目次
心霊体験〜見知らぬ女の霊を乗せた帰り道

恵子さん
		この間ちょっと隣県まで友人に会いに行ってきたのよ
		そのお友達は一般の部の方ですか?
		恵子さん
		一般の部の方よ(笑)
		一般かそうではないかで結構違ってくると思っているので
		恵子さん
		それでね、お食事も終わって帰ろうと思って駐車場に向かったのよ
		はい
		恵子さん
		そうしたら後部座席にね、知らない霊的な人が乗っていて
		そういうものに知ってると知らないの区分はあるんですか?
		恵子さん
		よく見かける場合だと知ってるになるじゃない
		なるほど。それで知らない霊的な方をどうしたんですか?
		恵子さん
		おろそうかと思ったんだけども、通り道に乗せていってほしい。見えているのはわかっているって言われたからまあいいかと思って載せていったのよ
		親切だとは思いますが親切という区分になるのかなあ……
		恵子さん
		それで、まあ通り道だからいいかとおもって了承したら気づいたら助手席にいたのよね
		不可解な現象になれるのも怖いですね
		恵子さん
		まあそう難しいものもないわよ。そういうものだと思ってるとそういう感じになるし。そこで初めて女性だとわかったのよね。私もちゃんと見てなかったんだけども
		話だけ聞くと親切な人がいて乗せていってもらえるというやつですよね
		恵子さん
		それで、なんで乗ってきたのかを聞いたのよ
		ええ
		恵子さん
		そうしたら自宅でゆっくりと過ごしていたのに気が付いたら遠くに運ばれていた。どうやって帰ったらいいのかを数年考えていたらそこに私が来たということだったのよね
		数年
		恵子さん
		ああいう存在にとっては数年なんて私たちの5分程度よ
		はあ
		恵子さん
		それでちょっとした雑談をしながら目的地に向かっていったのよね。普段通る道ではないんだけども確かに帰宅する道としては存在する感じで
		ありますねそういうところ
		恵子さん
		それでその人が言う通りに進んでいくと大きめの古いお宅が出てきてね。ここだというからそこにとまったんだけども
		ええ
		恵子さん
		私が停まると同じくらいにその家から人が出てきてね。どうも電話で今からいくから待っててほしい。親切な人がのせていってくれるのでって連絡があったらしく
		電話できるんですか?
		恵子さん
		それがねえ、案外電話線とか携帯の伝播とかを使ってコンタクトをとれるのよ。それで電話で聞いた声が無くなった家人の声だったと待っててくださって
		それだと待ってますよね、家の人の声って間違えないですし
		心霊の恩返し〜縁が導いた不思議な出来事

恵子さん
		数年前にお家にあったお守りが誰かに持っていかれてしまったらしく、どうもそのお守りにその人は入ってたみたいなのよね。お仏壇も南向きで日当たりのいいお部屋で、のんびりと過ごしたというのは嘘じゃなかったのよねえ
		のんびり
		恵子さん
		それでその人の姿が気が付いたら消えていて、助手席にお守りがあったのよ
		あららららら。まあ恵子さんだからありますよねえって私は思っちゃいますけども、家の人からすればお守りも返ってきているので間違いなく恵子さんが載せてきたと考えるか、持ち去ったのが恵子さんと考えるかの二つにはなると思いますが
		恵子さん
		私とおうちの人もあったのは初めてよ
		ですよねえ
		恵子さん
		それで上がっていってほしいといわれてお茶をいただきながら生前のお話をお伺いしてたのよ。私も運転しっぱなしよりも少し休ませてもらえるのはありがたかったし
		ええ
		恵子さん
		それでねえ、どうも生前はお花の先生をなさっていたらしくて。お守りも着物の記事で作られたものであり、特別に作ってもらった、たった一つだったものだったから帰ってきて本当にうれしいということを言われてね
		誰が持ち去ったんでしょうね
		恵子さん
		私にもそれはわからなかったのよねえ。まあお守りは戻ってきたからよかったんだけどもという話をして、見えることなども少し話をしたのよ。それで後ろののっていて通り道だから送ってほしいといわれたことも話をして
		ええ
		恵子さん
		それで、帰るときに菖蒲を持たせてくださったのよ。そこに飾ってあるやつなんだけれども魔除けの一種だからそういうものだと思って受け取らせていただいたのよね。あの方の心づもりを断る必要もないからね
		確かに魔除けとは聞いたことがありますね
		恵子さん
		それで家に着く前に親類のところに一本おすそ分けしてきたのよ
		一輪でも立派ですからいただけたら、うれしいですよねこれは
		恵子さん
		その親類の家のお孫さんが数日熱を出してたんだけれども、菖蒲をおすそわけをした翌日にひいて元気になったらしくてね。魔除けの花だからかしらねえって、電話が来てね。あれはあの人がお礼にやってくれたんでしょうね。私の願いがなかったから私が立ち寄った先で菖蒲を置いてきたから影響を出すことができる。しっかりと貸し借りはなしにしていくあたりに気概を感じるわよね。ちゃんと家に帰れたのも多分、奇跡みたいなものだったでしょうし
		霊能者が語る〜恩恵をもたらす心の習慣

