このページでは、ケノンの使い方について、以下の内容を詳しく解説していきます。
- お手入れ前の準備
- ケノンの使い方や注意点
- 効率的に脱毛する方法
- 照射レベルや照射回数の目安
ケノンが届いたんですけど、どうやって使ったらいいのか分かりません…。
正しい使い方を解説しますね!上手に使って効率よくムダ毛をお手入れしましょう!
ケノンは家庭で気軽にムダ毛対策ができる脱毛器です。
美顔カートリッジをつければ美顔器としても使えるので、自分好みの美容機器としてカスタマイズできるのが強み。
専用のジェルは必要ないので、一度本体を購入すれば追加費用をかけずにお手入れできますよ。
この記事では、ケノンの正しい使い方や注意点、初めての人におすすめの照射レベルや頻度をわかりやすく解説します!
ケノンを初めて使うときのチェックポイント
結論からいうと、ケノンの基本的な使い方はとても簡単です。
注意点やコツを抑えれば自宅で簡単にムダ毛のお手入れができますよ!
お高い買い物なので、楽天マラソン期間に買い回りして満を持してポチっと!
早速使ってみましたが、想像以上に簡単にできるのがよかったです。
他の脱毛器に比べてスピードが遅いと聞いたケノンですが、私は十分なスピードだと感じました!https://t.co/B0SAmGcpa1— Mt.Fuji 昨日よりも楽しい1日を🎶 (@MtFuji37) May 13, 2022
ケノンを初めて使うときは以下のチェックポイントを確認しましょう。
チェックポイント
- 付属品がすべて揃っている?
- 保冷剤を冷凍庫で冷やす
- ローションやクリームなどの保湿剤を準備
- 手の甲や腕でテスト照射してみよう!
付属品がすべて揃っている?(付属品内容の紹介)
ケノンが届いたらまずセット内容がすべて揃っているか確認しましょう。
ケノン本体
スーパープレミアムカートリッジ
ゴーグル(サングラス)
保冷剤
電源ケーブル
取扱説明書(保証書付き)
付属品収納ポーチ
専用の箱に入っているので、そのまま保管できます。
注文時に特典がついていた場合は、特典もついているか確認しましょう!
保冷剤を冷凍庫で冷やす
ケノンでお手入れするときは必ず「保冷剤で肌を冷やす」手順を行います。
「早くお手入れしたい!」人は、届いたらすぐに保冷剤を冷凍庫で冷やしましょう。
ポイント
肌の冷却を効率よくしたい人は、市販の大きめ保冷剤がおすすめ。
ローションやクリームなどの保湿剤を準備
ケノンでお手入れした後は肌がとても乾燥しやすい状態です。
そのままにしていると、肌トラブルのリスクが高くなるので、ローションやボディクリームなど必ず保湿剤を用意しましょう。
普段使っている保湿剤で大丈夫ですか?
もちろんです!持っていない人は大容量の化粧水だとベタベタしないので使いやすいですよ!
手の甲や腕でテスト照射してみよう!
脱毛初心者の人は「痛いのかな?」と心配になってしまう人もいるでしょう。
使い方をシミュレーションするためにも、一番最初にテスト照射を行うことをおすすめします。
いきなり使い始めるより、使い方に慣れるためにもテスト照射しましょう!
お手入れ前の下準備
ケノンでお手入れを始める前に必要な下準備を解説します。
大切なポイントは3つあります。
大切なポイント
- 前日までに照射部位をシェービングする
- 入浴で皮膚を清潔にする(日焼け止めやメイクを落とす)
- ほくろや傷には保護シールを貼る
前日までに照射部位をシェービングする
照射予定の部位を「優しくシェービング」します。
ケノンの仕組み
特殊な光エネルギーを照射して、ムダ毛を焼き切る。
黒い毛のメラニン色素に反応するため、適度に毛が残っている方が効率のいいお手入れができる。
適度な毛の長さが残っている方が光が反応しやすいので、深剃りではなく、あくまで優しくシェービングすることが大切です。
毛の長さは1mm~2mm程度を目安にしましょう。
当日より前日にシェービングして伸びてきたくらいがちょうど良さそうですね!
