岩手の人工の神様のお話?

岩手の人工の神様のお話1

都市伝説やシャレにならない怖い話というものをまとめたサイトがあります。
その中でも「洒落にならない怖い話」は通称、しゃれこわと呼ばれておりメィデアで取り上げられたり映画化やメディアミックス展開なども行われています。

特に洒落にならない怖い話は「創作OK」という条件があり実体験のようにリアルな創作をぶつけあう人も少なくはありません。
その中でも人気が高い話の一つが「リョウメンスクナ」になります。

リョウメンスクナの存在はしゃれこわを飛び超えて人気アニメ呪術廻戦などにも登場しており、多くの人が耳にすることになりました。

しゃれこわのリョウメンスクナは創作だとされていますが、創作には何かしらの元ネタがあることが珍しくありません。

今回は恵子さんとそのモデルになったかもしれない人工の神様をめぐる岩手旅行を敢行してきました。

岩手ですか
恵子さん
おねがいできそう?
大丈夫です。だいぶ気になってた人工の神様の話ですよね?
恵子さん
そうなのよ。どうにもそのリョウメンスクナに近いものはあるみたいなのよ
もっとたどっていくと仁徳天皇の時になんか出たとかそんな記載もあるらしいですよね
恵子さん
まあ、あれは種族になる宿儺族とか土蜘蛛とかからんでくるのは私も避けたいわねえ
私もその辺は避けたいしお断りしますね。でもそれとは多分違うんですよね?
恵子さん
まあ一応聞いてる話だと、複数の人間もしくは生きてる人間に死体の一部を縫い付けて即身仏にしたって話なんだけども、顔は二つ、腕は四本、下半身は一つになるわね
しゃれこわのも、そんな感じですね。あれはシャム双生児を人間を使った蟲毒を得て即身仏にして呪物にしたって話でしたけども
恵子さん
人間の蟲毒で即身仏だと結構難しい気はするわね。あれは漆とか銅とか飲みながら鋼中毒とかで皮膚の質も変えていくのも大事だから。そうやって毒を飲んでいってまで命をささげて即身仏となるという時代であり、即身仏が生まれる頃っていうのは大飢饉とかをどうにかして止めるために人のために苦行を重ねて即身仏になった人が神様に対して交渉するというものや武器になるみたいな部分があるから呪物になるかって言ったらそれは多分作り方が違うとは思うのよね
ですねえ。即身仏の衣替えの時ってその袈裟とかのご利益があるからって歯切れの一部をお守りにいれて分けてくださることもありますし
恵子さん
そういった知識に乏しい寒村とかでどうにかして供物をつくろうとなったときに、そうやってパーツを縫い付けたか死体を縫い合わせてミイラ化させたのかとは思うのよね。あと、ほら、あのアニメの
私みてないんですけども呪術廻戦ですよね
恵子さん
私も読んでみたんだけどもあんまりよくわからなかったわ。たぶんあれはリョウメンスクナという名前と猿の手の組み合わせなんじゃないかしら
猿の手ってあるんですかね
恵子さん
完全に同じじゃないけども願いをかなえるたびに指が折れるやつなら昔芽衣子さんが作ってたわよ
なんというか、私も人外の活動をする方になれつつあってそれはそれでちょっと切ない気持ちになってるんですが
恵子さん
私は分野外だからそんなもの作れないわよ
………………………
恵子さん
あなたには危ないことは起きないから、安心して
ぺい………………
岩手って意外と雪が降るから山奥とかだとまあ大変な時代もありましたよね
恵子さん
東北は等しく貧しかったからね。その中でどうやって生き延びていくのかは大きな課題だったわね。だからいわゆる差別問題とかもまったくなとはいえないけども全国の比率で見ればすごく少ない。これは差別問題以前に生きるか死ぬかが常に目の前にあったからと考えていいかもしれないわね
ですねえ。私もおおむねその考えです
恵子さん
特に大飢饉の後の冬とかは悲惨だったと思うわよ。食量とかは江戸とかの都市部になるしそれすらも高額なうえに量も少ないから暴動が起きる。山間部は飢えと一緒に雪が今度は苦しめてくる。糞尿であっても口にしたでしょうし犬猫も食料として泣きながら食べたとかの記述もある。そしてやっぱり人もそうなってしまう
人が人を食うと畜生になるという言葉もありますが、いまだと人の細胞を摂取することで狂っていくメカニズムの解明がされてますけども碧の当時はそういうのがわからないから食べて発症したらあれは人を食ったからだといわれた感じはしますよね
恵子さん
ほかの地区から来た人間を襲撃して肉にしてから持って帰ってこれは馬の肉だといって食わせたとかもあるわね。これはどこというわけでもなく割と全国で
なにかで迷い込んでしまった外国人が人の姿をしているけれども人ではないから食材にしたとかもあったみたいですねえ
恵子さん
まあ、赤身の肉があればそういうときだとしっかりと煮込んで食べるのも致しかたないわね。近代でもアンデス山脈に飛行機が墜落して亡くなったかたをたべて飢えをしのいだというのもあったし
アンデスの聖杯でしたっけ?映画にもなったやつですよね。それより前のだと開拓とかそういうので開拓地に向かっていたドナー隊の悲劇なんかも採取的に亡くなった人を食べて生き延びたといいうか