熱が下がったのはすごくよかったですよね
		恵子さん
		菖蒲も熱が下がってから縁起物だということでお風呂に入れて使ったって言ってたわね。そうやって文化をしのべるのもいいことだと思うのよね
		ですねえ。菖蒲とかはお風呂に入れると魔除けになるとかもあったような気がします
		恵子さん
		どれが正解とかは実際にはないのよね。魔除けであると考えることが大事であり、ご先祖さまや神様に感謝をする気持ちを持つことで効果を出してくれるというかね
		イワシの頭も信心という言葉もありますからね
		恵子さん
		信じる、敬う、詣でるというのはすごく大事なものになるのよね。神頼みはいざというときだけではなく、普段からお参りをして常日頃からしているに越したことはなけれども、いざというときでも頼られるというのはそれだけその神様のことを忘れないでいてくれることでもあるからね
		なるほど
		恵子さん
		Kちゃんなんかも思い立ってお墓に除草剤をまきに行ったりするじゃない
		ですねえ。今ちょっと家の人が体調悪いのでそっちに気を回せるようにできるところとかをやってる程度ですが。大量にまいておけば除草する手間も移動する手間もカットできますからね
		恵子さん
		他のお家のもやってきたでしょう?
		ですねえ、お世話になってるお家なのでまくだけなので一緒にまいてきたというか
		恵子さん
		そうやって誰かのために何かを自然にできるようになるのは大事なことなのよ。あなたは見えないことに対して全力で力をいれてはいるけれども、見えないものはあなたのことを案外好ましく思ってるのよ
		そうなんですかねえ
		恵子さん
		家の人が大変だからって時間のある時は実家のことをあれこれしてるのも、ちゃんとみてるのよ。それは何であれ、あなたに返ってくる
		できることしかしてないですけれどもね
		恵子さん
		犬にほえられなくなったでしょ
		ですね。ちょっとさわれるようにもなったんですがよく噛みつくので慎重に触ってます(笑)
		恵子さん
		あなたのおばあさんが犬が好きだったのよね。たまに犬を触ってるみたいね
		あまりにもお墓に草がひどいと夢というかうなされるというか、熱が出るというか。それがあるのでなんとなく天気のいいときで雨の降らない日が続きそうなときは除草剤まきにいってる感じはありますね。そしてナチュラルに透視されてましたね
		そんな不思議な顔しないの(笑)おばあさんも自分が何か行動を起こす前にあなたが自主的に除草剤をまきに来ることはうれしいみたいよ。とくにあのお墓は親類が多いブロックだから、あなたんところだけ手入れがされてないとか周りから言われるのが気にいらないというのもあったみたいだもの
		確かに祖父がなくなったと同時に引っ越してるのはありますね
		恵子さん
		それにくわえて他のお家の除草もしてあげてる。うちの家の者はこんなに働くのよっていうかねえ
		確かにそういった部分はある人だったかもしれません
		恵子さん
		それも含めて人ってそこまで変わらないし、貸し借りはなしにしたいっていうのがあるのよ
		花とかはまったくわからないので除草剤をまくだけです。二回まいたのでさすがにいい感じに枯れてましたね。満足できるくらいに枯れてました
		恵子さん
		そんな風にできる人って今は少ないから、そのままでいてほしいわね
		できることしかしかしねえっす。ただ、帰りに定食屋さんで晩御飯を早めにいただいたんですよ二回とも。そしたら中身が毎回違う海鮮丼なんですけども二回ともなんかちょっと豪華な感じでお墓の除草してきたからかなって思ってました(笑)
		恵子さん
		よかったじゃない(笑)でもそれとは別にそのうちに来るわよ
		健康にすごせればそれでいいです。家の人の具合が良くなるとかそっちの方に行ってくれればそれがいいです
		心霊が守るものになるための条件とは?

