲが剃りにくく」なります。
ヒゲ剃りをしすぎても肌へのダメージとなりますが、剃り残しのないように丁寧にヒゲ剃りすることはどろぼうヒゲが目立たなくなる一つの対策です。
肌ケアなのかヒゲ剃りなのか少し右往左往するかもしれませんがどちらも重要であることを覚えておきましょう。
ヒゲ脱毛後の毛抜きに注意
ヒゲ脱毛後にどろぼうヒゲができると邪魔に感じ「毛ぬきで抜きたい」と思う事があると思います。
しかし、この毛抜きでヒゲ抜きをすると細菌が入りやすくなり肌トラブルの元にもなります。毛抜きは使いたくなるが我慢すると、覚えておきましょう!
どろぼうヒゲと増毛化、硬毛化の違い
ヒゲ脱毛について詳しい方は「増毛化・硬毛化と同じなのではないか?」と思う人もいると思います。
結論、増毛化・硬毛化とヒゲ脱毛は違います。
増毛化・硬毛化・・・ヒゲ脱毛後の4週間~12週間ほどで発症
どろぼうヒゲ・・・ヒゲ脱毛の直後に発症
なぜこのようにタイミングが違うかというと増毛化や硬毛化は脱毛時にメラニン色素や毛根に熱を与える際にしっかりと熱が当て切らず、逆に血行促進してしまうことから、毛の活性化が進んで発症します。
ですので活性化するまでの時間などもあり、すぐには発症しないのです。
対してどろぼうヒゲは熱が当たったヒゲが膨張したり縮んだりと「すぐに反応した結果黒く見え、どろぼうになる」というイメージですので、そもそもの仕組みに違いがあるのです。
ヒゲ脱毛後の効果はいつから実感できる?
途中解説の中でも「どろぼうヒゲは脱毛直後に発症して、時間が経つとポロポロと落ちてくる」と書きましたが実際に脱毛の効果を得るまでにどれくらいの期間が必要なのか、おさらいしておきましょう。
手法 | 青ひげが薄く | 自己処理が減る | ツルツル |
---|---|---|---|
医療レーザー脱毛 | 3~4回 | 5~7回 | 8~13回 |
美容電気脱毛 | 3~4回 | 5~7回 | 8~15回 |
光脱毛 | 3~7回 | 8~10回 | 11~25回 |
解説してきた通り、効果を実感するまでには複数回通い、長期的にヒゲ脱毛していくことが重要なのです。
また、初回にどのような変化があるのか、治療方法別でまとめましたのでこちらも併せてご確認ください。
【治療別】初回の効果について
医療レーザー脱毛(医療脱毛)の1回の変化 | 脱毛直後はあまり変化はありません。その後、早い人であれば10日前後、遅くとも2.3週間後には「ヒゲがポロポロと落ちてくる」ようになります。また、1か月ほどしたらまたヒゲは生えてきますが一部、生えてこない部位もあるようです。 |
---|---|
美容電気脱毛(ニードル脱毛)の1回の変化 | 1回目が終わった段階で綺麗にヒゲが脱毛出来ます。脱毛した部位は赤く腫れる事もあります。その後も脱毛した部位からはなかなかヒゲが生えてこない脱毛効果を得る人も多いです。脱毛した他の部位から毛が生えてくる事があります。 |
光脱毛(フラッシュ脱毛)の1回の変化 | 1回では効果が分かりにくい治療法になります。脱毛後10日ほどで毛が抜けますが、また生えてきます。一時的な減毛はありますが、継続的な効果を得るには複数回通う必要があります。 |
ヒゲ脱毛後にしてはいけないNG行動集
ここまで
【ヒゲ脱毛後の疑問について】
【ヒゲ脱毛直後におきる「どろぼうヒゲ」】
について取り上げてきましたが、ここでは実際にヒゲ脱毛語のNG行為について解説していきます。
普段の日常生活で何気なくしている事もあるかもしれません。ヒゲ脱毛している時は注意しなければ意識しないままやってしまっていたという人も少なくありませんので、一つ一つメモして実践していただければと思います。
NG行為①ヒゲ剃りでかみそり使う
まず、脱毛後には「電動シェーバーを使う方が良い」と覚えておきましょう。かみそりを使うのはNG行為です!