シェービング方法は「カミソリ」「電気シェーバー」をおすすめします。
逆に、除毛クリームや脱毛ワックスシートなどは毛穴の中まで毛を取り除いてしまうので、お手入れ前は避けましょう。
入浴で皮膚を清潔にする(日焼け止めやメイクを落とす)
照射部位を洗浄して清潔にします。
これは、日焼け止めやメイクを落として皮膚をキレイにするのが目的です。
その際、注意点が3つあります。
入浴時の注意点
- ゴシゴシこすらない
- スクラブのようなケア製品は使わない
- 熱いお湯は避ける
ゴシゴシ洗いや熱いお湯は「肌への負担が大きい」ので、ケノンのお手入れ前は避けましょう。
「優しく洗い流す」ことが大切です。
ほくろや傷には保護シールを貼る
ケノンは黒いメラニン色素に反応するため、傷・しっしん・ほくろ・にきび・刺青(タトゥー)・しみには照射をおすすめしません。
とくにほくろは刺激を強く感じやすいので、照射を避けるか、保護シールを貼ってお手入れしましょう。
おすすめの保護シール
- 医療用のサージカルテープ
- スポーツテーピング
ケノンのフラッシュは黒い色に反応するので、テープの色は「白」もしくは「白に近いベージュ」がおすすめ。
透けて見えるときはテープを2重・3重に貼るとしっかり隠せますよ!
もしほくろに照射してしまったら…
保護テープを使っていない人に多いのは「ほくろへの誤射」です。
もし間違ってほくろに照射してしまった場合はその後の皮膚トラブルを予防するために以下のポイントを抑えてアフターケアを行いましょう
ほくろへの誤射の対応
- すぐに冷やす(長めにしっかりと冷却)
- 保湿を十分に行う
- 誤射した部位は紫外線にあてない
ケノンは本格的な機器なので、正しい使い方で脱毛しましょう!
【10ステップ】ケノンの使い方やコツ
ここからはケノンの使い方を10ステップにわけて解説します。
「上手に照射するコツ」も合わせてご紹介するので、ケノン初心者の人はしっかりとチェックしてみてくださいね!
① 本体に電源コードを差し込む
まずは電源コードをケノン本体に差し込みます。
ケノンは本体後ろに電源コードを差し込む部分があるので、しっかりはめ込みましょう。
電源コードの差し込み口の横に「メインスイッチ」があります。
「-」が「ON」で「〇」が「OFF]なので、「-」を押してメインスイッチの電源を入れましょう。
メインスイッチを「オン」にしないと、電源が入らないので要注意ですよ!
②カートリッジを付ける
脱毛用カートリッジを取り付けます。
ケノンのカートリッジは標準装備と別売りを合わせて5つあります。
カートリッジ名 | 販売方法 | 特徴 |
---|---|---|
スーパープレミアム (脱毛用) | 本体付属 | 長寿命の万能カートリッジ |
ストロング (脱毛用) | 別売り | 出力No.1のカートリッジ |
エクストララージ (脱毛用) | 別売り | 広範囲向けカートリッジ |
ラージ (脱毛用) | 別売り | スペア向けカートリッジ |
美顔スキンケア (スキンケア用) | 別売り | スキンケアカートリッジ |
使用するカートリッジを選んで取り付けましょう。
ちなみに、スーパープレミアムは最初から装着されているので、そのままお手入れを始められますよ。
③電源ボタンを押す
本体メインパネルの右にある「電源ボタン」を押して電源を入れます。
④照射レベルを設定する
ディスプレイの左側にある【 ▲ / ▼ 】ボタンで照射レベルを調整しましょう。
照射パワーはレベル1~レベル10のどれを選べばいいですか?
はい。まずは「レベル1」からスタートして、様子を見ながら出力を上げていきましょう。
出力レベルの目安をまとめました。
照射レベル | 照射パワー | おすすめの肌質 |
---|---|---|
レベル1~2 | 極弱(とことん弱い) | とても敏感肌の人 初めての照射をする人 |
レベル3~4 | 小(普通より弱い) | 敏感肌の人 敏感な部位の照射 |
レベル5~7 | 中(普通) | 普通肌の人 |
レベル8~10 | 大(エステ並みのパワー) | 剛毛の人 早く効果を出したい人 |
⑤連射モードの設定
ポイント
ケノンは照射モードを1回・3回・6回から選べます。
ディスプレイの右から2番目のモードボタンを押すと連続ショット「1回・3回・6回」が表示されるので、回数を選択することでモード変更ができます。
単発モードと連射モードはどっちがいいのかな?