しかしいきなり車に乗ってきたら私だったら事故る自信があります
		恵子さん
		私の場合離れてしまっているのもあるけれども、まあ珍しいわよねえ。普通だったら対面で一回頼んでくるんだけれどもいきなり乗ってきたのは本当に焦っていたのとこれを逃したらまたしばらくここにいなければいけないというのが先に出ちゃったんでしょうね。すごく上品な方がそこまで切羽詰まっているくらいに困っていたんだもの。本人も助手席で少し恥ずかしそうにしてたわね
		コーヒーとか飲んでそうですよね
		恵子さん
		私がお茶をいただいてるときに一緒にお茶飲んでたわよ。自宅で飲むお茶が一番おいしいって言ってたわ。それも伝えたら間違いなくうちのものですって言われたわねえ
		一人のかたを幸せにしたんですねという話にしておきますか
		恵子さん
		そうね(笑)でも帰宅できないでいたところにいきなりタクシーが来たら私でも乗り込むために走るわね
		私も全力で向かいますね
		恵子さん
		その後はちゃんとおうちで過ごされてるみたいでよかったんだけどもね。電話とかも知らないから多分そうなんだろうという気配を感じてるだけでもあるんだけども。また何かあれば出てくるでしょうし、あれだけ強い意志をもってるんだから今後は家の人を守る存在になっていくでしょうし
		やっぱり家の人を守る存在って強さが必要なんデスかね?
		恵子さん
		すべてのご先祖様が守ってくれるわけでもないのよ。同じ家族というだけで家族を愛してるわけでもない。そういう人は守るものにはならないわね。かといってたたるものにもならない。同じように愛してくれた人を守ろうという気持ちとその人が愛するものを守ろうという気持ちを持ってる人が仏様になったときに守る存在になるというのがいいのかしらね
		家族が嫌だって人もいますからね
		恵子さん
		そういう人が離れたところで家族をもった場合にはその家族を守るようになる。人だけじゃなく犬や猫だって守ってくれる。それこそあなたの鳥のようにね
		大事には確かにしてましたけどもそんなになってるときくとびっくりしますよね
		恵子さん
		ものすごく愛情を注いだのと一緒に寝たりもしてるからね。本人も冬を越したら帰るつもりでいたけども帰れない結果になってあなたがすごく悲しんだからあなたのそばにいること選んだのよね
		しばらく鴨食べれなかったですね。今はまあ食べれるっちゃ食べれますけども何が何でも食べたいとかはないですし
		恵子さん
		そういった部分も好ましいと思われてるんでしょうね
		イグアナを長い事、飼ってる友人がいるんですが、そういう場合はイグアナが守ってくれるようになるんですかね?
		恵子さん
		すごくその可能性が高いわね。そのイグアナ、ほかでよくない環境から引き取ってその方が育ててるでしょ?とても感謝してるし心を開いてるのは見えるわね
		たまにそうやって色んなものを説明せずともみられているのは怖いですよね。恵子さんが霊能者なんだなってしみじみ思いますもん
		恵子さん
		そんなことないわよお(笑)私なんかどこにでもいる普通のおばちゃんよ
		普通ではないとおもいます。絶対に普通ではないと断言できます
		恵子さん
		いつか私たちも仏様になったときにそんな風に守れるようになりたいわね
		


 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			