地方で本物の霊能者に出会う方法と注意点

地方の霊能者に出会うにはどうしたらいいの?

霊能者や除霊のできる存在、未来視ができる人に出会いたい。
けれどもどうやってそういった人とコンタクトをとったらいいのか分からない。
この悩みを持っている人は非常に多いと思います。
今回は実際に地方で霊能者としてさまざまな活動をしている恵子さんにそのあたりをインタビューさせていただきました。

今回は恵子さんのような霊能者とコンタクトを取るにはどうしたらいいのか?を聞きたいのですが
恵子さん
うーん、私は過去の依頼者さんからの紹介とか知り合いの紹介とかがほとんどなのよね
そんな感じはしてましたがそうですよねえ
恵子さん
こちらから困ってませんか?とかは聞かないものねえ
ですよねえ……私はたまたま恵子さんと縁があったという感じですし
恵子さん
Kちゃんは昔から家にきてたものね
ですねえ。ただ、そういう環境ってあんまりないと思うのでどうやって出会うのか、依頼まで持ち込めるのか?という部分ですね
恵子さん
そうねえ……ただこういう能力っていきなり出てくることがあるように、いきなりなくなったり、ゆっくりと精度が下がっていったりすることもあるのよ。その時は廃業という感じになるけれども……隠して続けている人もいるわね。私は自分たちが弱ってきたときにどうやって霊的な存在に今後は関与しないのかを伝えるのかも大事になってくるもの
なるほど……
恵子さん
弱らないままの人もいるけれどもね(笑)ただね、体がついてこなくなったら辞め時かとは思うわね。そのためにも必要のない除霊はしないほうがいいし、必ず消滅させるという必要もない。できるだけ一番いい形におさまるようにすることが大事だと私は教えられたし、怖いものは怖い。勝てない存在があるというものを修行をつけてもらった時に体験してるからね
あの恵子さんでも勝てない、丸いものですよね
詳しくは下記をご覧ください
恵子さんの修行実践編。どのようにして祓う人になったのか
恵子さん
ええ。そういう体験をしてる霊能者とか、愛子さんみたいに自分の能力をしっかり把握してる人とかに、たどりつくようにしたいって事だと、完全に人伝とかになっちゃうのよね。ただええ……ほんとうに困ってるとどうにかして私たちの所にそういった話って来るのよね。本当に困っていて神社にお参りしていたら普段いない神主さんや宮司さんが教えてくれるとかね
運がいいという感じなんですかね?
恵子さん
本当に困っている人が自分の家に関する場所でそういった人に出会うというのは人の形をかりた人ではない存在が手を貸して解決させてあげたい。そういうこともないとはいえないのよ。そういった存在からわかりやすく言えばだけども”指名“を受けた場合には断るにも断れないことが多いのよね
だと、本当に困っている場合には自分の家に関する寺社にいってみるといいって感じですかね?
恵子さん
むだな行為ではないと思うわよ。お寺や神社で真摯に拝むというのはすごく大事なことでもあるし。そういう所にたまにでいいから、足を向けることでさまざまなものが目を向けてくれることが多くなるのよ。そのうえで普段の生活態度とかもかかわっては来るけれども何もしないよりは、はるかにいい方向に向かってくれるのは間違いないのよね
極端なあれだとは思いますけども、凶悪犯の人とかが拘置所の中で宗教によって改心して様々な作品を残しているというのもそういうものに通じる感じですかね?
恵子さん
それも間違いではないわね。やってしまったことはもう変えることはできないけども自分がこれからどう罪を償っていくのか、被害者やご家族にどう思うのかを真摯に考えて行動できるように成ればそれを見捨てる神様っていうのはいないとは思うわよ
もっと早くという人が多いですが本当にどうにもならなくなって初めて自分やそういった神様のような存在、他の誰かと向き合うようになった人もいるでしょうからね
恵子さん
そういう気持ちは、皆持ってるものなのよね。なので、そういった気持に気付いてくれる存在というのもいるものなのよね。そういった存在に認識されること、こちらの状態を少しでも理解してもらうことで、それに介入できる存在をそれとなく伝えてくれることもないとは言えないからね。その辺が縁という言葉になったり好意という言葉になるんでしょうね
目次

本物の霊能者には復縁・縁切り・退魔などの得意分野がある!