恵子さん
極限状態になった時には食べてしまうかもしれない。でも、人として生々しい部分として腕や顔はそのままにして腹だけを食べというかね。その腕を使って人工の神様をつくってその神様に自分たちの罪を背負ってもらったんじゃないかなって考えもあると思わない?
恵子さんは信賞必罰の考えもってますもんね。たしかに人を食うというのはいつの時代も禁忌であり罪の中で大きなものになりますからね。ましてその状態であれば腕が転がっているのを見たくない。なら一つにまとめてしまおうとかそういう考えもでるかもしれませんし
恵子さん
あなたのそういうところ大好きよ
ありがとうございます。ただ恵子さんがそういう話を持ってきたってことは現物があるってことですよね
恵子さん
一応あるわね、ただしそれが本物か偽物かはわからないというのも真相でもある
仮にですが本物だとしたらまあ、それなりに怨念や苦しみなんか背負ってそうで嫌ですね
恵子さん
保存している方も蔵にそんなものがあるとは思わなかったって言っててね
じゃあわりと最近なんですかね
恵子さん
はっきりとはわからないんだけども10年以内に見つけたとは聞いてるわね
地震の後に出てきた感じですかね。海沿いです?
恵子さん
海沿いで山もすぐそばね
大体の場所はなんとなくわかりました。荷物とか準備に入りますね
恵子さん
人工で神様の入れ物を作ってもその中身をどうしようとしたのか。仮に中身が入っていたとしてもそれは本来はいるべきものではない
そこは恵子さん次第ですよね。私はあくまで運転と荷物運びですから
恵子さん
そう、ちょっと今回は珍しく好奇心があるのよね。普段だったらあまりそういうのはないんだけども
そんな感じはしますね
恵子さん
Kちゃんはどう考える。人工の神様って
うーん、人の形だからまあ何かが入りやすいというのはあるかもしれないですよね。
ただ私はそういったことに詳しくはないのでその中身がなにになるかがいまいち決めかねますが……神様なのか呪物なのかで変わってくると思うんです。こう、だれを恨むとかではなく政府や時代や世界を恨むようなものじゃないですか大飢饉って。自然災害での飢えってどうにもできないものだから少なくとも近い人を恨むとかではなく本当に遠い存在を恨む気がしますね
恵子さん
現物を見たら私もそのへんはわかるかなとは思ってるわね。もしそうであったらどうにかして土に返してあげれらるように手配していただきたいし。それに、もしかしたら人ではなく山猿とかを使っている入れ物かもしれない。ただ聞いてる話だと若めの少年みたいな感じなのよね
切ないですね
恵子さん
急に出てきたのも、もしかしたら何かの合図なのかもしれないっていうことで、岩手の方から私を紹介されたらしくて
まあ確かに何かあったら吹っ飛ばすので安全度は高い気がしますね
恵子さん
「うちの神様は自然界の神様なのよ。それに対しての人工の神様というものは何だろうと思ってしまってね
形はやっぱり顔が二つにですもんねえ。ただ、もともと日本って阿修羅って概念や西遊記のナタのような概念もあるので顔が二つはきになりますねえ
恵子さん
そこも考えたのよね。日本って奇数が好きだから顔が三つだったらなっとくできるんだけども
ですねえ
恵子さん
で、二泊三日くらいで回ろうかと思っていて
ですね
恵子さん
で、一応こっちの道具としてうちの神様も連れていく予定
後ろ倒したらフラットに近くできるので大丈夫ですよ
恵子さん
まあ無理だと思ったら私も断らせていただくつもりで入るわ。こればかりは深入りしてはいけない案件の可能性もあるし
ですね。安全第一で行きましょう。しかし、しゃれこわだと岩手の山奥の寺にリョウメンスクナがあって、それを本当は京都のどこかのお寺に移動させるというのを息子さんがさぼって移動させずにいて工事でその箱を開けてしまって開けた本人達は亡くなって見た人もあまり長生きできないという話なんですよね
恵子さん
こっちは見た人というか持ち主は特に何ともないのよね。何か起きましたかって聞いても何も起きてないし。むしろもう燃やしてほしくて出てきた可能性もあるし
意図せずにそうやって残された場合だとその線のほうが強くないですかね
恵子さん
私もそうだと思うのよね。ただ、もし万が一人と仮定してその場合にはどこでそれをお願いしたらいいのかもでてくるのね
ですねえ……その辺はお寺の人とかにお願いするしかないと思いますし、持ち帰るわけにもいきませんし
恵子さん
できれば人じゃないというか人を使ってもベースになるものが人じゃないといいなあって思うわね
何で、できているかわからないっていうのは怖いですね
恵子さん
依頼者も同じこと言ってるわね
でしょうねえ
恵子さん
「もう少ししたら打ち合わせの電話いただくからあなたも一緒に聞いていくでしょ?
正確な場所とか教えてもらわないといけませんからね。ケーキごちそうさまです。おいしかったです
恵子さん
おかわりは?
いただきます

