岩手の方との打ち合わせに同席しました 岩手の人工の神様のお話?

岩手の方との打ち合わせに同席しました 岩手の人工の神様のお話2

人工の神様に会いに行くために岩手の方と電話での打ち合わせに参加させていただきました。
依頼なさったのは持ち主にあたる方も息子さんで自分に近い年齢でした。
この息子さんをMさんとさせていただきます。

恵子さん
初めまして、今回は呪物の可能性のあるものの供養及び除霊ということでよろしいでしょうか?
Mさん
ですね。自分たちもどのようにしたらいいのかが見当がつかなくて、恵子さんをこちらの霊能者の方に紹介していただきました
恵子さん
こちからは私ともう一人、サポートをしてくれる子を連れていきますので
Mさん
その方も霊能者の方ですか?

恵子さんのお手伝いをしていると高確率で言われる質問でもあります。
基本的に私のするサポートは運転や道具を並べること、道具を片付けることなどになります。
よほどでない限り除霊などの際には退席しています。

恵子さん
一般の方なので私と同じように何かができるということは考えないでくださいね
Mさん
かしこまりました。よろしくお願いします

スマホのスピーカーにしたことでこちらの声は私の声もあちらに聞こえることになります。
私は特にMさん聞きたいことはないので顔合わせ感覚で一度お話をさせていただくことになりました。

Mさん、よろしくお願いします。ドライバーと荷物運びを担当させていただいてます。このことで恵子さんは、フルパワーで担当することができますのでご理解のほどよろしくお願いいたします
Mさん
なるほど、そうですよね。こちらの方で宿泊先などは近くに準備させていただきますので。お車でいらっしゃると言う事ですので駐車場のある所を選ばせていただきますね
ありがとうございます。当日はカーナビを使わせていただきますので、のちほど恵子さんの方にご住所とご自宅のお電話番号の方を送っていただけますでしょうか?今回の行き先のみで利用して出発前に消去する所も確認していただきますので
Mさん
そこまでやられるんですか?
恵子さん
こういう霊的な仕事ってその時の一期一会がほどんどです。なので、遠いところに行かせていただく場合には帰宅際にその消去まで確認していただいております。これも信用が第一だからこそですし、こちらが悪用することがないということ信じていただければと思います
Mさん
お気遣いありがとうございます。後ほどいただいたアドレスの方に住所と電話番号の方を送らせていただきますね
恵子さん
それでなんでんすが、それを発見してから何かの異変を感じることはありますか?知らない気配や不安、夢見が悪い、普段ない耳鳴りがある、人型もしくは人型ではない家族以外の何かを見ることがることになる、ですが
Mさん
私はないんですが、妹がなんか寒いといってますね。でもそれだけであってそれ以外は何もないです。今のところ誰かが何かを見ているとかもありませんし
恵子さん
Mさんからみてそれは何に見えましたか?
Mさん
正直な話、ネットで読んだリョウメンスクナのような物体だと思いました
恵子さん
やっぱりKちゃんがいってる怖い話の何かに似てるみたいよ
概要だけどんなものか想像しやすいですね
恵子さん
ではそれは材質は何に見えますか?
Mさん
人に近い気がしてますが人ではないかもしれないと考えてもいます
恵子さん
では、Mさんはそれに対してはどのような感情をお持ちですか?
Mさん
正直、家に置いておきたくはないです。何でできているかもわかりませんし、もしこれが人であった場合にどうしたらいいのかとかわかりませんし
恵子さん
なるほど、手元にはおきたくないということですね
Mさん
私も子供もころから倉には何度も入ってはいましたがこんなものがあるとは思ってもいませんでした。その中で急にある日見つかったというか、いつからあったのかもわからなくて
恵子さん
見つけたのは誰ですか?
Mさん
親父です。それで私も呼ばれて、これはなんだろうということにありました。その際にお寺の方にも、お話はしたんですが断られてしまって。それでほかの霊能者の方にお願いをした所、恵子さんを紹介していただいた形になります。岩手でも何度かお仕事をなさっていると言うことでしたのでできればお願いできればと
恵子さん
もしそれを処理するとして、焼却処分などはこちらでは請け負うことができませんのでMさんにやっていただくことになります。ほかの処分でも同様です。こちらで請け負わせていただくのはそれがなにであるのか、それに何かが入ってた際の除霊、それをただのものに戻すまでになりますがよろしいですか?
Mさん
問題ないです。気持ち悪さがなくなってくれればいいのと、正直何でできてるのかも分からないような不気味さがあるので。私も親父もこれが何であるのかを知りたいという気持ちがあります
恵子さん
ですね。それと今の所妹さんになんらかの霊障があるようには見えませんので安心してください。おそらくそれの外側に触れたことで一種の警戒状態になってると思われます
Mさん
よかったです。なにもないならそれにこしたことはないので
恵子さん
あとはそちらで準備していただきたいものですが
Mさん
はい
恵子さん
地元のお酒、地元の岩塩、地元の水。できれば水は天然のものを組んでいてもらえますか?
Mさん
かしこまりました。当日までに準備いたします
恵子さん
大体の流れはわかりました。では○日~○日の二泊三日ほどお時間をいただきます。それよりも早く終わりそうでしたらその時点で撤退させていただきますので
Mさん
はい。当日よろしくお願いいたします

