お参りなどで持ち込んではいけないものってありますか?
井上さん
これも必ずというわけではないんだけども 犬猫といった小動物系のものかな。極端だけども猿田彦神社に犬は連れて行っちゃだめでしょ
ああ、なるほど
井上さん
神様によってはよくない動物とかもいるからね。これもそこまでガッチガチにする事はないけども一応そういったものがあるという考えを持っておくといいかなという感じかな。あとは家の関連で相性の良くない神社やお寺かな。将門信仰をしてるなら源氏系にはいかないほうが無難だよね。逆も同じ
靖国神社とかはどうですか?
井上さん
戦後のものとかは誰が行くのも問題はないかな。ただああいった慰霊に関した神社では本当にバカなことはしないほうがいい。どんな人の恨みを買うかわからないからね。場所もいいし、風景もきれいだし俺は好きだよ
一定数いますからね神社でバカなことをする人って
井上さん
神社でも駄目だけどもああいう弔いのための場所っていうのは特殊なんだよ。帰る家がみつからないひと、帰る場所がもうない人、帰ってくる人を待つ場所、人の気持ちがたくさんある場所で願いとかではなく安息と鎮魂のための場所だからね。逆にあの場所に行って急に静かになる子供さんも少なくない。ここに遥か昔の家の人がいるんだよと言われてその場の空気を確かめるとかね。全国にあるけれども、どこでもあの空気は同じだし騒ぐべき場所でもなければ、さわげる場所でもない。ああいった場所でバカなことできる人はもう人じゃないんだと俺は思うよ。どんな考えを持つのも自由だけども仏さんになった人の気持ちを踏みにじる人っていうのは活動家でもジャーナリストでもない、ダダの人間以下の存在であり人間でもないね
ばっさりですね
恵美さん
うんむ
井上さん
神社もねえ、回りに慰霊碑とかある場所は基本的に同じ。本当にバカなことしないでほしいし、そんなことができるの自分がかっこいいんじゃなくバカ丸出しなうえに神様や仏様からも本人だけじゃなく家の方にも様々な災厄がいっちゃうことがあるからね
神社とかが何個か固まってる所だと正面が見つからなくて横から入ってしまうことがあるんですが
井上さん
出るときは正面からなら大丈夫。そこまでこまかなことで目くじらは立てないよ神様も仏様も。せいぜい変わったところからはいってきたなとか入り口がわかりにくいかとか程度だねえ
(笑)
井上さん
あとはいないと思うけども、境内にはいってから化粧直しとかね。これは外トイレとか車の中でやってきてもらえれば。境内に入ってからはちょっと良くないね。唇が渇くとかだったら入る前にケアしてもらってマスクしてもらってのほうがいいかな。匂いを好まない神様とかだとちょっと嫌な顔をされるかもしれない。まあそんな非道いことはないけども帰りにこけたりするかもしれないからね。特に祭神が女性だったら身なりは入ってくる前に整えてほしいかな
男性神と女性神でタブーとかはありますか?