こうして人工の神様に会いに行くことが決まりました。
場所ははっきりと公表することはできませんが、しゃれこわの山奥のお寺という場所ではないことは確かです。
岩手の山奥という部分になると限定されやすいことなどもありますが、今回はおそらくしゃれこわのリョウメンスクナとは関係がないとは思われました。

しゃれこわのリョウメンスクナって本当に元ネタは何なんだろうなって思いますね。創作ではあるんだろうけども元ネタって必ずあると思うんですよね
恵子さん
だいたいは、そういうものがあるわね。リョウメンスクナって言葉自体がそこまで広まっているものではないし、漢字での両面宿儺も一見すると読めない人のほうが多かったんじゃないかしら
「だと思いますね、新興宗教の教祖が呪物としてシャム双生児で人間を使った蟲毒を行い、リョウメンスクナが移動したところで地震がおきている。最後にそのリョウメンスクナをつくったとされる教主は自死してるんですけどもその願いが日本の滅亡であり、翌日に関東大震災が起きたって話なんですよね。なので東日本大震災にもそのリョウメンスクナが関係しているなんて話を考えてる人もいますね
恵子さん
なにかこう、そこまでの力を人を人に食わせていったとしてもできるかというと難しい気はするわね
私はゲームをする人間なので、こう自分を供物にして邪神に願いをかけるというとドラゴンクエスト2を思い浮かべてしまうんですよね。ラスボスのひとりが邪教の大神官ハーゴンであり、ハーゴンを倒すとハーゴンは自分を供物にして邪教が信じる破壊神シドーを呼び出すんですよ。でこのシドーが腕が6本なんですよね。なので、リョウメンスクナのもとのお話自体はこのドラゴンクエスト2をPlayしたことのある人がやったんじゃないかとおもうんですよね
恵子さん
近い感じはするわね。自分を供物にすることで願いを完成させるというのは弥生時代あたりからあるといわれてるし
即身仏も自分を供物にして願いをかなえてますからね
恵子さん
日本は結構命を使った儀式が一般化してたからね、洪水を収めるために人身御供や人柱なんかもあったし
中国なんかだと富や権力の象徴として生きた人間を亡くなった王様や権力者と一緒に埋めたとかがあって、毎回それだと優秀な人材も消えてしまうということで兵馬俑がつくられたっていうのもありますよね。ほかにも胎児とか乳幼児の肉とかは漢方として重宝されたとかも聞くので文化の違いって怖いですよね。ちょっと前にも国外に輸出した滋養強壮の漢方材の材料をサルの胎児としてたけども調べたらサルではなく人の胎児や乳児だったという事件もあったのでまだまだそういう食人文化はあるのかもしれませんね。三国志なんかでも遠くからきたえらい役人が道に迷ってしまって家に泊めてほしいというのに対して、もてなすために自分の妻や子供を刺身にして出したことに感動してその男性を部下として取り上げたら大活躍して、本当に大事な存在を目上の者に出せる忠義や才能、機転の速さなどをたたえる美談になってるのもすごいですよね。基本的には食人だと思うんですが
恵子さん
日本だとそういうのはないからねえ
これも都市伝説なんですけども、中国の山奥でしか食べられない幻のラーメンを食べに行ったけども、過去にそれを出した人がもう出せないから帰ってくれというのをお金はいくらでも出すのでと食い下がって出してもらったってのがあるんですよ
恵子さん
「あらやだ
で、出てきたものは黒いラーメンで不思議な味がしたけども持ってるすべてのお金を渡して帰ろうとしたら子供が一人減ってるです。で、つくった人が貴方が食べたのはそういうことです。なのでもう作れないといったんです。でもあなたは作れといった。それを背負っていってください。っていう話なんですがこれも長いことある食人文化からなんだとは思います。仮に用事を食材にしたとしても黒い面にするのは難しいと思うんですよね、ただ創作ってこういう感じに何かしらの元ネタがあるんでそこは私も気になりますね
恵子さん
現物見ないと何でできてるかはわからないからねえ……写真もできるだけ撮りたくないって言ってるし。でもその撮りたくないっていうのは私もすごくわかるから強くは言えないし
ですねえ。私もまれにですが保存しておくのも嫌なこともありますからね
恵子さん
もしもね、悲しい結果だったらその時は手を合わせてほしいのよ
もちろんですよ。しっかりと手を合わせていただきます

この記事を書いた人

小さいころから占いに興味があって、色々と勉強しているうちにどんどん好きになり、皆さんにも占いの良さを知ってほしくて記事を書いています。

知り合いに占い師や霊能力者、お寺の住職がたくさんいるので、その方たちにインタビューして記事を書いています。

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