美しく生まれ変わるのが脱毛の魅力ですが、場合によっては「逆効果」になってしまうケースがあることをご存じですか。
「脱毛の施術をしたはずなのに、逆に毛が濃くなった」
「施術後に何本か太い毛が生えてきた」
このような現象は「硬毛化」と呼ばれ、光を用いて行う脱毛行為によって誰にでも起こりうるリスクです。
上述した妊娠が原因で濃くなるケースとは違います。
サロンやクリニックでの施術のほか、家庭用脱毛器でも硬毛化のリスクは避けられません。
今回の記事では硬毛化に関するリスクや対処法について詳しく解説していますので、脱毛に興味のある方や、硬毛化のリスクが不安な方はぜひ最後までご覧ください。
キレイになりたくて脱毛を考えているんだけど、人によっては逆に毛が太くなってしまうって本当?
それは脱毛リスクのひとつと言われている「硬毛化」ね。
誰にでも起こりうる現象だけど、適切に落ち着いて対処すれば問題ないの。
「硬毛化」について詳しく解説するわね!
このページで分かること
硬毛化とは
どうして脱毛したのに毛が太くなっちゃうの?
原因は明確には分かっていないけど、毛根に当てるレーザーが原因ではないかと言われているわ。
まずは基本的な部分から確認していきましょう。
「硬毛化」とは、レーザーなどの光線を使った脱毛施術を行うことで、逆に毛が太く・濃くなってしまう現象のことです。
硬毛化が起こってしまう原因は、今も正確には解明されていません。
原因が解明されていない以上、確実な予防法も存在しないため「硬毛化するかどうかは施術してみなければわからない」のが実情です。
- 医療レーザー
- 光脱毛
- 家庭用脱毛器
なども含め、毛根にレーザーを当てる脱毛行為すべてで起こりうるリスクと言えるでしょう。
硬毛化の他に、「多毛化」「増毛化」と呼ばれることもあります。
増毛化・多毛化とは
「増毛化」や「多毛化」も、レーザー照射の刺激によって今まで毛が生えていなかった(短かった)部分からも毛が伸びてしまい、ムダ毛が増えているように見える現象の事です。
硬毛化と同様、なぜこのような現象が起こるのか医学的根拠に基づく原因解明は実現されていません。
レーザーが適度な刺激となって、眠っていた毛根を活動的にさせてしまったんですね…!
硬毛化や多毛化が起こる原因とは
硬毛化や多毛化が起こる原因を解説する前に、基本的な脱毛の仕組みから説明すると分かりやすいでしょう。
簡単に言うと、脱毛は毛根のメラニン色素に反応する光線を照射し、発熱させることで毛根や毛包を破壊する仕組みとなっています。
多くの方が施術を希望するワキやVIOといった部分は毛が太いため、メラニン色素も濃く、レーザーの照射による脱毛の効果が出やすいとされています。
しかし、産毛などはメラニン色素が薄いためレーザーの効果が出にくい場合があり、中途半端に熱が伝わることで毛根を刺激してしまった結果、産毛や今まで生えていなかった毛の成長を促してしまうのではないかと考えられています。
言い換えると、光線を毛根に照射して行うすべての脱毛方法で、硬毛化や多毛化のリスクが考えられるということです。
要するに、中途半端に熱を加えると毛が丈夫になってしまう可能性があるということね。
硬毛化が起こりやすい部位と理由を解説
硬毛化しやすい部位は、以下の産毛や細い毛が生えやすい部分です。
- 顔
- うなじ
- 背中
- 太もも
- 二の腕
あくまでも起こる可能性が高い部分であり、光線を利用する脱毛ではすべての毛が硬毛化を起こす可能性を持っています。
硬毛化しやすい理由
先ほど例にあげた硬毛化しやすい部分の共通点は「産毛が多く生えている」ことです。
産毛が硬毛化しやすいのは、毛根のメラニン色素が薄いためレーザーによる発熱が起こりにくいからだと考えられています。
また、後ほど詳しく解説しますが、毛根が深かったり毛が密集していたりすると硬毛化しやすいと言われています。
薄い産毛に脱毛リスクがあるというのは意外でした…
硬毛化になる確率
硬毛化がどれぐらいの確率で起こるのかが気になりますよね。
結論から言うと、現時点では公的機関や研究結果による具体的な「硬毛化になる確率のデータ」はありません。
しかし、日本国内のサロンやクリニックの意見をまとめると、1%~10%ほどの確率で硬毛化が起こるのではないかと推測されます。
つまり、ほとんどの方には起こらない現象ですが、まれに硬毛化の現象が見られるという事です。
原因が明らかにされていない以上、できる限りの予防をし、万が一硬毛化の症状が見られた際には適切な施術を行っていくことが何よりも重要だと言えます。
硬毛化は誰にでも起こりうる現象だけど、確率はかなり低いから過度な心配は無用ということね。
硬毛化が起こるタイミング
施術による毛根への刺激で硬毛化が起こるとすれば、どのタイミングで硬毛化の症状が現れはじめるのか気になるところです。
硬毛化は、1度照射した毛が抜け落ちて新しい毛が生えてくるときに毛が太くなるという症状。
なので、施術を受けた直後に硬毛化を起こす、ということはありません。
1度抜けた毛が再び生えてくるのは1カ月~3カ月ほどかかるので、硬毛化が確認できるのは施術から早くても1カ月後くらいです。
先ほど紹介した顔、うなじ、背中などの産毛が多い部分は段階的にレーザー出力を上げていくことになるため、照射回数も多くなります。
産毛に関しては、2~3回目の照射で毛が濃くなりはじめ、7~8回目の照射時点で硬毛化しているかを判断することが多いです。
不安な場合は写真を撮って比較するなど、客観的な材料を使ってうまく医療脱毛クリニックや脱毛サロンと相談しながら施術を進めていくことをおすすめします。
徐々に硬毛化しているのがわかった時は、スタッフさんに相談すれば安心ですね!