井上さん
それこそ女人禁制の所に無理やり入っていくこととか、ジェンダーだから入らせろとか。女性の何を禁止してるのかと言うのは月経の経血になるからね。体が女性であれば入山できませんとかになってくる。山の神様とかだと女性が多いからその匂いや血液が残っていたりするとそれがケガレという枠にはなるかな、そこまで無理やりに入る必要もないし、体の性別で分けている部分は守ってほしいくらいかな
今はすごくその辺のジェンダーの活動とかで体は男性だけども性自認は女性、年齢の自認も12歳で同性愛者のレズビアンだから女子高に入れろとか言ってくる人がいますからね
井上さん
悪いことは言わねえからそういう人は出家した方がいい。神仏にすがった方がい。そうすれば本来の自分の性別も年齢も本当にどれなのかを見つけることになる。誰も不幸にならない
ばっさりだあ
井上さん
そういう迷いは仏様にすがるのが一番だと昔から言われてるからねえ。他の人とは違う自分がしたいのか、それとも迷いがあるのか。いずれにしても御仏は救ってくれると教本にも書かれてなかったか恵美くん
恵美さん
ありましたねえ
井上さん
体は男性だけど自認は女性であれば女人禁制に入らないでもいいでしょうし。神社の指示に従ってくださいになっちゃうよねえ。俺は無理に入ってもいいことはないと思うし、女人禁制って女性が昇るには厳しいところに本殿があったりするんだよ。途中で命を落とすとかも昔はあったからね。女人禁制って色んな理由も由来もあるけども女性に対する優しさも俺は入ってると思うよ
ですねえ。結構ハードな所にあることが多いですし、私も10年くらい登山してたことがあるんですが私でも上りたいとは思わない場所にありますね
井上さん
そういう場所に対しての主張はまだあんまりないんだろうけども、差別ではなく、いたわりや思いやりだと理解してほしいよね
境内の石を持って帰るのもだめって言いますよね
井上さん
石に限らず境内にあるものは、神主や巫女を含めてすべて神様のものですし、寺の境内であれば御仏のものですよ。持って帰るというのはそういう場所で窃盗をするといった感じになりますね。石だけじゃなく持ち帰りは基本的にNGですね。持ち帰る代わりにお守りやお札とかを売ってるわけなので。カバンとかに葉っぱがついてきてしまったとか故意に持ってきたわけではないから一晩ティッシュとかにおいて仏壇に置かせてもらって自然に返してもらえれば。そういう場合は仕方ないけれどもそうじゃないなら持ち帰りはNGですね
巫女さんたちも神様のもの、改めて言われたらそうですよね
井上さん
神に仕えるものが神職、御仏に仕えるものが僧職なのでそういう枠になりますよ
お守りとかの購入をしたくない人が記念品に持って帰るんですかね?
井上さん
その辺もですけども、倫理観ですよね。装具を剥がして持ち帰ろうとする人もいますから。破損にもつながるのでそういうのもだめですね。本当に倫理観とかモラルになってしまうのを毎回説明するものねえ
(笑)
お札とかの処理って神社とかに持って行っていいものなんですかね?
井上さん
基本的にその神社でもらったものであれば新しいものをいただいた時に引き取ってもらってもいいと思いますよ。お焚きあげの時に参加できないなら、そういう方法もありですし、ほかの神社のお札とかをお願いするときは事前に一度電話とかで問い合わせておくといいですね。あとは供養祭の時に持っていくとかもありですよ。人形供養の際に一緒にお札や熊手とかをお願いしてきても、まあそこまで問題でもないかなあ。効果が無くなったら普通に捨てても問題ないんですけども、お守りやお札ってそういう気持ちとして無理な部分がありますからね。だったら問合せして参拝の際にお願いした方がいいかも。寺院でもたまに引き取ってくれるときもあるので頼みたいときは電話で社務所とかに問い合わせた方がいいですね
お守りやお札ってデリケートなものですよね
井上さん
そう感じてくれる人はちゃんとした処理をしますよ。そうじゃないものを見る人が持ち帰りとかをするんでしょうし
そうなるんですかね
井上さん
神様も御仏も基本的に大きな心ですよ。それに対して胡坐をかくのは問題だけど
このような服装はNGとかはありますか?
井上さん
それも基本的にはあまりないんですよ。華美な服装は段差などがあるのでそこで服が破けたりひっかけたりしなうようにでもありますし。歩きやすい格好であれば何の問題もないですよ。肌の露出とかも樹木が多いので虫刺されなどを心配してる部分もありますし。理由があるものはそのまま参拝客に対する心ですね
なるほど……すごくちゃんとしたもてなしの気持ちがあるわけですよね
井上さん
やっちゃいけないことと同じように良識と常識の範囲であればNGはあまりないという感じです
逆にこれをやった方がいいというのはありますか?
