現役イタコの恵子さんは人だけではなく、様々な物を除霊してきた実績があります。
今回は除霊後の呪物たちについての体験話をお伺いしてきました。
いわゆる「いわくつき」といわれる品物の除霊後は、普通のアクセサリーなどに戻ります。
ですが、特殊なものなどを除くとそのほとんどは「処分してほしい」といわれるらしくすべてではありませんが恵子さんが引き取り保存しています。
古道具屋さんなどが定期的に来て買い取ってくれるそうですが……。
恵子さんの家の蔵は小さめですが元々、お米などを保存していたこともありしっかりとした作りです。
湿気なども少なく、定期的な掃除や手入れをしているので空気がほこりっぽいなども感じませんでした。
指示されて下したのは木箱であり、30センチほどの大きさになります。
持った感じは重みはありませんでしたが蓋をとどめている紐が厳重な状態であることから中身はいわくのあったものだと感じました。
箱は大きさは違いますがどれも同じように厳重に封がされています。
中にあるものが安全な状態だとわかっていても、どことなく心をざわつかせてしまう感じというのはこういうものなのかもしれません。
すべて床におろして、箱の置かれていた棚のほこりをおとして水拭きし、そのあとにからぶきをします。
箱を開けてでてきたものは何かのうろこのようなものでした。
うろこ1枚にたいしてはずいぶんと頑丈な紐の封であり、箱も大きいのではないだろうか?と正直感じました。
恵子さんのところには「なんとなく怖い」「なんとなくい持っていたくない」というものも多く持ち込まれます。
その際にも、必要な人に譲渡したり霊的な活動に使う人がいれば譲渡したりして物をなるべくため込まないようにしているそうです。
恵子さんが言うには「断捨離の一種」であり「道具は行くべきところに行くべき」という考えのようです。
水晶などもですが、自然物は様々なものを取り込んだり封印したりするにも適しているらしく、宝石などもですが半化石のような虫や生命体が閉じ込められた琥珀なども霊媒としては上質なものにすることができるそうです。
宝石などはダイヤモンドなどもですが、ヒスイやメノウなどの自然水などで形を作られていくものなどを選ばれることが多く人の手でしっかりと加工しなければいけないダイヤモンドなどは呪物ではない使われ方が多いともいわれるそうです。
作ったひと、使われたひと、素材になったものたち。
それらが最後を迎える時にできるだけ穏やかなものにと考えている霊能者は非常に多いです。
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