硬毛化になりやすい人の特徴
硬毛化の原因が解明されていませんが、以下の特徴に当てはまる方は硬毛化が起こりやすいとされています。
- 20代~30代
- 体毛が薄い
- 毛根が深い
- 毛が様々な方向に生えている
- ニキビなどの肌トラブルを抱えている
- レーザー照射後に肌が赤くなりやすい
- 施術で痛みを感じやすい
硬毛化しやすい特徴の一部を解説するわね。
体毛が薄い
毛が濃い部分では脱毛の効果が出やすいため硬毛化は起こりにくくなります。
逆に体毛が薄く、産毛が多い人は硬毛化が起こりやすいです。
体毛が細くメラニン色素が薄めだと、脱毛の熱が通りにくいため逆に毛根を活性化させてしまう可能性があるでしょう。
体毛が薄い方がすぐに脱毛が終わりそうなイメージだったけど、逆に硬毛化するリスクがあるなんて意外でした。
毛根が深い場所にある
毛根は一般的に皮膚の表面から2mm~3.5mmほど深い場所にあり、深さは個人差があります。
毛根が深い場所にあると脱毛の光線が届きにくく、中途半端に光線の刺激が当たってしまう事で硬毛化が起きてしまうこともあるんです。
毛根の深さは外観では分からないうえ、毛根が深ければ必ず硬毛化するとも言い切れません。
事前にリスクがあるかどうか、確認するのも難しいところです。
毛根が深いからといって必ず硬毛化するわけじゃないから、あくまで参考として知っておくのがベストね。
毛量が多く、密度が高い
毛量が多く、毛の密度が多い人は硬毛化になりやすいとされています。
密度が高いとレーザーの光が均等に当たりづらく、効果にばらつきが出てしまうからです。
しっかりと光が当たらなかった毛根が活性化して、硬毛化する可能性が出てきます。
毛量が少なくまばらに生えている個所と比較すると、生まれつき毛の密度が高く毛量が多い箇所は硬毛化しやすいです。
紹介した特徴と硬毛化の発生における因果関係は証明されていません。
ですが、あなたも不安なら、クリニックでの初回カウンセリングでしっかりと相談してください。
今後の施術において不安な点などがあれば、早めに解消することが大切です。
硬毛化に関する心配事は、全部カウンセリングでお話すればいいんですね!
硬毛化した時にやってはいけない事
毛が太くなってしまい嫌な気持ちになるのは当然のことですが、だからと言って自分で剃ったり抜いたりするのはやめましょう。
自分で処理をしてしまうと、硬毛化を起こしているのかどうかを判断できなくなってしまいます。
「硬毛化してしまったのでは?」と感じた場合は、その状態ですぐに医療脱毛クリニックなど脱毛店に相談してください。
毛の状態を見てしっかりと話し合うことで、今後の適切な施術方針が見えてくるはずです。
気になるからと言って抜いたりすると、毛根を刺激してしまうから止めておいた方が良いわね。
硬毛化になったときの対処方法
もしも硬毛化になってしまった場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。
硬毛化のリスクを知ることによって「脱毛を始めるのが不安になった」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは安心してください。
脱毛サロンや医療脱毛クリニックのプロのスタッフさんは、硬毛化のリスクを熟知しています。
何よりも適切な対処を行うことで、脱毛を完了させることができるから安心です。
脱毛をひと休みする
硬毛化が見られた際に脱毛を一旦お休みすることで、硬毛化した毛が自然に抜け落ちて元の細い毛に生え変わることがあります。
硬毛化した毛が自然のサイクルで抜け落ちた後、元の細い毛に生え変わるケースもあるからです。
クリニックによっては、元の状態に落ち着いてから施術を再開することもあります。
ただし、人によっては硬毛化した状態の毛が新たに生えてくることも考えられます。
その場合はレーザーの種類や出力を変更したり、針脱毛で毛根を破壊する施術に切り替えたりするケースもあります。
施術後にしばらく様子を見るのもひとつの手ね。
照射を続ける・追加で照射する
施術で通院している時や、コースが完了した後に硬毛化していることに気づいたら、悩まずクリニックに相談してみましょう。
脱毛サロンや医療脱毛クリニックによっては硬毛化への対応として無料で追加の施術を行ってくれる場所もあります。
硬毛化した毛への対処方法として、光線の照射を続けるというのもひとつの手です。
硬毛化して毛が太くなると、毛根のメラニン色素も増えるので光線照射の効果が出やすくなります。
クリニックなどで脱毛している場合は、主治医と相談しながら無理のない範囲で照射を続けることで、脱毛が完了する可能性があるんです。
しかし、照射を続けても硬毛化した毛質で何度も生えてきてイタチごっことなってしまうケースもあるので、その場合は針脱毛が薄るようにしてください。
担当の先生と相談して、施術を続けるべきかを決めた方が良さそうですね!