そういう神託的なものの時は、恵子さんたち霊能者さん側でも分かる感じですか?
恵子さん
わからないことの方がほとんどだと思うわね。私と縁のある人や縁のある神社とかなら、まだ分かる事もあるけれども、そうじゃないものというのはなかなか、分からないものなのよね。それに他県や離れた土地だと本当に紹介でくるから、お告げ的にわかることはあまりないわね
だと、地元の方や縁があっての紹介を狙っていくというのが正統派なルートな感じですかね
恵子さん
ただねえ、紹介がすべていい方向に行くとは言い切れないのよね。紹介でもあまりよくない霊能者にあたってしまったとかも私も相談を受けるから
ですねえ。愛子さん(縁結び、縁きりに特化した霊能者さん)なんかはジャンルが違う場合は恵子さんを紹介してくれるとかもありますけれども
恵子さん
それは愛子さんが本当に特化型だというのを、ご自分でわかってるのも大きいのよね。請け負っても自分で完結できない、より悪化させてしまう可能性が高いという場合だったら、他に回した方が色んな部分でいい方向に行くのよ。何よりも自分の安全を確保することもできるわね
たしかに恵子さんも何度もケガをしたり、そこそこ危険な感じにはあってますものね
恵子さん
相談者さんや依頼者さんに思うのは、こちらは自分の危険を冒してまで除霊に入ることはないですよということを理解していただきたいというのはあるのよね。霊能者に対するメディアや後はこうね、つくられたイメージとして”本物の霊能者は無料で無償で命をかけてくれる“みたいのがあるのよね。本物の霊能者であれば”案件の難易度以上の料金は請求しない“”内訳を聞かれたときに説明できる“”無理だと思う案件はこちらで手に負えないと断る“があるのよ。私は少なくとも自分が対応できない存在や神格持ちとはやりあいたくないという考えでやってるわね。そこの一線を越えていくのはいわゆる”神狩り“と呼ばれる霊能者の中でも特殊な人たちになるわよ
特殊部隊……グリーンベレーのような
恵子さん
神狩りはまあ色んな呼び方があるけどもね(笑)本当にごく少数しかいないけども、神格持ちから、なんらかの悪意を向けられることもそんなに多くないからね

恵子さんのいう神格持ちとは、いわゆる「神社や石碑をもった現段階でも神として機能している存在」になります。
同じ神格持ちでも廃神社や元神格持ちなどは別の存在になり、場合によってはそれらは霊能者でも退魔や巫覡の系譜、攻撃型陰陽師などの場合は対処できることもあるそうです。
そう言った人にたどりつくには霊能者からの紹介や僧職や神職の方からの紹介が多いそうです。
また、それらの方は「攻撃特化」になるので未来視や恋愛相談などではなく、あくまで除霊、退魔が中心になってきます。

本物の霊能者に会う方法とは?

地方で霊能者さんに出会うにはやっぱり人の紹介ですかね
恵子さん
それが一番基本になるわね。一度その霊能者に相談した人からの紹介とかが、ほとんどになると思うわね。でもね、本当に困っているとそういう紹介はされることのほうが多いのよ。広告とか出すわけでもないからね
占いとか軽い未来視とかだと広告だしてる人もいますよね
恵子さん
それくらいだとね。仮に外れたとしても“そういうこともある”“未来があのときとは変わってしまった”で逃げることもできるからね、悪い言い方だけども
ええ
恵子さん
でも、除霊や霊障というのははっきりとした変化がでるものなのよ。霊障が消えることで自宅の空気や相談者の体調や仕事の状態が変わってくる。何らかの変化は体験できるのよね。それが除霊ってものだからねえ
恵子さんも一回でどうにもならない時はそれを伝えてますもんね
恵子さん
そういうことを、ある程度場数を踏んできた霊能者であればわかってるから自分が対応できないものは、他にってなるのよ。私でもダメだと思えば断るし、受けるにしても相談者や依頼者に原因がある場合でその原因が悪質だと思えば私は断らせてもらうこともあるわね。そういう人は、もうそういったものを呼び寄せたり生み出したりしてることもあるから。かならず100%解決しますっていうのはないから、その辺を出して、人を集めている人は個人的にはおすすめできないわね
たしかにすべてなんでも解決しますっていうのはおかしいですよね
恵子さん
紹介してもらう際にもその辺は大事になってくるけども、対面した時に法外な金額とかも注意したほうが良いわね
私が占ってもらった占い師さんも見えた分の金額だけって言ってましたね。後はどうしたらいいのかとかを占ってというか未来視をした際にその分の金額をもらうというか
恵子さん
それが本来の霊能者との謝礼金のやりかたにはなるわね。その案件や相談よりも大きな金額を得ることはないし完全無料というのもないんじゃないかしらね
まれにある感じですか?
恵子さん
こっち(霊能者側)にペナルティがあってもいいという考えの時と、料金をもらうまでもないかなというものだとそういうこともあるけれども
たとえばですがどんな感じですか?
恵子さん
Kちゃんが季節のものを持ってきてくれた時に“帰りは山のほうを通ったほうが良いわよ”とかくらいならその時点で旬のものとの私の感覚で等価交換になると思ってるからそこでOKって感じかしら
あの時は普段通ってる道で事故があったのでタイミングでは巻き込まれてた可能性もありましたね
恵子さん
そういう普段からのやり取りがある人ならってことはあるけども、除霊とかそれなりに準備が必要なもので無料を求めること自体が難しいと考えてほしいわね
心臓バイパス手術を無料でやれよ感謝はしてやるからっていってるよなものですよね
恵子さん
相変わらず例えるのが面白いわよね(笑)