Mさんとの通話はそこまで長いものではなく、要点だけを聞き取ったものになります。
恵子さんの場合には音声で聞き取りながら霊視や遠隔でもあれこれ見ていることが多いのでこれくらいの短さでも何の問題もありません。

聞きすぎた所で解決するものはない場合にはこのよう流れが多いです。

日時も決まりましたね
恵子さん
ある日急に出てきた。誰かがその蔵に入れる可能性はない。今ならば出れるかもしれない。海に流してほしいとかそういうものなのかしら
うーんもともと海の方にずっと住んでる人ならそうかもしれませんし、シャレにならない怖い話みたいに山の中から移動してきたとかもないとは言えませんし
恵子さん
その可能性もあるわねえ。どこかに移動されたい、もしくは燃やしてほしい。これかしらねえ
妹さんが寒気を感じるって言ってましたね
恵子さん
ただ見た感じ妹さんも多分それを見てしまって、それに対する恐怖なんかと思うのよね。霊障とかはMさんの方は全く感じなかったし
うーん、なんか難しいようなすぐに終わりそうな……恵子さんならなんとかできそうな……
恵子さん
もしね。人工物であれば私でもなんとかできるとは思うのよ。ただ本当に何かの条件がそろってしまって神様になりかけているとかだと私ではどうにもできないわね。神様っていうのは人が手を出していいものではないし、人が作れるものではないのよ。もし作ってしまった場合にはそれなりの報いを必ず受けることになる。その神様は存在すべきものではないものだからねえ
そうなりますよね。まずは現物を見てみないことには何とも言えないというか
恵子さん
そうなのよねえ
何事もないのが一番いいですね
恵子さん
まあねえ

恵子さんの歯切れの悪い時は大体あまりいい結果にならないことも知っています。
おそらく恵子さんはあまりよくない結果になることを予想していたのでしょう。

恵子さん
焼却できるような所って何になるのかしらね
高温となれば火葬ですけども、あれってなんか書類とかいりましたっけ?
恵子さん
まあねえ
それが箱ごと海に流してしまうとかですかねえ
恵子さん
処理はまあMさんにお願いすることにはなるけども、聞いてる感じだとまあ、人のようねえ
そんな気はしますねえ
恵子さん
Kちゃんどうする?
人だったら見ない方向でお願いします

打ち合わせは軽く終わらせることがほとんどです。
恵子さんはその間にも必要な荷物を選んでいます。
帰ってきたお孫さんと奥さんに挨拶をしたところ、その日の夜ご飯まで持たせていただくことになり恵子さんの道具を風呂敷でまとめて行くことにしました。

いつもの道具ですね
恵子さん
あとは明日愛子さんに糸を分けてもらおうかと
糸ですか?
恵子さん
箱をしっかりと結べるくらいに。縁結びと縁切りが両方できる糸をもらって、それとMさんたちの縁をきり、箱からそれをださないように
なるほど
恵子さん
あとはまあ、それがどこまでの力を持っているのかによるわよね
話だけだと分からない部分がありますからね
恵子さん
まあ、あまり気負わずにいきましょうね
ですねえ。高速を使ったらそこまで時間かからずにつくと思いますが
恵子さん
高速でいいと思うわよ

後日恵子さんは愛子さんから縁切り用にも使える糸を一巻分もらってきていました。
この糸は愛子さんが藍染めや紅染めなどを繰り返して自分で染めているものであり、不思議な色合いになっています。
既存ものとしては存在しない色であり、一回染めるたびに様々なものを込めていることもあり一つの武器というか呪物のような存在ともいえます。

道具はこれで全部でしたら積み込みますね

出発当日の朝に荷物を積んでいきます。
中でも慎重になるのは神様の入った箱になります。
この箱ができるだけ揺れないように安全な場所に設置していくことも大事です。

今回の荷物は非常に少なかったので箱はシートベルトで固定することを選んでみました。
安全度を挙げればこれが一番という形です。

出発前に忘れ物はないのかを確認して恵子さんがMさんに出発する旨の電話をいれていました。この時に大事なのは恵子さんの家の人に合わないようにすることもあるので、恵子さんはMさんとのお電話を終えた後は自宅にいるお嫁さんに電話して出発したのを確認して、でてきてほしいと伝えていました。

出発日によってはこのようなこともあるのですが恵子さんのご家族も慣れているので特に問題はありません。
こうして岩手に向かって出発することになりました。

この記事を書いた人

小さいころから占いに興味があって、色々と勉強しているうちにどんどん好きになり、皆さんにも占いの良さを知ってほしくて記事を書いています。

知り合いに占い師や霊能力者、お寺の住職がたくさんいるので、その方たちにインタビューして記事を書いています。

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