針脱毛を行う
針(ニードル)脱毛とは、毛穴に極細の針を刺しこみ、微弱な電流を流すことで毛根を破壊して永久に毛が生えないようにする施術のことです。
針脱毛は光線を照射する脱毛と異なり、メラニン色素の量は脱毛の成果に影響しません。
1つ1つの毛穴に針を刺して確実に毛根を破壊するので、確実に脱毛が完了するのが針脱毛の大きなメリットです。
硬毛化してしまった個所でも、針脱毛を行うことで無事に脱毛完了できます。
針脱毛は確実に毛根を破壊できるけど、時間がかかる点には注意が必要ね。
硬毛化を事前に防ぐための予防策
硬毛化してしまった時の対処法について解説しましたが、できることなら未然に防ぎたいものですよね。
次に、硬毛化を防ぐための予防策について解説していきます。
産毛に照射しない
原因は解明されていませんが、主に産毛や細い毛への光線照射が硬毛化を引き起こしやすいことを解説しました。
なので、最も効果の高い硬毛化の予防策は、
- 背中
- うなじ
- フェイスライン
などの産毛へのレーザー脱毛などを行わないことです。
特に家庭用脱毛器は、あなたが自分自身の判断だけで行うことになるので、リスクも大きくなるでしょう。
専門機関に通院している場合は、スタッフさんと密に相談しながら慎重に施術を行うべきです。
硬毛化リスクの高い場所への照射は、慎重に行うべきなんですね。
肌質や毛質に合わせてレーザーを使い分ける
脱毛には様々な方法や機器があり、それぞれに得意な毛質が異なります。
店舗によっては肌質や毛質に合わせて、レーザーを使い分けてくれる場所もあるので、硬毛化予防のためには、そういった対応が可能なクリニックを選ぶことも大切です。
レーザーの強度が弱すぎると、かえって硬毛化になってしまう可能性があります。
主治医と相談しながら、無理のない範囲で光線の強度を高めると効果的な場合があります。
状況に応じて施術方法を変えてくれるクリニックやサロンなら何があっても安心ですね!
硬毛化への対応が充実したクリニックを選ぶ
クリニックやサロンによっては、万が一硬毛化が起きた際のサポートや保証が準備されているところがあります。
硬毛化は誰にでも起こりうる可能性があるので「自分が硬毛化しやすい特徴を持っているのでは?」と不安な方は、保証が充実したクリニック・サロンを選びましょう。
保障の一例としては、「施術完了後に無料で再照射」「医師による無料の再診察」などが挙げられます。
万が一の硬毛化リスクに対して、サポートを充実させている医療脱毛クリニックや脱毛サロンなら安心して通えるわね。
どのようなクリニックを選ぶべき?
万が一硬毛化した場合の保証をつけている場所であれば安心ですよね。
しかし、どのようなクリニック・サロンを選べばいいのか分からないかたも多いでしょう。
次に、クリニックを選ぶ2つのポイントについて解説します。
「硬毛化した人はいない」というクリニックはやめる
「今まで施術した中で硬毛化した方はいません」といったアピールをしているところは、集客目的で過度なアピールをしている可能性があるため様子を見た方が良いでしょう。
たしかに硬毛化が起こる可能性は高くはありませんが、「全くない」とは言い切れませんよね。
仮に1人も硬毛化になっていない場合は、単純に経歴が浅く、施術した人数が少ないだけという可能性も考えられます。
正直に伝えている店舗の方が信頼できますね!