本物の霊能者の紹介をお願いする場合の注意点

紹介をお願いする場合にはどのような人が一番紹介してくれますかね?
恵子さん
心当たりや伝手がまったくないなら神職や僧職の人が一番いいと思うわね。必ずそういう存在を知ってるとかではないだろうけども、そういった職のかたたちって相談されることが多いのよ霊的なものも。そういう人は自分に霊的な能力がない場合には霊能者を紹介してくれることは結構多いと思うわね。私もそういう人たちから仲介されることがあるし
たしかに僧侶の方って相談されることが多いみたいですね
恵子さん
そういう職の方がみんな霊的なものとのコンタクトがとれるわけではないし、本来はそういった案件とかは取り扱わない方が多いもの。儀礼的なお祓いや地鎮はしても除霊とかを本腰入れてできる人のほうが少ないと思うわね。そもそもが霊視や未来視がある程度できても除霊とかはできないほうが普通なのよ。霊能者はそこそこいても除霊や退魔というジャンルになると一気に人数が減るのは、やりかたがまったく違ってくるからなのよ
そのへんはなんとなくそんな気がしますね。霊能者の中でもさらに進んだ部分というか
恵子さん
見えるとか守護霊との対話ができるという人に除霊を望んでもどちらにもいい効果は出てこないのよね。そこだけはちゃんと考えるべき部分になってくるから
だと最初から除霊してくれる人を探していると聞くほうが良いですよね
恵子さん
そこは隠さないほうが良いわね。こちらまで案件や相談が来た場合でもできるだけ正直に答えてほしいのもある。もっとも対面で相談を受けてるときに嘘をつかれてもこちらも大体透視や霊視ができてしまうから相手に対しての不信感をもってしまうことになるし、相談してる人も嘘をつくくらいには、まだ余裕があるとかこちらを信用してないとかになってしまうから最初のイメージがものすごく悪くなってしまうのよ。こちら(霊能者)も人間ですからねえ。こちらも本気で対応しなければならないことがほとんどだからそのあたりの気持ちのやり取りってすごく大事だとは思うの
特に除霊ってどれくらいのランクの霊的な存在が来るか分からないですもんね
恵子さん
とんでもないものとかもあるからね。蓋を開けてみたら冥婚だったとかもあるし
でしたねえ
恵子さん
霊的な存在って人だけではなく動物や昆虫の場合もあるし、もっとあれな場合だと物に霊的な能力を宿らせたり物に生き物の霊的なものを閉じ込めてるとかもある。そういったものに対応できるかどうかもだけども、どういう状態の霊的な存在なのかの判断ができるかどうかとかも最初に出てくるのよね。占いという言葉になってしまうけども、未来視や霊視、透視で相手の気持ちを見る霊能力と除霊に使う霊能力って修行の積み方が違うというかね
恵子さんは結構ハードな感じで修行してますよね
恵子さん
必ずしもそういう厳しい修行が必要ってわけでもないだろうけども自分よりも上位の存在にあたって感じる恐怖は知っているほうが良いのは確かなのよ。その怖さがあれば無茶なことはしないし、自分も依頼者も安全にという考えになる。必ずしも除霊で消滅だけが解決ではない。その時に交渉しての共存や場合によっては守り神のほうに向かうこともある。そういった方法を考えたり提案するためにも自分よりも強い存在を体験してその恐怖を知ることは大事なの
そういった霊能者さんって本当に少ないのでは……
恵子さん
愛子さんもまったく除霊ができないわけじゃないのよ。あの人は縁を切ることを使って霊的な存在と依頼者の関係を切断するとかはできる。ただそのあとの霊的なものが手に負えないものであったことを想定して私を紹介してくれることが多い。それも何でってなれば愛子さんの安全と依頼者の安全を一番に考えた結果になってるわけだし
ああ、ですよねえ……
恵子さん
地方で紹介してもらう場合には、この辺りにも注意したいところではあるわね。都会とかでも、そこまでは変わらないとは思うけども。あとは私なんかもそうだけどもそこまで表立って霊能者ですというのは言わないわね。いろいろと面倒なことが起きたりするから。大体の霊能者はそうなんじゃないかしら
確かにそんな気がします。今日は本当にありがとうございました。霊能者でも祓うという部分に特化した人に出会う場合には伝手や本気で悩んでいることを相談してなんとか縁を作ってもらうということが分かった気がします

この記事を書いた人

小さいころから占いに興味があって、色々と勉強しているうちにどんどん好きになり、皆さんにも占いの良さを知ってほしくて記事を書いています。

知り合いに占い師や霊能力者、お寺の住職がたくさんいるので、その方たちにインタビューして記事を書いています。

目次