基本的には単発モードがおすすめです。
連射モードは敏感肌の人や、刺激が心配な部位に照射する場合に選びましょう。
連射モードがおすすめの人
- 肌に優しいお手入れがしたい人
- デリケートゾーンや皮膚の薄い部位に照射するとき
⑥肌を保冷剤で10秒~20秒冷やす
照射する前に保冷剤でしっかり肌を冷却しましょう。
肌を冷やすと…
- 照射時の痛みを抑えられる
- 肌負担の軽減
とくにケノンで初めてお手入れするときは「冷却時間を20秒以上にする」「低い照射レベルから始める」をポイントにしましょう。
「めんどくさいから」と省略するのは絶対にやめましょう。
敏感な部位はとくに慎重に始めることが大切ですよ。
ケノン豆知識
保冷剤で冷やす時間がよくわかりません…。
保冷剤は肌をしっかり冷やすことが大切ですが、痛みを感じるまで冷やす必要はありません。
寒い季節や冷やす部位(お腹や胸など)によっては冷やす行為が辛くなってしまうことも。
保冷剤の種類によってはすぐに冷えるタイプもあるので、冷却時間は目安として考えましょう。
体感としてしっかり冷えていると感じればOKです。
慣れてくれば自分にちょうどいい時間がわかりそうですね!
保冷剤の注意点
- 保冷剤は必ず固形タイプを使用する
- 冷却ジェルは水分が故障の原因になるのでNG
⑦ハンドピースを肌に密着させて照射する
ハンドピースの照射口を肌に対して「水平」にあてましょう。
チェックポイント
ケノンはタッチセンサーが装備されているので、ディスプレイに「肌にあてて下さい」という表示がでたら、正しくあたっていない可能性があります。
きちんと肌に密着することがケノンの効果を引き出すので慣れるまでは「正しく密着させる」ことを意識してください。
ケノン豆知識
ちなみに、強く押し付けるすぎると、ガラス面に皮膚がついて汚れがつきやすくなります。
汚れがひどくなると効果が低下してしまう恐れも…。
肌へあてる角度に注意すれば、軽く優しくあてるだけで十分ですよ。
⑧ボタンを押して「照射」する
ヘッドの照射ボタンを押して照射します。
ポイント
連射モードは「長押し」している間、光が照射されます。
3連射・6連射を選択した場合は長押しが必須なので注意しましょう!
照射をしたら煙が出ました!
熱エネルギーで残っていた毛が焼けているだけなので通常の反応ですよ!
ケノンの光は見ても大丈夫?
ケノンは可視光線なので、直接見ても身体に害はありません。ただ、非常にまぶしいので直接見るのはNG。付属のサングラスを活用しましょう。
⑨もう一度肌を冷やす
照射後は一時的に肌が熱くなっているため、再度保冷剤でしっかり冷やします。
もう一度肌を冷やすことで、肌トラブルの予防になりますよ。
冷やす(10秒~20秒)→照射→照射部位を再度冷やす(10秒程度)を1セットとして考えましょう!
「冷やす」→「照射」を繰り返す
照射面を少しずつずらしながら照射しましょう。
同じ部分に重ねて照射しないように気を付けましょう!