カウンセリングやアフターフォローが充実したクリニックを選ぶ
硬毛化が心配な方は、万が一の際にクリニックがどのような対応をしてくれるのかを確認しておくことも大切です。
多くのクリニックでは、医師の再診察や再施術を期間内であれば無料で行うという対応をしています。
硬毛化に対するクリニックの対応は様々ですが、事前にしっかりとカウンセリングと説明を行ってくれるところや、コース完了後に硬毛化が起こった場合に該当箇所への追加施術を保障しているところもあります。
アフターフォローが充実していれば、安心して脱毛に取り組めるわ。
硬毛化が起きた場合の各クリニックの対応
どなたにも硬毛化のリスクが考えられる以上、硬毛化への対応が充実しているクリニックを選ぶことが重要。
代表的な医療脱毛クリニックの硬毛化への対応について、まとめたのでぜひ参考にしてくださいね。
医療脱毛クリニックの対応
クリニック名 | 硬毛化への対応 |
---|---|
レジーナクリニック | 脱毛中:医師の診察の上、次回のレーザー照射出力を高める 施術終了後:再照射は追加契約が必要 |
エミナルクリニック | 無料で再照射 |
ウィクリニック | 無料で再照射 |
フレイアクリニック | 脱毛中:次回施術でレーザー出力を高めるなどの対応 施術終了後:再照射は追加契約が必要 |
リゼクリニック | 無料で再照射(コース完了から1年間) |
TCB東京中央美容外科 | 無料で再照射 |
ルシアクリニック | 無料で医師の診察と治療対応 |
多くのクリニックでは、硬毛化が見られた際に無料で再照射を行うなどのサポートを約束しています。
でも一部のクリニックでは、再施術のために追加契約が必要なところもあるので、心配な場合は気になるクリニックの公式サイトを確認するか、初回カウンセリングの際に硬毛化が起きた場合の対応について確認してください。
万が一の時でも対応してくれるクリニックなら安心ですね!
脱毛サロンの対応
次に、脱毛サロンによる硬毛化への対応を一部まとめました。
サロン名 | 硬毛化への対応 |
---|---|
ラココ | 専門クリニックとの医療提携 |
ミュゼプラチナム | 提携ドクターによる肌トラブルサポート |
TBC | 専門クリニックとの医療提携 |
脱毛サロンでは、硬毛化への保証を明確にしているところは見当たりませんでした。
主な対処法として、「提携しているクリニックでの肌トラブルサポート」「期間限定(もしくは永久)の脱毛し放題プランを利用して硬毛化した箇所への照射を続ける」この2つがあります。
万が一のサポートという点では、保証が充実している医療脱毛クリニックの方が安心ですね。
脱毛サロンの場合は、「期間内で何度でも施術を行ってくれるプラン」であれば硬毛化した箇所への施術が続けられます。
施術の費用や内容、保証をそれぞれ比較して、あなたに合ったサロンやクリニックを探しましょう。
万が一の時でも対応してくれるクリニックなら安心ですね!
硬毛化に関するよくある質問
硬毛化に関する重要なポイントを解説してきましたが、細かい疑問点が残る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最後に、硬毛化に関するよくある質問について回答します。
硬毛化を放置したらどうなる?
放置することで太く濃くなった毛が自然と抜け落ち、元の細い毛に生え変わる可能性はあるでしょう。
しかし、再度硬毛化した状態で生え変わる可能性もあるので、その際はクリニックへ相談し積極的な対処が必要になるかもしれません。
自然に治るまでに時間はかかるから、心配ならすぐに担当スタッフに相談するのがおすすめよ。
剃ったり抜いたりしても硬毛化になる?
硬毛化はレーザーが毛根を刺激して、太い毛が生えてきてしまう現象です。
剃刀で毛を剃ると毛が濃くなったように感じる現象が起こりますが、これは硬毛化ではありません。
毛を剃ると根元の太い部分が先端になるので太く見えるだけです。
ただ、毛を抜くと毛根に刺激を与えて、肌トラブルを招く恐れもあるので避けた方が良いでしょう。
自分で処理しようとせず、プロに任せるのが一番安心ですね!
硬毛化は状況に応じて適切に処理すれば何も怖くない!
硬毛化は原因が完全に解明されているわけではないため、確実な予防法が無いのも事実です。
光線で毛根に熱を与える脱毛方法を行う場合、誰にでも起こりうるリスクだと言えます。
脱毛を行う際はリスクを充分に承知したうえで、担当者と慎重に打ち合わせやカウンセリングを行いながら施術を進めていくことが大切です。
硬毛化が起こるかどうかを左右するのは、施術者の技術にもよります。
だから毛質や肌質に合わせて、脱毛器を使い分けることができて、施術後のアフターフォローが充実した「ここなら安心して任せられる」と感じるクリニックやサロンを検討してください。
プロと相談して、適切な処理が行えれば硬毛化を怖がる必要はないということね。