かみそりは脱毛によってダメージを受けている皮膚や毛穴にさらにダメージを与えることになってしまいます。
肌の火照りがあると思うので、収まるまではローションと電動シェーバーでヒゲ剃りをして肌の負担を考えるようにしましょう!
NG行為②毛抜きで無理に毛を引っ張る
ヒゲ脱毛後は毛抜きで抜けそうな毛もあります。ただしこれを毛抜きで無理に引っ張るのはNG行為です!
抜いた毛穴から細菌が入り肌トラブルのもとです。膿がたまり毛嚢炎になってしまう可能性もありますので、”ヒゲ脱毛後の効果”でも解説してように気長に待つようにしましょう。
NG行為③顔(肌)を強い刺激を与える
かみそり同様、顔を強くこすったり摩擦のある事をするのはNGです!
ヒゲ脱毛で敏感になっている状態で肌へ強い刺激を与えると、水ぶくれの原因となったり炎症を起こすなど肌トラブルに繋がります。
NG行為④体温が上がる行動
冒頭でも解説したように体温が上がるような【筋トレ、サウナ、入浴、運動】はNGです!血行促進となり、肌のかゆみや毛嚢炎などの炎症に繋がります。
また、体温の上昇や汗で乾燥しやすくなります。その結果痛みを感じたり、脱毛効果の低下の可能性があります。
入浴は、シャワーは問題ありませんが温度を高くし過ぎないようにしましょう。
その他注意点としては、汗をこまめに拭くこと。脱毛後は毛穴が敏感となっているので汗をかいたまま放置すると細菌が肌に入ってしまう可能性があります。
NG行為⑤紫外線を強く浴びたり日焼けをする
紫外線・日焼けは脱毛後に敏感になるべき対象です。
ヒゲ脱毛時の治療法上、脱毛器は黒い毛に反応して毛根にダメージを与える仕組みになってますので日焼けで黒くなってしまうと脱毛効果の低下が起こってしまいます。
火傷状態の肌であれば、脱毛すらできない事もあるので、肌ケアとしても脱毛効果を高める観点でも特に夏場は注意しましょう。
NG行為⑥飲酒をする
最後のNG行為は「飲酒」
NG行為④でも紹介しましたが飲酒は体温の上昇に繋がります、かゆみや肌トラブルになることや、肌の乾燥による脱毛効果の低下が起こってしまいます。
お酒が好きな人でもできるだけ脱毛直後は控えるようにしてもらう事と、もし飲むとしても少量にするように注意して飲酒をするようにしましょう。
ヒゲ脱毛【施術後】アフターケアの重要性
施術後のNG行為を確認したところで、実際にやった方が良い【ヒゲ脱毛後のアフターケアの方法】について紹介していきます。
乾燥しているため、保湿を十分にする
ヒゲ脱毛後は、皮膚に熱がこもっている状態になります。そうなると熱で肌水分が奪われるようになるので【肌は乾燥状態、またバリア機能の低下】となってしまいます。
バリア機能は細菌から肌を守る機能を果たしているので、肌トラブルの原因となります。
よって脱毛後は
刺激のない程度に顔を冷やす
ヒゲ脱毛後は熱がこもると解説した通り、火照りは人によって個人差はあります。
火照りが強い場合ほど、帰宅後に保冷剤や冷たいタオルで冷やすようにしましょう。特に脱毛箇所を冷やすことで鎮静化となります。
注意点としては、冷やす際に搔いてしまうと、炎症や赤みが悪化するなど肌トラブルの原因となります。
脱毛後は
掻かずに刺激を少なくして、ヒゲ脱毛後に冷やすと良いでしょう。
ヒゲ脱毛の【施術前】これを知らなければ失敗する!?