自動照射と手動照射の違い
自動照射はハンドピースが肌に触れたらセンサーが反応して照射される方式です。
手動照射は毎回自分で照射ボタンを押す必要があります。
筆者は自分のペースで照射できる「手動照射」をおすすめします。
手動照射と自動照射の切り替えはディスプレイから変更できますよ。
⑩照射後はしっかり保湿ケアをする
お手入れ後は肌が乾燥しやすい状態になっているため、ローションやクリームで保湿しましょう。
肌が乾燥したままにしていると、外部からの刺激に弱くなるので、ちょっとしたことで肌トラブルの原因になることも。
もともと乾燥肌の人は保湿してからお手入れを初めるのもOKですよ、
お手入れ後の注意点
「ケノンを使って肌トラブルが起きた」という口コミを見たことがある人は少なくないと思います。
ケノンはエステサロンの脱毛と同様の仕組みを搭載した本格的な光美容器なので、間違った使い方をすると肌トラブルのリスクがあるのは事実です。
そのため、快適にお手入れを続けるためには
- 正しい使い方をする
- 照射後のアフターケアをしっかり行う
ことが重要になります。
とくに以下の2つのポイントに注意します。
注意ポイント
- 肌の刺激
- 体温の上昇
照射後は肌が敏感になっているので「肌の刺激」になることは避けましょう。
また、「体温が上昇」すると血流が良くなり、肌の炎症が起きやすくなるので気を付けましょう。
照射後24時間~48時間程度はとくに気を付けるといいですよ!
直射日光を浴びない
照射後は肌が紫外線に弱い状態になっています。
そのため、お手入れ後に直射日光を浴びてしまうと、赤みや肌荒れなどのリスクがあるので、照射後24時間以内は直射日光を避けましょう。
腕や足、顔などは直接紫外線を浴びやすい部位なので、外出時は日焼け止めを使うといいですよ。
激しい運動や飲酒・湯船はNG
血流が良くなると体温が上がり、皮膚のかゆみや炎症が起きやすくなってしまいます。
そのため、ケノンでお手入れ後24時間は、
NG行動
- 汗をかくほどの激しい運動
- 飲酒
- 湯船につかる
のは避けましょう。
塩素処理しているプールは避ける
塩素処理しているプールは、お手入れ後の肌の刺激になる可能性があります。
プールの予定がある人は、48時間以上前にお手入れを終わらせるか、プールの後の照射をおすすめします。
刺激のある化粧品類は使わない
スクラブやピーリングのような角質ケアの化粧品は一定の肌負担があります。
普段の使用は問題ないですが、照射後は肌が敏感になっているので、刺激のある化粧品は24時間~48時間以内は避けましょう。
顔脱毛した後は、ナチュラルメイクがおすすめ
顔脱毛の後はメイクをしても大丈夫ですか?
大丈夫ですよ!ただし、できるだけ肌に負担のないようにナチュラルメイクにしましょう。
顔のお手入れ後は、肌負担が少ないパウダーや日焼け止めのみなど、できるだけ薄いメイクを心がけましょう。
ケノンで効率的に脱毛する方法とは?
ケノンでスムーズにお手入れする方法はありますか?
効果を実感するためには以下のポイントを理解しておくといいですよ。
ポイント
- 毛周期を守りながら照射する
- 変化に合わせて頻度を変える
- 無理のないお手入れ計画を立てる
照射頻度は1週間~2週間に1度が理想
ケノンのフラッシュ式脱毛をはじめとした脱毛器全般は「成長期の毛」をターゲットにしています。
毛周期とは?
「成長期」「休止期」「退行期」からなる毛が生え変わるサイクルのこと。
部位によって差はあるものの、およそ1.5ヵ月~2ヵ月で1週する。
成長期はムダ毛の10%~15%程度なので、新たな成長期の毛が生えてくるのを待つ必要があります。
エステサロンや医療脱毛が「2、3ヵ月に1回」が理想と言われているのは、このためだったんですね!
ただし、ケノンは家庭用の光美容器なので、1回の照射ですべての「成長期の毛」にアプローチすることはできません。
そのため、肌への負担も考慮して、公式では「1週間~2週間に1度」の使用を推奨しています。
注意点
毎日お手入れしても、肌負担&ムダ毛に作用しにくい→無駄打ちになる
さすがに毎日の照射は毛周期から考えても意味がないですし、なにより肌へのダメージが大きいのでやめましょう。
変化が出てきたら、照射間隔を伸ばす
筆者の体験やケノンを実際に使っている人の口コミを考慮すると、効果を実感するまでの目安は「15回~20回程度」です。
もちろん、照射部位や毛質・肌質によって個人差はありますが、ある程度ムダ毛の変化を感じている人が多いようですね。
定期的な照射をして、
- 毛が生えるのが遅くなった
- 毛が細くなった
- 毛量が減った