井上さん
きちんとした手順で参拝し、入る前と出るときに一礼することですかね。あとはできれば境内や敷地内を散策していくことで普段心の中に貯めたものを溶かしたり落としていくこともできます。憑き物落としとは言ったものでそうやって参拝して散策するだけでも気持ちって変わっていくんですよ。お守りやお札も無理に買うこともないです。何かを持ち帰るなら購入してもらった方がいいですね。御朱印なんかも参拝した記念とここに来ましたという印ですから。感謝の気持ちを持って回ることが一番です。回り方がわからない時は社務所などで聞いてもらえれば
社務所の方ってなんか声がかけにくくて
井上さん
気軽に聞いてもらって問題はないですよ(笑)
祭神が武将だったり、神様だったりで違いはありますか?
井上さん
神様になってる段階でそこまでの違いはないですね。同じようにしっかりとお参りしてもらえれば。中にはご神体が馬だったり牛だったりとかもありますし
お稲荷さんとかですか?
井上さん
稲荷神社系は眷属が狐という感じですね(笑)もともとはスサノオの系譜ですし
牛とか馬とかもたしかにありますね
井上さん
そういった所でも神様であれば変わらないですし、神格を持つまでの修行をつんでいたりするので人間から神になるよりも大変だったりもしますからね
お供えとかってどうなんですか?
井上さん
普段から管理者のいる神社なら許可をもらってになりますね。それも問い合わせた方がいいですね。普段から管理者がいないお社などの場合にはお神酒とかくらいなら……食物とかは野生動物とかがやってきて結果的に神社の傷みをすすめてしまうなどもあるので
最近だとお供えとかも販売しててこれを置いてくださいとかも出てきましたよね
井上さん
どうしてもお供えしたいときはそれがいいですね。気持ちとしてはお賽銭やお守りなどの購入で十分です
こうして改めて聞いてみるとはっきりとした線引きというよりも、参拝する方にやさしさとしてのルールですよね
井上さん
赤ちゃんとかもベビーカーだと段差があるので気を付けてほしいことなどがあっても来ないでくれとかはあまりないですね。ただ”書かれていないことは何をやってもいい“”過剰なサービスを求める“というのはよくないですね。スタッフではなくそこにいるひとたちはすべて神様、仏様に仕える存在ですから
小さい子を連れていく際の注意点はありますか?
井上さん
お菓子の食べ残しとかを境内に捨てていかないでほしいですね。ぐずるからお菓子やジュースを与えた場合にはゴミは持ち帰るのが原則になってます。食べ残しとか捨てていかれると虫がきちゃうんですすよね。寺院とは木造で修理するにも木材が徳中だったりすることもあるんですよ。木造の鳥居などの神社やお社が木造でも同じことになります。虫っていうのは本当に天的になるので虫があまり言ことないように杉などを植えてる神社も多いんですよ
確かに杉多いですね
井上さん
あとはお真理の手順が違うからといってお子さんを叱らないでほしいですね。手を合わせるだけでも十分です。何回か来るようになってやっと覚えるとかでいいんですよ。泣いたりぐずったりしてもそこまで問題はないです。小さい子で頑張ってきてくれたということの方が大事ですね。疲れたり、今からだと熱中症とかが心配な場合にはむりに参拝などをしなくてもいいとおもいますし
ベビーカーとかはどうですか?
井上さん
赤ちゃんに無理に参拝はさせないほうがいいと思いますね。思わぬ暑さや虫もいますし、新生児や乳児は厳しい場所にある神社などは避けていく方が無難です
とてもいい話だった気がします
恵美さん
気のせいだと思う
井上さん
まあバカなことさえしなければいいかなって俺は思うくらいかな。書いてないからやっていいとか、言い出すのがいるからルールが細かくなっているのはあるけれどもね
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