乾燥・紫外線対策で過ごす
ヒゲ脱毛前の肌ケアは、脱毛効果アップに繋がります。
保湿と紫外線対策のために、化粧水や乳液を使用、日焼け止め(特に春夏)をしっかりして肌ケアを習慣化しましょう。
特に日焼けは脱毛することすらできないことに繋がってしまいます。気配りが未来の脱毛効果を創ると信じ、しっかり取組みましょう!
睡眠・食事・アルコールに気を配る
睡眠や食事の栄養摂取などは肌トラブルの原因となりやすいです。脱毛時は肌に刺激を与えることになります。
肌荒れをさけるよう生活習慣をしっかりとしましょう。
また、睡眠不足は自律神経の関係で脱毛時の痛みが大きくなり、快適な治療ではなくなる可能性もあります。
アルコール二関してはこれまで解説した通り「血行促進」や「肌乾燥」となりやすくなり脱毛効果や肌トラブルの原因となります。
事前処理(セルフカット)をする
脱毛当日はヒゲ剃りをして行くようにしましょう。
事前処理をせずに残ったムダ毛は脱毛時の安全上、皮膚表面の傷などに繋がる可能性があります。
ただし、毛抜きやかみそりを使ってのヒゲ剃りはNGです!
電動シェーバーを使って丁寧にヒゲ剃りをするようにしましょう。
施術直前、クリームなどは塗らない
制汗剤や、保湿クリーム、日焼け止めクリームなど、施術時にこれらをつけたままだと余分な成分が毛穴へ侵入するリスクがあります。
これは脱毛効果を下げる要因になりかねませんのでご注意ください。
ヒゲ脱毛後のケアは必須
いかがだったでしょうか?
ヒゲ脱毛と聞くとサロンやクリニックに通うだけで満足する方もいますが大事なのは前後のケアです。
特にヒゲ脱毛後は非常に敏感な状態となっていますので、髭剃りの仕方や風呂や筋トレなど血行促進するものを控える事。乾燥からくる肌トラブル防止のために保湿など様々な注意点があります。
少し手間のかかるものにはなりますが、これらをしっかりと乗り越えると
ヒゲ脱毛のメリットでもある将来的な【時間の節約】【お金の節約】【見た目の変化】【心の変化】を得ることができます。
この目的を忘れずに、しっかりとした脱毛後のケアに取組んでいきましょう。
最後にヒゲ脱毛を継続しているが効果がないという方は下の表を参考に継続してヒゲ脱毛に取組んでいきましょう。
【補足】ヒゲ脱毛の効果が出ない原因と対策
ヒゲ脱毛の変化を感じられない原因 ヒゲ脱毛の変化を感じる為の対策・方法
気長に待てていない 長期的に気長に効果を待つ
方法や出力が脱毛効果の少ない状態になっている 方法や出力についてクリニックの人などと相談する
毛周期にあった通院ができていない 毛周期を理解して適切な期間で通う
脱毛前後の肌ケアがしっかりできていない 日焼けや毛ケア、肌ケアをしっかりとする
自身の肌状態のケア(健康)ができていない 生活習慣などから自身の健康や肌を整える
ヒゲ脱毛の変化を感じられない原因 | ヒゲ脱毛の変化を感じる為の対策・方法 |
---|---|
気長に待てていない | 長期的に気長に効果を待つ |
方法や出力が脱毛効果の少ない状態になっている | 方法や出力についてクリニックの人などと相談する |
毛周期にあった通院ができていない | 毛周期を理解して適切な期間で通う |
脱毛前後の肌ケアがしっかりできていない | 日焼けや毛ケア、肌ケアをしっかりとする |
自身の肌状態のケア(健康)ができていない | 生活習慣などから自身の健康や肌を整える |